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私たちの身体はそれぞれ違っており、病気になりやすさや疲れやすさ、体力など個人差があります。

それと同時に脳にも個人差があります。
その一つとしてストレスの負荷に対する耐性が挙げられます。

例えば、仕事で嫌なことがあっても耐えられる人とすぐにつぶれてしまう人は、おそらく前者はストレスに強い脳で、後者は弱い脳の持ち主であると思います。

例えば、身体が疲れている場合や病気の時は身体だけでなく脳も弱っている状態です。
多くの人は風邪をひいて寝込んでいるときに将来のことを考えてしまうと悲観的になってしまい、泣きそうになったという経験をしたことがあると思います。

ちなみに私はよくあります(笑)

これは脳も弱っているため、ストレスに対して耐性が低くなっているからです。

この点に関しては遺伝も十分に絡んでいると考えられます。
また、過剰なストレスを常に受け続けていると、脳が疲弊してしまい、ちょっとしたストレスでも耐えられなくなることがあります。
結果としてうつ状態になってしまい、どう考えても悲観的に考えたり、落ち込みや焦りを常に感じている状態になってしまいます。
この辺は抗うつ剤や睡眠薬で脳を休息させることにより、脳の機能を向上させることで改善が可能となる場合があります。

私たちは、自分の脳がストレスに強いのか弱いのか、今の状況では脳がストレスに参ってしまいやすい状態なのかを常に知っておくことが心の健康のカギとなります。

もし自分の脳がストレスに弱ければ、適度に睡眠やリラックスできる時間を作ることで脳を休ませて必要以上の負荷を与えないようにしたり、栄養のとれた食事を心がけたり、生活リズムを整えたりするなどの工夫をしていく必要があります。必要に応じてサプリメントや漢方を飲むのもいいかもしれません。


また脳がどれだけの負荷に耐えられるかを知っておくことを有効でしょう。
そして負荷に対処する行動スキルも身に着けていくことも大切です。
これらを知るためにはある程度、ストレスに身をさらしておくことが必要です。
私たちがストレスフルな経験をすることで大きく成長することがあるのは、ストレスに対して効果的な行動パターンを学んだことと、どこまで耐えられるかの限界を知ったためではないかと思います。

つまり、普段の生活でストレスに負けない脳にする工夫をするとともに、ある程度のストレスを経験することが大切ではないかと思います。


6月の神戸勉強会は今週3日の日曜日です。
残席ありますので、興味がある方は是非お越しください。

リアリティセラピー尼崎支部勉強会

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2012.05.29 Tue l 精神科臨床 l コメント (0) トラックバック (0) l top
今日は仕事がお休みだったため、選択理論シニアインストラクターの田畑先生の勉強会に参加してきました。
そこで学んだことと私自身の気づきを整理するとともに、少しシェアしたいと思います。

ロールプレイをしましたが、今回はクライエントの上質世界だけでなく、その周りの人の上質世界もできるだけクリアにすることが大切であることを改めて学びました。

選択理論では上質世界に焦点を当てることを取り分けて重視しています。
それは自分の上質世界がクリアになれば、より良い自己理解につながり、どういう状況で不快な経験やストレスを感じやすいのか、またそのより良い対処の仕方が見えやすくなります。

しかし、私たちの生活は自分自身の上質世界だけで見ていると必ず衝突が起こります。
具体的な例を挙げれば、上司が業績よりもグループの輪を大切であるのに対して、部下がグループよりも個人の業績を上げることを重視していると、当然折り合いがつかず衝突が起こります。

この場合は、部下が上司の考えを批判し、上司は何とか部下と関係を持ちたいが上手くいかない状態が続くかもしれません。より良い人間関係とは言えない状況です。

お互いが自分の上質世界にこだわり続ければ、この衝突は続いてしまい、結果としてストレスを感じる状況になるのでないかと思います。

この時に、大切なのは「お互いに歩み寄る」ことです。
そして、そのカギとなるのが「相手の上質世界を知ろうとする」姿勢ではないかと思います。

相手が何を求めて、どうなりたくて、どんな状況を望んでいるのか、そのために今何を選択しようとしているのかをイメージし、少しでも知ることができれば、相手に合わせるポイントや自分にできる行動も見えてくるかもしれません。

自分の気持ちや思いを知ることも大切ですが、それと同時に相手の思いや背後にあるものをイメージできることがより良い人間関係を築くためのカギとなるのではないかと思えます。

