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こんにちは。
選択理論ではロールプレイを通して、選択理論的な考え方や関わり方を学びます。

ロールプレイの基本はなるべくクライエントの上質世界を共有する、クリアにすることです。
その上で、クライエントにとってどんな行為や思考を選択すれば今よりも良い状態になれるかを計画していくことが基本的な進め方です。

その上で、特に気を付けないといけないことがあります。
それは、セラピスト役はクライエント役にできるだけ丁寧に関わるという姿勢です。

上質世界に何があるのかをできるだけ共有できるように、できるだけ丁寧にクライエントの話を聴くことがロールプレイを上達させていくためにとても大切な要素となります。

上質世界とはとても曖昧ですぐに変化するものです。
例えば、このことを話したかったが、少したってどうでもよくなった経験は誰でもお持ちだと思います。
これはその人の上質世界にあった「この人にこれを話したいという気持ち」が変化したことを示します。

そのため、ロールプレイではその人が今話したいテーマや内容をゆっくりと丁寧に聞いていく姿勢が必要です。
そうしていく中で、徐々に「このクライエントはこういう人でこうなりたいのかな?」ということが見えてきます。
それをさらに聴き続けると、カウンセラーの中に出てきた思いがかなり明確になってきます。

この段階で初めて上質世界を共有することができたのだと言えます。
クライエントが見えてくるのです。
また、ここまで来てやっとクライエントに伝えることができる、つまりクライエントが受け止めてくれるアドバイスや助言がカウンセラーの中に見えてきて、伝えることが可能となります。

初めのうちはこの段階にたどり着くのにかなりの練習が必要となります。
ただ、上質世界を聴くのではなく、相手の上質世界にあるものとどうなりたいのかという思いと、現実とのズレが起こってしんどいという状況とを丁寧に整理していくように聴いていくことがコツです。

このやり方をもっと深めることができれば、短時間で上質世界を共有していくことができますし、カウンセリングや様々な人間関係を良くしていくことに応用していくことができます。

あくまでも基本は丁寧に聴くことです。
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2012.01.25 Wed l リアリティセラピー l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは。
つい先日リアリティーセラピー尼崎支部のホームページができましたので、ブログにて報告させていただきます。

リアリティセラピー尼崎支部のホームページ


リアリティーセラピーとは選択理論をベースとしたカウンセリング技法のことです。
夫婦関係や親子関係、学校、職場など、応用できる領域がとても広いのが特徴です。

しかし、選択理論の考えや実践は本を読んだだけではすぐに身に付きません。
いろんな人たちから話を聞いたり、実践したことを振り返ることで徐々に身に付けるものです。

そのような学びの場として選択理論学会では各地に支部を設けています。
リアリティセラピー尼崎支部はその中の一つです。

私は4月からその支部の支部長代理として、本格的に勉強会を開催していきたいと思っています。
まだ準備中ですが、準備が整い次第、ホームページやブログで連絡したいと思います。

興味のある方や人間関係を改善したい方、リアリティセラピーのカウンセリング手法を学びたい方はぜひご参加ください。


2012.01.20 Fri l その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんにちは。

今日は精神科の医師とカウンセラーの違いについて自分なりの考えを述べたいと思います。

よくクライエントからこういうことを言われます。

「医者は話を聴いてくれない」

精神科の医師は患者の話を聴くはずなのに話を聞いてくれないと不満を訴える人は多々います。
確かに、必要最低限の話を聴かないと治療はできせん。
(例えば、うつの問題が環境にあれば、環境調整を行うのがベストですし、その情報は押さえておくべきものです)
患者が何に困っていて、どういった状況が原因でこういう症状が出てきて、精神科に来たのかを聴かなければ治療は全く進みません。

しかし、精神科の医師の仕事は患者の話を聴くことではありません。
精神科の医師はうつや統合失調症などの脳の病気(脳機能の病気)を薬物で治療していくことが目的です。
そのため、患者の脳がどうすれば回復するかに関心を持っていますし、どの薬を出せば脳の状態が回復するのかを念頭に置きながら患者さんと話をしていきます。
もし脳の状態がひどく悪化すれば、薬を使ってコントロールしていきますし、身体と脳の関係を考えながら治療を進めていきます。つまり脳や身体の状態を診ながら関わるというスタンスです。
これは医師にしかできない仕事であると思っています。

一方、カウンセラーは脳の病気を治すことが目的ではありません。
カウンセラーの仕事はクライエントの話を聴くことで、問題を整理しやすくし、クライエントが前に歩いていけるように支えていくことです。
クライエント中にはひどく混乱している人もいるため、一つ一つ状況を整理しながら聞いていきます。
そのため、ゆっくりじっくり50分ほど時間をかけて丁寧に聴きながら、この人にとってより良い支援は何かと考えながら、関わっていきます。
そのため、カウンセリングは漢方薬みたいにじっくり効いてくると例えられることが多いです。

