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こんにちは。


いかがお過ごしでしょうか?


私は長年、スクールカウンセラーをしてきましたが、あの現場は学校の先生と仲良くできるかどうかがかなり大きなカギを握っているなあと思います。


基本、子どもや保護者の味方になりすぎて、学校の先生に怒りを向けてしまうと、スクールカウンセラーの活動はまずできません。その場合は、子どもや保護者と学校の先生との間を上手に橋渡しする調整機能が問われます。


初めてスクールカウンセラーをする人は、学校現場に行ったらまずは笑顔で「おはよう」ということ、先生の苦労を労う言葉を心掛けるといった常識ある配慮をしていくことがとても大切です。


その一方で、カウンセリングに来た子どもの見立てをしっかりと行うこと。


私は他の現場で仕事をした経緯から、バウムテストや風景構成法、S-HTP、人物画、家族がといった描画テストを後半は良く取り入れていました。


特に小さい子どもに対しては、うまく言語化ができないので、雰囲気や声のトーンといった非言語的コミュニケーションから気持ちを察知する能力が問われますが、それらをより明確に理解するために、描画テストをカウンセリングの一環として取り入れました。


その結果、その子が抱えている問題というのが見えてくるようになり、それを担任や教職員と共有することを通して、より良い支援につなげることが可能となった事例がいくつかあります。





上記は私がお世話になった本です。

クリックすると、楽天の購入ページですぐ買えます。


後は将棋やオセロなどのゲームですね。


特に最初はどう話していいかわからない子どもも多いので、こうしたゲームをツールとしてつながっていくという手もあります。


ただ、使う場合は、事前に教頭先生に許可をもらうようにしてください。

学校によっては、使えないところもあるので、そうした細かい気配りは必須です。


チャンネルを広く持つということが特にスクールカウンセラーにとってはとても大切です。


それから生徒向けの授業のスキルも持っておくこと。

私は過去のスクールカウンセラー活動の中で、20回以上授業を行ってきました。


それを通して、新たな相談や先生とのコンサルテーションにつながったりすることができました。


ちなみに、心の授業を必ず行うようにと定められている市町村もあるので、初めてスクールカウンセラーになる人は、ぜひ積極的に先生方に授業を提案してみてください。


おすすめは性格検査を使っての性格の授業や、リラクゼーション法などを使ってのストレスマネージメントの授業です。



中には担任の先生と協力して、エンカウンターグループの授業をする人もいますが、まずはできるところからで進めてみましょう。


以上、初めてスクールカウンセラーをする人への、SC経験者からのアドバイスでした。



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2017.11.12 Sun l スクールカウンセリング l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは。
久しぶりの投稿ですね。
先日、スクールカウンセラーとして勤務している学校で、学習指導要領の研修会に参加してきました。

参加して本当に良かったです。

学校というのはただ教科書通りに授業をしているところではなく、文部科学省が提唱している学習指導要領に基づいて教育を行っている機関だということが改めて理解できました。

わかりやすく言うと、文部科学省は「この学年になればこれくらいのところはわかるようになってほしい」という教育目標を掲げています。

具体的に言えば、算数でいえば、一年生で足し算と引き算を学び、数の概念を理解させます。それができてやっと2年生では掛け算を覚えることができます。掛け算が理解できれば、割り算を理解し、その後は分数、そして最終的には「割合」を理解するところまで到達します。
「割合」が理解できるようになれば、新聞やニュースの数字を理解することができます。

国語でも、まずは文章には段落でまとめていることを学び、そしてその内容を理解することを学び、最終的には客観的かつ主観も入れながら意見を言えるようにしていくという目標があります。

学校というのは、こうした教育目標を到達していく機関でもあるのです。
先生というのは、自分本位に授業をしているのではないということを理解できて、本当に有意義な研修となりました。

