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発達障害の人でもカウンセラーになれるのか。


※ここでの発達障害とはADHD、アスペルガー障害、LDといったひと昔でいう軽度発達障害を指します。


例えば、アスペルガーの人は相手の気持ちに共感することがなかなかできないので、カウンセラーに不向きであるイメージがあります。


また、発達障害の人は能力に偏りがあるので、常識的に知っていることを知らなかったり、周りの雰囲気でどうすればいいかをつかみ取る感覚にかけているところもあり、一見するとカウンセラーにはなれないという印象を抱きがちです。


しかし、「発達障害=カウンセラーには不向き」とは一概には言えません。


例えば、常識があまりわかっていなくても、カウンセリングではクライエントをしっかりと支援できるカウンセラーは非常に多いです。


カウンセリングは専門的な関わりを必要とするので、カウンセリングに関するセンスと自分に合ったスタイルが確立できれば、かえって発達障害を持っている人の方が優秀なカウンセラーであったということも珍しくないのです。


結論を言えば、アスペルガーでもカウンセラーにはなれます。


私の周りでも「アスペルガー」を公認しているカウンセラーはたくさんいます。


しかし、クライエントに喜ばれるカウンセラーになるためには不断の努力と勉強が必要です。


その志があれば、だれでもカウンセラーになれると私は思います。


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2018.01.19 Fri l カウンセラーになりたい人へ l コメント (0) トラックバック (0) l top

こんにちは。


今回はケースワークとカウンセリングの違いについてお話をしたいと思います。


どちらも相談支援という枠組みでは同じものなのですが、理論背景や専門性は全く異なります。

  

まず、ケースワークとは社会福祉士や精神保健福祉士が行うものです。

一方でカウンセリングとはカウンセラーが行うものです。


ケースワークの基盤は法律です。

DV防止法や児童福祉法、障害者福祉法など、福祉の法律に基づいて相談を受けます。

そのうえで、法的な立場から助言を行ったり、場合によっては関係機関と連携を取り合って、支援をしていくのがケースワークです。

外側から支援をしていくというイメージです。


一方で、カウンセリングはクライエントの内的な気づきを引き出していきます。

もちろん、法的な知識による助言や関係機関との連携も取ることはありますが、原則はクライエントの思いに寄り添って、クライエントが答えを見つけていけるように支援をしていくのがカウンセリングです。

内面を支援をしていくというイメージですね。


具体的な例を挙げてみましょう。

病院で知的障害と診断された子どもを持ったお母さんが相談に来られたとします。

ケースワーク的な対応を取るとすれば、まずは療育手帳があるかどうかを確認し、ないのであれば療育手帳の取得を促すかと思います。

その上で、医療機関との連携やデイサービス、療育機関を紹介し、お母さんが楽に過ごせるような支援を一緒に考えるかと思います。


カウンセリング的な対応を取るとすれば、お母さんがどうしたいのかを丁寧に聴いたうえで、お母さんの心の整理ができるように寄り添っていくような支援を私ならするでしょう。その上で、お母さんが今の現実(知的障害の子どもとどう関わっていくか)に向き合えるように一緒に考えていきます。


こうしてみると、カウンセリングの方が支援としては曖昧な印象を持たれやすいですが、これがあってやっと現実に向き合えるというお母さんもいるのです。


もちろん、ケースワークもカウンセリング的な関わりを必要とする場合もあるし、カウンセリングもケースワークの視点を取り入れないといけない場面もあります。


まあ、両者は似て異なるものなので、カウンセラーを目指すのであれば、これらの違いはしっかりと理解しておくことが大切だと思います。



ケースワークを勉強にするのにうってつけの本です。




2018.01.08 Mon l カウンセラーになりたい人へ l コメント (0) トラックバック (0) l top

こんにちは。


いかがお過ごしでしょうか。


カウンセラーを目指している人にお会いすることがあるのですが、昔は「カウンセラーになりたかったらどんな資格でもいいですよ」と言っていました。


臨床心理士をはじめ、産業カウンセラーやメンタルケア心理士、チャイルドカウンセラーなどはすべて民間資格で、後は信頼性の問題しかありませんからね。


その中で臨床心理士が一番信頼性が強く、就職に有利なのですが、費用や労力を考えるとかなり大変です。


「開業したい」「何でもいいからカウンセラー資格が欲しい」というだけであれば、昔はどんな資格でも問題にはなりませんでした。


しかし、今年になって公認心理師が施行されてからは、「まずは公認心理師を目指した方がいいよ」と言うようにしています。


公認心理師は国家資格です。

おそらく、業務独占資格(公認心理師しかカウンセラーはできない)というところまでは行くことはないと思いますが(行っても時間はまだまだかかると思います)、国家資格は国からの恩恵が受けやすくなるので、就職にはかなり有利となるはずです。