もちろん医師の中にはゆっくり患者の話を聴いていくスタンスの人もいますし、カウンセラーの中にも脳を回復させるような技術(行動療法など)を用いて関わる人もいます。

ようはその人の考え方ですが、私の中では医師とカウンセラーの違いはおおよそ上記であると思っています。もちろん反対意見もあると思います。

もしご意見とかありましたら、どうぞ教えてください。
2012.01.17 Tue l 精神科臨床 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんばんは。
正月が過ぎてから急に寒くなりました。

カウンセラーは精神科医ではありません(臨床心理士も同様です)。
したがってうつ病や統合失調症、発達障害などの病気や障害について診断をつけることはできません。
また医学的な治療(例えば薬物療法など)を行うこともできません。

またカウンセリングの特徴として、クライエントに精神病のレッテルを貼らず、一人の人として対等に関わり寄り添うことが挙げられます。
極端な話、悩みを傾聴するだけで(本当にクライエントの本心を聞くことができればですが)、症状が軽快したり、問題が解決する事例も多々あります。

こうなると一つの疑問が浮かんできます。

「ではカウンセリングに精神医学の知識はいらないのだろうか?」

結論を言えば、カウンセリングに精神医学の知識は必須です。
その他の身体疾患の病気(甲状腺障害や循環器障害など)についてもある程度の知識は求められます。

なぜ必須かというと、

一つはクライエントをより良く支援する方向性を見出すためです。
例えば、うつ病については環境要因が作用する場合と脳の機能の低下による場合があります。前者についてはカウンセリングで対処が可能ですが、後者については薬物や栄養療法、休養などが必要となります。
また、発達障害では環境調整と社会的スキル訓練、統合失調症では現実検討を維持するような関わり方が必要です。
特に医療機関につないだほうが良くなるケースでは、精神医学の知識がないとカウンセリングが進まないばかりか、クライエントの症状を悪化するだけになってしまいます。


また、クライエントを守るためという場合があります。
言い換えれば、症状の悪化を防ぐためです。
うつ病では自殺の危険性があることはよく知られています。
環境要因のしろ、脳機能の低下の場合にしろ、最悪クライエントが自殺する可能性があります。
自殺の危険性は投薬によって(対処療法的ですが)低くなります。具体的に言えば、薬を飲むことで「死にたいという気持ちがなくなった」ということはよくあります。
また、うつや躁うつ病では甲状腺の異常によるものもあります。橋本病やパセドゥ氏病と呼ばれるものです。これば放っておくと症状が悪化し、またカウンセリングではなく投薬治療でしか治りません。
また統合失調症では妄想をよく聴けば聴くほど、妄想が膨らんでしまい、症状が悪化してしまいます。統合失調症のカウンセリングの原則は妄想や幻聴ではなく「現実」に焦点を当てることです。


さらに、カウンセラー自身を守るためという意味合いもあります。
境界性人格障害ではカウンセラーに対して「プライベートで会いたい」と言ってくる人が少なからずいます。
普通の人であれば、プライベートであっても問題がない場合が多いのですが、境界例ではそこから「カウンセラーが私とプライベートで会ってくれたということは、私のことを愛してくれる」と思うようになり、最悪裁判ごとになってしまう場合もあります。
結果、カウンセラーが被害を被るだけでなく、クライエントの人生に大きな傷跡を残すことになりかねません。
境界例のクライエントの治療は枠を守ることが基本です。

以上、よく本で書かれている事例を基にカウンセリングにおいて精神医学が必須な理由について書いてみました。
私自身も精神医学の知識が浅はかなために、クライエントに迷惑をかけてしまったことはよく経験してきました。同様に精神医学の知識があったからこそ、ケースがうまく好転したこともあります。

精神医学の知識はクライエントに診断をつけるためではなく、クライエントをより良く支援するためにあるのだと日々の臨床を通して実感しています。
2012.01.10 Tue l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

どんな一年を送りたいかを具体的にイメージができればできるほど、
そのイメージに近い一年を送ることができやすくなります。

私はいろんな視点や考え方を取り入れて成長したいと考えています。

そのためにはなるべくいろんな人と付き合ったり、
様々な経験をすることが必要です。

自分の考え方と全く違う人にあったり、経験をすることは大分ストレスになりますし、大きく悩んでしまうこともあるでしょう。

しかし、悩むことは自分の考えを柔軟にし、
より良い生き方をするための土台となります。


そんな人や経験に出会うことで、
大きく成長できる一年にしたいと思います。


皆さんはどんな一年にしたいですか?
2012.01.04 Wed l その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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