この学習指導要領というのは、スクールカウンセラーをするのではある程度知って置いた方がいいものではないかと思います。

私の個人的な見解ですが、スクールカウンセラーは学校で困っている人を援助する専門家ではあると同時に、子どもたちがしっかりと教育目標を達成できるように援助する専門家でもあると思うのです。

もちろん、そこまでできるスクールカウンセラーは稀ですが、やはり専門職を目指す以上、このような学校が抱えている目標を理解していくことは重要なことです。

単に、心の問題だけではなく、こうした教育にも関心をしっかりと持っておくことも、スクールカウンセラーの専門性であると今回の研修で思いました。

2017.01.24 Tue l スクールカウンセリング l コメント (0) トラックバック (0) l top
今日も読んでいただいて
ありがとうございます。

私は5年、スクールカウンセラーの
仕事をしてきています。

それももうあと少しで終わりですが・・・。

学校での臨床家としての仕事は
大変面白く、いろんな発見がありました。

しかし、スクールカウンセラーの仕事は
とっても難しい仕事だと実感しています。

スクールカウンセラーは
学校でカウンセリングをするのが
仕事ではありません。

スクールカウンセラーの仕事は
その人がいない6日間の間に
学校の先生が子どもや保護者を上手く
支えられるように援助することです。


逆にカウンセリングで一日つぶれている人は
スクールカウンセラーの仕事を全くしていない
ということと同じです。

ずっと相談室にこもっているのと同じで、
教職員とコミュニケーションを取る時間が
全くありませんからね。

週に1回だけの勤務と言う時点で、
スクールカウンセラーはすでに学校にとって
お荷物になっているのです。

そもそも、
週に1回だけの勤務で、
学校に役立つ支援が
できるはずがありません。

できるようになるためには、
かなりのスキルと知識と経験が
必要です。

そういう視点に立って、私は常に
自分の腕を磨いてきました。

しかし、腕を磨けば磨くほど、
スクールカウンセラーの仕事の
難しさに直面します。

なかなか私の理想通りの
学校臨床ができないなあと何度も
歯がゆい思いをしながら
活動を続けてきました。

結構、落ち込む日も多々ありました。

5年間続けてきて
確かにスキルは身につきましたが、
満足のある仕事ができるようになったか
というと、半分もできていないと思います。

なるべく、教職員とのコミュニケーションを
取るよう意識し、カウンセリングがあった日は、
夜遅くまで残って先生方と
情報交換をしてきました。

また、教室の巡回も頻繁に行い、
相談室を開放したり、
お便りを毎月発行したり、
カウンセリングもたくさんしました。

ケース会議もたくさん持ちました。

が、そこまでしても、
今の私の実力ではまだまだ
満足のいく結果は出せなかったなあと
悔やむばかりです。

本当にスクールカウンセラーの仕事は
難しいです。

あと残り1か月となりましたが、
最後まで悔いのないように
尽力してまいりたいと思います。



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2015.02.24 Tue l スクールカウンセリング l コメント (2) トラックバック (0) l top
こんばんは。

今日は小学校にて「性格」に
関する研修会を行ってきました。

先生方が非常に熱心に聴いて下さり、
また質問をたくさん
投げかけてくれたおかげで、
大変密度の濃い学びの場となりました。

研修や講演、勉強会というのは
講師だけではなく、こうした参加者の力が
大きいなあと心から思います。

私自身も熱心な先生方に支えられ、
多くのものを学ばせていただきましたし、
エネルギーをもらいました。

大変ありがたいことです。

性格というのは、
その人独自の行動パターンや
ストレスの対処の仕方のことを指します。

そして、性格には変えられる部分と、
一生変わらない部分があります。

変えられる部分は訓練や心理療法、
カウンセリングなど努力次第で変えられることが可能です。

しかし、変えられない部分は
どんなに頑張っても変えることはできません。

そこは上手に付き合うしかないのです。


となると、この
「変えられない性格(生まれつきの性格)」
を知っておくことは、
私たちが幸せに生きていく上で、特に大切なものです。


そんな「変えられない性格」に
ついてのお話をさせていただきました。

先生方の今後の教育の参考になれば嬉しい限りです。


このお話はまた選択理論の勉強会でも
させていただければと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。



