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おはようございます。

程よく周りの人に頼れる人は心が健康であると思います。
自分で抱え込み過ぎてしんどくならないからです。

私たちつい「自分が何とかしなければいけない」と思うあまりに、一人で抱え込み過ぎてしまうことがあります。
その結果、上手くいかなくなると悩んでしまい、不安や焦りを感じてしまい、混乱してしまいます。
最悪の場合、「もう無理だ」と自分の中で結論付けてしまい、全てが嫌になることもあります。

またプライドもあります。
「こんなことで人に頼ってもいいのだろうか」「あまり人に頼りたくない」と考えてしまい、より一層自分を追い詰める結果になることもあります。「自分にはできない」と思うことは結構なストレスです。

典型的なうつ病の人は自分がなんとかしないと思うあまり、物事がうまくいかなくなり、脳が疲れ切ってしまっています。相談できる人や手伝ってくれる人があまりいないということもよくあります(あくまでその人がそう思っているだけのことが多いですが)。

その時に少し勇気を出して、周りの人に相談する、自分が無理だと思ったら手伝うということが大切です。
話を聴いてもらうだけでも大分楽になるものです。

ただし、「程よく」というのがコツです。
すべて周りに手伝ってもらおう、頼ろうとすると、人間関係が壊れてしまう可能性があります。
自分にできること、できないことを見定めた上で、できないところを誰かと協力して取り組んでいくことです。

これができる人は精神的に健康な人であると言えます。
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2012.02.28 Tue l メンタルヘルス l コメント (1) トラックバック (0) l top
こんばんは。
先日、橋本知事が「義務教育にも留年制度を導入する」とニュースで発表されました。
この新しい改革には教育評論家の尾木先生の言葉に影響を受けているとされています。

これについて私自身の私見を書いてみたいと思います。

私個人としては留年制度の導入については賛成です

スクールカウンセラーをしている中で、中学校になっても掛け算や読み書きなど小学校の段階で習得すべきスキルを全く身についていない子供を結構多く見かけます。
その子ども達の全てというわけではないですが、そうした子供の大半は中学校で学ぶ意欲を失い、喜びを見いだせず、授業中も黒板を写す作業をするか、ぼーっとしているかどちらかです。

ちょっと想像してみてください。
仕事をしていて全く仕事の中身がわからず、ただ言われたとおりにしているけれども成果が全くでない状況をイメージしてください。
まあ働いている間は給料が出るので我慢はできそうですが、この状況で仕事に喜びや幸せを見つけるというのはかなり至難の業ではないかと思います。喜びが見いだせない毎日というのは思っている以上にストレスがたまります。
仕事にしても趣味にしても遊びにしても、楽しめるためにはある程度の知識と理解力があってその上で達成感が得れることが大切ではないかと思います。

そのため、子供の幸せを考えるのであれば、学習能力がある程度達成できるまで時間の許す限り教えていこうとする留年制度には概ね賛成というのが私の意見です。


ただし、

導入については現在の教育制度の工夫や改善が必要だと思っています。
安易に到達していないからと言って留年するという考えで行えば、子供に不要な恐怖や競争心を生じさせ、結果として効率のいい学びはできないだろうと思います。恐らく、留年してしまった子供は勉強に対する意欲を伸ばすことは難しくなるでしょう。

私個人としては留年制度を導入するにあたっては次の事柄が前提になると考えています。

それは子供が留年することを抵抗せずに受け入れ、頑張って学んでいきたいと思えるようにしていくためのシステムです。

そのためには、少人数制の指導体制や今までのカリキュラムを見直すなど根本的な改革が必要になってきます。
それはついていけない子どもを取り出して個別指導を行うといった単純なものではありません。
教科学習では能力ごとにクラス分けをして、特にできないクラスでは教員を複数配置する(予算の都合がつかなければ、理解の進んでいる子が率先して補佐に回る)などの工夫が必要になるのではないかと思います。
これはクラス全員で協力し合って学ぼうとする共同学習に通じるものです。

また、授業をする上で大切なのは、子供がただテストでいい点を取るために勉強するというのではなく、勉強することで自分に自信や喜びにつながるなど、目的が見えてくるような学習を展開していくことが必要になります。
子供自身に単元を学習するメリットについて聞いてみてもいいでしょう。
おそらくほとんどの子供は首をかしげるだろうと思います。
勉強する目的を本当に理解している子供はなかなかいないものです。

私としては、効率よく学ぶことができるために必要なのは不安や恐怖を取り除くことであると思っています。そのため、留年制度が単に「できない子供は進級できない」といった罰の印象を与えることは恐怖や不安を増長し、却って逆効果になるのではないかと考えています。