そのポイントは「上質世界」です。

私たちは自分の理想に近づくように行動している(上質世界)

2012.05.26 Sat l 選択理論 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私は漫才やコントなどお笑いが大好きです。
ダウンタウンとか、アンジャッシュ、爆笑問題、ナイツ、有吉など、他にも挙げればきりがありません。

今回はカウンセリングがスムーズに進む過程と漫才がウケル過程が非常によく似ているなという話です。

面白い漫才とつまらない漫才の違いはなんでしょうか?
コンビの相性とかネタの面白さとかその人の個性いろいろありますが、一番大事なポイントはお客さんが「なるほど」と共感する話題であること、また「それは違うだろう」と本気で突っ込みたくなるようなボケとツッコミがあることではないかと思います。

例えばダウンタウンの松本人志のボケとツッコミは秀逸だと思います。
彼がツッコミを入れる場合はほぼ全員が「それはそうやわ」と言いたくなるようなものばかりです。
また、ボケる場合は「え?そこでそれ言う?でもわかるわ」と思ってしまいます。

それに合わせてツッコミを入れる浜田雅功のタイミングも絶妙です。
恐らく感覚を研ぎ澄ませて、自分が今感じていること、そして周りが感じていることを敏感にキャッチしてタイミングよく笑いの渦に巻き込んでいるのではないかと思います。

実は、この過程はカウンセリングとほとんど同じです。
私のカウンセリングの目標はクライエントが少しでも笑って帰ってもらうことです。
その時のコツは、クライエントの話を自分の感覚を使って敏感にキャッチし、イメージを膨らませていくことです。
すると、私の中で「これはこういうことかな?」「こういう見え方をしたら面白いし、深みがでるな」という連想が湧いてくることがあります。

その時に「これはこういう風に私は感じたんですけど?」と聞いてみます。
すると大抵の人は「そうなんです!!」と答えてくれます。
逆に「いや、全然違いますよ」と返されることもあります。この場合は、さらに「私はこういう感じじゃないかと思います」と付け加えられることが少なくありません。

この瞬間の過程が漫才やお笑いの過程と非常によく似ているとおもうのです。
クライエントの感じていることをカウンセラーの気持ちとして返す時に、漫才のボケのように感覚を研ぎ澄まさせて連想を膨らませて返す。
そうするとクライエントが「そうそう」と共感してくれる、あるいは「違うよ」とツッコミを入れて自分で「こうだよ」と返してくれる。もしかすると「あ、そんなん全然考えたこともない」と気づくこともあります。

この繰り返しがカウンセリングを深めるのではないかと思います。
良いボケとツッコミを入れるためには、クライエントとカウンセラーがお互いに感覚を研ぎ澄まし向き合う姿勢が必要なのです。

ただ、このやり方は関西特有のものかもしれません(笑)
ツッコミが苦手な人がカウンセラーや自分自身に上手くツッコミを入れられるようなカウンセリングをこれからも心がけたいと私は考えています。
2012.05.23 Wed l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
カウンセリングでは「治療構造」という枠があります。

枠と言っても料金、時間、場所、同じ人が話を聴くというカウンセリングのお約束みたいなものです。

具体的に言えば、カウンセリングルームという場所で、特定な時間(大体1回1時間程度)、そして料金(相場は5千円から1万円くらい)、そして特定のカウンセラーが話を聴くということです。

これらの要素が全てそろって初めてカウンセリングは成立します。
逆に言えば、これらのどれか一つが欠けていると、カウンセリングとは言えません。

※ そのため、行政が行っている無料の相談はカウンセリングではなく面談と呼ばれます。

こう考えるとカウンセリングとは一般的な悩み相談とは少し(いや、かなり)違っていると言えます。
話を聴いてもらうだけなのに、なぜ時間を決めて、しかもお金を払って、特定の場所でしないといけないのか。
一昔前と比べてだいぶ減りましたが、それでも「何でお金払ってまで相談しないといけないのか」と抵抗する人は少なくありません。

しかし、この「枠」は相談を訪れた人、つまりクライエントを守るためにとても大切なものだと私は考えています。

例えば、カウンセリングでは自身の内面をさらけ出してしまう場面が多々あります。
具体的な例を挙げれば、大切な人に対しての怒りの感情を示したり、今まで人に言えなかった思いやどうありたいかという願い、そしてそれらを表現したいけれどもどう表現したらいいのかわからにもどかしさ。
カウンセリングに訪れる人たちの大半は、何とかして表現したいけれど、どう表現したいのかわからないもどかしさや、これを口に出して周りから否定されたらという不安や恐怖を抱いています。