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2014.11.19 Wed l スクールカウンセリング l コメント (0) トラックバック (0) l top
よく誤解されていることですが、
カウンセラーは病気や発達障害の診断や疑いをつけることはできません。

「専門家だから、病気のことは詳しいだろう」
これはその通りです。
熟練のカウンセラーであれば、病気かどうかは合って話をすれば大体わかります。
統合失調症の症状も話やその人の様子からはある程度予想を付けることもできます。
また、発達障害の傾向もある程度様子を見れば判断はできます。

ただ、だからと言って、
この人が病気かどうか、診断を付けることはできません。

よく学校現場で、「親に子どもが発達障害で病院で行くように説得してほしい」という相談を受けることがありますが、これは本来はカウンセラーの仕事ではないと私は思っています。

カウンセラーの仕事は困っている人に、「どうすればもっと良い支え方、関わり方ができるのか」を一緒に考えて道筋を一緒に見つけていくことが仕事です。
その際に、発達障害や病気の視点からのサポートがあれば非常に有効であると判断すれば、そうしたことを伝えることがありますが、「困っている。発達障害だと思う。親を説得してほしい」ということで伝えることはまずありえません。

考えても見てください。
素人から、「あなた、うつ病よ」「ちょっと発達障害あるように見える」といわれてもそれほど気にはしません。
しかし、カウンセラー、専門家の人からそのように言われたら、どれだけその人はショックを受けるか。

障害のことを言わないで、「しんどいけど、頑張っていこう」という声掛けだけで十分なのに、下手に「アスペルガーの症状だ」とか言われると、一気にやる気をなくしてしまいます。

大切なのは、すぐにその人が障害を持っていることを伝えることではなく、それを把握したうえで、どう関わればいいか、支えていけるかを考えることではないかと思うのです。

昨今、教育現場では、特に都会の方では、落ち着きがないだけで、ADHDだという診断がつけられ、ほとんど何も手が付けられるず、薬だけ飲まされているというケースが多々あります。
診断がつけられなかった方が、絶対良かったと思えるような子供も少なくありません。

私も「〇〇君は発達障害の可能性があるのでは?」と相談を持ちかけられることがありましたが、大抵の場合は普通の子か、ちょっとゴンタ君か、まあ障害の診断を付けるまでではないケースが多いです。それよりも、その子がちょっとクラスの雰囲気に溶け込めるよう工夫をすれば大丈夫という場合も結構あります。その場合は「発達障害ではない」と慎重に言葉を選んでお断りすることも多々あります。

ちょっとクラスで溶け込めず、「じゃあ、病院へ」といって、結果として薬漬けになってしまう子供が大変多いです。
これは不登校でも同じ現象があります。

不登校の子どもは心身のバランスがちょっと不安定になってくるのですが、それを精神疾患の症状と見立てて、すぐにお薬を服用させてしまい、結果として悪化するケースも多々あります。

カウンセラーの仕事は病気や障害の診断を付けることではありません。
彼らが幸せに過ごせるようにサポートするのが仕事です。

そのためには、単に病気や障害という表面的なレッテルではなく、「こういうところをもっと理解すると、良い支援が見つかるよ」「この場合は、多分こういうことを考えたから症状に出たんじゃないかなあ。だからこういう風に言えば落ち着くよ」ともっと深いところでの助言を伝えることが必要ではないかと思うのです。

とは言っても、この辺りは非常に微妙なところで、カウンセラーの技量が問われるところです。
より良い支援のために、今後も研鑽をしていきたいと思います。



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2014.10.16 Thu l スクールカウンセリング l コメント (0) トラックバック (0) l top
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