そのため、子供たちが「学びたい」と思えるような教育システムを作り上げることが、留年制度を導入する際の大きなポイントになると思います。

橋本市長にはこの点を十分に理解して留年制度を子供たちのために導入してほしいと思います。
ただ、上述の点からもこれを効率的なものとして導入するためにはかなりの工夫と改善がいりますし、それに伴うエネルギーが必要となりますが・・・。

ちなみに私の意見は以下の本を参考にしています。
グラッサー博士が選択理論をベースにして子供が楽しく学校で学ぶことを通して非行や不登校など教育問題が減少していくことや、またそのための具体的な提案について書かれています。
興味のある方は読んでみてください。新しい教育について一読の価値があります。

あなたの子どもが学校生活で必ず成功する法―なぜ、この学校には落ちこぼれが一人もいないのか?あなたの子どもが学校生活で必ず成功する法―なぜ、この学校には落ちこぼれが一人もいないのか?
(2001/07)
ウイリアム グラッサー、William Glassar 他

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2012.02.23 Thu l その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日、神戸のリアリティセラピー勉強会にて選択理論支援グループをしました。

これはグラッサーが「警告」という本の中で、人間関係などで困っている人たちを集めて選択理論フォーカスグループ(何人かで集まって選択理論の学びを分かち合って日常生活に有意義に活かしていくことを意図したグループ)を作ったことを踏まえて、浜松支部の磯部先生が新たに考案されたものです。

かなり構成的に作られており、クライエントが抱えている問題を他の参加者と一緒に解決していくというものです。
この自分の問題を出すということがロールプレイとは大きく異なるところです。
大まかな流れは以下の通り。

人数は3人~10人(つまりクライエント一人に対し支援者が2~9人になります)

①クライエントが今の状況や困っていることを2分で話してもらう。
②他の支援者が1人1問ずつ質問をしていく。(大体1問×人数×2週くらいが目安)
 コツは上質世界やクライエントが置かれている状況などを質問していくこと。
③状況を踏まえて支援者がクライエントの話で思ったことを肯定的に伝える。(1人1分)
④クライエントが今までの流れから、何を知りたいのか、今の願望を伝える。(1分)
⑤それに対して支援者がクライエントに支援となりうる助言や提案をしていく。(1人2分)
⑥クライエントが支援者の提案を通して学んだことを発表していく。(1分)

これだけの手順だけで、上手くいけばカウンセリングよりも大きな効果を得ることができます。
短い時間でクライエントの上質世界が整理されるためでしょう。

ただし、「面白いからやってみよう」というだけでするのは危険だと思います。

なぜなら、これは選択理論の考えにのっとって作られています。
そのため、クライエントの中で起きている流れや変化(特に上質世界の張り替えや今クライエントの脳の動きがどうなっているのか)をしっかりと見極められる人が必要です。
最悪の場合、クライエントの流れを阻害してしまい、悪影響を及ぼす結果になることも十分考えられます。
(もちろん、そうならないためにかなり配慮されて作られていますが・・・)

できれば選択理論やリアリティセラピーに熟知した方と一緒にした方がいいでしょう。
また、これで誰かを支援したいという方は、一度支援グループを受けてからの方がいいと思います。


ちなみに選択理論支援グループはリアリティセラピー尼崎支部でも行っております。
興味のある方は私田中に言っていただければ、いつでも喜んでしたい思います。

最後に、支援グループについては書かれていませんが、磯部先生が執筆された本について紹介します。
選択理論といろんな心理学と比較して、選択理論の特徴を書いています。是非読んでみてきださい。


2012.02.20 Mon l 選択理論 l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんばんは
以前、褒めることの二面性について書きました。
記事はこちら

その時に「自己評価」について簡単に触れましたが、今日はこのことについて書いてみたいと思います。

選択理論では「自己評価」を重視しますが、これは自分で今の状況を振り返り、どうすればいいかを自分で決めていくというスタンスを意味します。

選択理論では人の行動は自分で選択した結果であると説明してます。

例えば、失敗したと思ってしまう人がいますが、これは「失敗したと思う」選択をしたと選択理論では捉えます。私たちの周りで失敗してひどく落ち込んでいる人はよく見かけます。
そうした人に対して「別に失敗してなんかいないよ」「頑張ったからいいんじゃない?」と慰めの言葉をかけたとします。しかし、どんな言葉をかけてその人は「いや、もう自分は終わりだ」と失敗したことに対して拘ってしまい、同じ愚痴を続けようとします。
こういう人は結構多いものです。

こうした人をカウンセリングするときのポイントはまずどこが失敗だったのかを状況整理してい行く必要があります。自分がどういう経緯で失敗したのか、その時に何を考えて、感じて、その結果どういう行動をとったために失敗につながったのかを丹念に整理していきます。