ただ、当面は公認心理師だけで就職できるかというと、かなり難しいと思います。

できあがったばかりの資格を現場に反映するのにはかなり時間がかかるだろうと思います。


そのため、臨床心理士とのダブルライセンスは必須でしょう。


公認心理師を取ったうえで、臨床心理士や産業カウンセラーなどの民間資格を取得することで、就職にかなり有利となるはずです。


特に医療現場では公認心理師でないと心理検査やカウンセリングができなくなるようになってくると思うので、医療現場では必須となると思います。


なので、カウンセラーになりたいのであれば、民間のカウンセラー資格とともに公認心理師も取得するのが大切かと思います。


カウンセラーの資格はこちらのサイト から見ることができます。


2017.11.09 Thu l カウンセラーになりたい人へ l コメント (0) トラックバック (0) l top

こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。


昨日は職場の歓迎会に参加しました。

なかなか有意義な時間を過ごせました。


歓迎会でベテランの保育士さんとお話していたのですが、皆さん「よく関わり方を失敗して、反省の毎日です」と言っていて、あんなに上手に関わっているのに、失敗に気づけるセンサーの高さにびっくりしました。


プロとして働く上で一番の能力は「失敗に気づけるセンサー」だと思います。


例えば、カウンセリングは一対一でカウンセラーとクライエント以外、誰もいません。

つまり、何が失敗か成功かなんてカウンセラーが自分で気づくしかないのです。


できないカウンセラーの多くは、「失敗に気づく力」が少ない傾向があります。


「ああ、こういう風な言葉遣いは失敗だったなあ」

「しまった、こういう風に言えばよかった」


そこに気づける力が少ないと、

「ああいう風に受け取るなんて、なんて傲慢なクライエントだ」

と、カウンセリングの失敗をクライエントに押し付ける結果になります。


ダメなカウンセラーの特徴は、失敗をクライエントのせいにすることです。


失敗をクライエントのせいにした瞬間、「このクライエントだからよくならないんじゃないか」と思った瞬間、それはカウンセラー自身のダメダメさを露呈しているようなものです。


もちろん、私自身も未熟さゆえに失敗をクライエントのせいにしてしまうこともあります。

そして、しばらくして「自分のせいだった」と振り返ってしまい、かなり自己嫌悪に陥ります。

また、そのことを人から指摘されて憤ることもあります。


まだまだ未熟ものです。


昨日学んだ、謙虚に失敗に気づく、自分を見つめていくセンサーを向上していけるように、日々精進させていただきます。






2017.06.04 Sun l カウンセラーになりたい人へ l コメント (0) トラックバック (0) l top

こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。


私は先日姪っ子と遊びました。楽しかったです。


今回は「カウンセラーに絶対に向いていない人」についてお話したいと思います。


カウンセラーに向いている人はどんな人か・・・と言われると、結構言うのが難しいのですが、向いていない人と言うのは断言できます。


それは、「俺がこのクライエントを治してやったんだ」「自分はカウンセラーとしてできる」と思っている人です。


特に最近の臨床をDoing(何をするか)に焦点が合ってしまいやすいのと、職場で成果主義になってしまいやすいこと、さらにクライエントを効率よく治療する方法が出てきていることもあり、「カウンセラーがクライエントをどう治すか」に意識が向きやすい傾向があります。


でも、教育にしろ、医療にしろ、支援にしろ、その人が良くなったのは、その人自身が頑張ったからに他なりません。

どれだけ良い教育や医療、支援を受けたとしてもその人が頑張らなければ、成果は出てこないのです。


これは非常に大切なポイントです。


優秀な教師や医者、支援者ほど、良くなったのは「この人が頑張ったからだ」と思います。

優秀な経営者ほど「みんなが頑張ったから職場が良くなった」と思います。

優秀な親ほど「この子が頑張ったからこれだけ立派な人になった」と思います。


決して、「私のおかげで良くなった」とは言いません。


カウンセラーも、良くなったのは「私のおかげだ」と思っている人は、正直言って向いていないだろうと思います。


誰も他人を変える力はありません。

ただ、その人が歩きやすいように自分を変えることしかできないのです。


カウンセラーの仕事は、クライエントが進みやすいように支援をし、時には有益な情報提供を行い、一緒に歩み励ますことだけです。

そして、問題に対して一緒に考えていき、クライエントが答えを出せるように聴いていくことだけです。


どうぞ、これからカウンセラーを目指す人はこのことを胸に刻んでください。


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このカウンセラーに絶対に向いていない人と言うのは、実は20年以上前に、心理臨床家の大家の河合隼雄先生がすでにおっしゃっていたことです。

当時はその言葉の意味がわからなかったのですが、最近になって、その重要さがわかってくるようになりました。

クライエントの頑張りを支えていく姿勢というのがカウンセラーにとってとても大切な要素だとしみじみ実感しています。



2017.05.30 Tue l カウンセラーになりたい人へ l コメント (0) トラックバック (0) l top
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