自分の大切なものほど、周りから傷つけられた時の衝撃は大きいものです。
そのため、たいていの人はそれを迂闊に表に出さないよう気を付けています。

それをいかにして表現していくかがカウンセリングであると思います。
逆に言えば、クライエントが傷ついてしまい、一生を台無しにする危険性もはらんでいます
そのため、私は簡単にカウンセリングを受けたらいいとはなかなか言えません。
(腕のいいカウンセラーにカウンセリングを受ける場合は別ですが)

そのため、カウンセリングを受けるということはクライエントとカウンセラー双方にそれなりの覚悟が必要なのではないかと思います。それを具体的に表したものが治療構造という「枠」です。

つまり・・・
① 時間を決め、その時間内で話を終わらせることで不必要に大切なものを表現しすぎてしまいクライエントが傷つくの防ぐことがある程度可能となります。

② 同じ場所に来ることで、カウンセリングを受ける動機、つまり「何を話して何を得たいか」を考えるきっかけを与えることになります。

③ 同じ人がカウンセリングをすることで、安心して自分の気持ちを表現することができます。

④ 料金が発生することで、漫然とカウンセリングが進んでしまい、お互いに何をしているのかわからなくなるという事態を防ぐことができます。つまり、カウンセラーとクライエント双方が目的意識を持ってカウンセリングに臨むことができます。クライエントが意味がないと判断すればカウンセリングを辞めるきっかけにもなります。

これらはカウンセリングがただ漠然と進むのではなく、お互いに適度に緊張した状態で目標に向かって一緒に進めるようになるため大切なものではないかと思われます。

そしてカウンセラーはどうすればクライエントが傷つかないように表現できるかを熟知しています。
カウンセリングルーム以外でクライエントと深い内面の話をすることがどれだけ危険か、少しでも傷が入れば一生をダメにしてしまうということを知っています。

しかし、日常生活のコミュニケーションを円滑にするだけなら、カウンセリングのスキルはとても使えることが多いです。話を聴いてもらえるという体験は人間の脳に快の作用を促す効果があることも実証されており(参照)、より良い人間関係を築いたり、そこから価値のある関わりをすることが可能です。


ただし、話を聴きすぎることは禁物だと思います。

適度に話を聴くことが大切です。






2012.05.22 Tue l カウンセリング考察 l コメント (1) トラックバック (0) l top
先日、スクールカウンセラーとして勤務している中学校で生徒向けの授業をしました。
実は私は先生や生徒、保護者向けに何度も研修をしてきています。

その評価と言いますと、最近は「面白くてためになった」ともらうことが増えてきました。
熱心に話を聴いてくれる人たちにとても感謝です。

私が講師をする際には、次のことを心がけて進めるようにしています。

それは
① いかにおいしい研修ができるか 
② いかに栄養のある研修をするか

です。

「おいしい」とは楽しくて面白い研修という意味です。
料理はおいしくないと食欲が進みません。
まずい、つまり退屈でつまらない研修は受けたいとはなかなか思えません。
一流の料理人は天気や体調、お客さんの舌に合わせてレシピの配分を柔軟に変えるといいます。
それと同じで受講する人の雰囲気やその場の様子に応じて、いかにおいしくできるかが講師の腕の見せ所だと思います。

しかし、おいしいだけではいけません。
いくらおいしくてもカップラーメンやお菓子を食べ続けるのは体によくありません。
健やかに生きていくためには「栄養」もとても大切です。
つまり、受講した人が「よかった」「ためになった」と思えるような研修です。
また「栄養」だけでなく「消化しやすさ」も大切です。「すぐに使える」研修です。

とてもおいしくて栄養のある料理は「また食べたい」と自然と思わせます。
楽しいだけではなく、しっかりとためになる・・・私の研修もそんな料理のようにありたいと思っています。

リアリティセラピー尼崎支部ではそんなおいしくて栄養のある料理を提供しようと日夜努力しています。
よろしければお越しください。

リアリティセラピー尼崎支部勉強会



2012.05.18 Fri l スクールカウンセリング l コメント (0) トラックバック (0) l top
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アンチエイジングの意味