それを繰り返していくうちに、その人は「そっか、こういう風にしたから失敗したから、次はこうすればいいのか」と気づくようになるかもしれません。

この過程が自己評価です。

つまり、自己評価とは自分のどこに落ち度があったのかを冷静に整理して見つめなおすことで、その上で次はどうすればいいのか、どういう考え方をすれば次はもっと気楽に行けるのか、より良い結果を生み出すことができるのかを自分で導き出す過程なのです。

私たちは子どもや相手を叱る際に、つい自分からどこが悪いのか何を改善するべきかをすぐに言ってしまいがちです。しかし、当の本人は何を叱られているのかがわからず、とりあえず謝ればいいかと考えてしまう結果になりがちなのが実情です。

私たちの多くは「なぜ、これだけ言ってもわからないのか」と考えたことがあると思います。

その時に、「この人は何でこんなことをしたのだろうか」ともう一度考え直してみることが大切です。
まずはその人が本当はどうしたくてこんな行動をとったのかを聞いてみることが必要になると思います。

それをじっくり聴くことができれば、その人は自分の行動を振り返りながら話そうとするかもしれません。
その時にすでに自己評価が始まっています。
ポイントは相手の状況がビデオカメラで写しているかのように、具体的に見えてくるように聴くことです。
そうすると、お互いにどこが悪いのか、改善するべき点はどこかが次第に見えてくるようになります。

この時に重要なのは「こいつは間違っている」と思いながら聞かないようにすることです。もしそうした目で話を聴いていくと、相手は正直に話すのを止め、自己評価がスムーズに進まなくなります。

このやり方は本や話を聴いただけで簡単に身につくものではありません。
選択理論の勉強会や集中講座に参加したり、常にこのやり方を意識しながら相手と関わるなど、日々の研鑽の努力を必要とします。

興味があればリアリティセラピー尼崎支部の勉強会に是非ご参加ください。
2012.02.10 Fri l リアリティセラピー l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんばんは。
最近更新が全くできず、すみません。

今回は「褒める」ということについて書いてみたいと思います。
よく教育に関する本で「褒める」ことについて書かれているものをよく見かけます。
その一方で「褒めない」ことについての大切さを書いている本もよく見かけます。

この「褒める」ことについての私なりの意見をまとめてみたいと思います。

まず、「褒める」ことのプラスの点です。
「褒めること」で私たちが気づかない長所に気づくことができるという点です。

例を挙げると、すぐに暴れたり、自分の気に入らないことをすると怒る子がいます。
大抵、そういう子どもに対して周りは「なぜそういうことをするのか」と言ってしまいがちです。
また、このような子供の多くはすぐに暴れるので「どうせ俺は悪い子だ」と思ってしまいます。つまり、自分は良い子になれないと自信を失うのです。こうなると良い行動をしている自分をイメージすることが難しくなり、より悪い行動を取って、また怒られて、自信を失うという悪循環になりがちです。

しかし、この子は暴れる以外にもよい面があります。例えば、水槽の金魚に自分から餌をあげたり、機嫌のいい時は先生のお手伝いをしたり、誰かの世話を焼くことがあります。ただ、私たちの多くはマイナス面ばかりを意識してしまいやすいので、こうした長所に気づくことがなかなかできません。

そこで、この長所を褒めてあげることで「僕にはこういういい面があるんだ」と気づくきっかけを作ることができるのではないかと思います。良い行動をしている自分がイメージできることは自信をつけることにつながります。


もう一つは、マイナスの面です。
それは自分の価値観を相手に押し付けることです。

例えば、学校のテストで90点をとった子供に対して、「すごい」と褒めたとします。
最初は嬉しいでしょうが、何度も褒められ続けているうちの子供は次のように考えるかもしれません。

「テストでいい点数を取ることがいいことなんだ」と。

この場合、褒めるという行為は「いい点数を取ることがよいこと」という価値観を押し付けられたことになります。

また、私たちは誰かを褒める時にある価値観を持って褒める傾向があります。
それは「できることはいいことである」という価値観です。
しかし、それは「できることはいいことである」という価値観をそのまま相手に押し付ける結果となります。
つまり、自分の思い通りに相手をコントロールしてしまうという側面も持っているのです。

心が健康な人はそれでもいいのですが、心身が疲れているときや混乱しているときは褒められたことで逆に怒ったり落ち込んだりする人がいますが、それは「褒める」ことについてのマイナスの側面のためではないかと思います。


このように「褒める」という行為はプラスの側面とマイナスの側面の両方があると思うのです。
できれば、これらを意識して使っていきたいものです。


ちなみに選択理論では「褒める」ことは良い行動としてとらえておらず、より良いやり方として「自己評価」を重視しています。これについてはまた近々述べたいと思います。
→アップしました。記事はこちら



2012.02.05 Sun l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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