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ゲシュタルトの祈り

I do my thing and you do your thing.
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。

I am not in this world to live up to your expectations,
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。

And you are not in this world to live up to mine.
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

You are you, and I am I,
あなたはあなた。私は私。

and if by chance we find each other, it's beautiful.
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。

If not, it can't be helped.
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。

(Fritz Perls, "Gestalt Therapy Verbatim", 1969)

以上は「ゲシュタルトの祈り」と呼ばれるものです。
ゲシュタルト療法の創始者であるパールズが書いた詩です。
とても勇気づけてくれる詩だと思います。
特に、私は「あなたはあなた。私は私。」の部分がとても気に入っています。

人間関係に疲れた人、この言葉を少し反芻してみませんか?

あなたはあなたで大丈夫なんです。

・・・と自分に言い聞かせるように書いてみたり(笑)
最近、ゲシュタルト療法のワークショップが増えてきましたね。
私が学生のころは大阪と東京の二か所でしかなかったんじゃないかな。
もう一回受けなおしてみたいと考えている今日この頃です。


↑ゲシュタルト療法の第一人者である倉戸ヨシヤ先生が書かれた入門書。非常にわかりやすく書かれています。



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2013.05.28 Tue l その他 l コメント (0) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。

昨日の休日は妻と一緒に舞子公園(明石海峡の下にある公園)に行ってきました。
フリスピーやバトミントンをしたり、舞子プロムナードに行って一緒にソフトクリームを食べたりとても楽しい休日を過ごしました。

しかし、夫婦関係はとても難しいです。
お互いの歩み寄りがなければとてもじゃないですがやっていけません。
その難しさは毎年離婚するカップルが多いことからも伺えます。最初は好き同士で付き合い、愛し合うからこそ結婚したのに、次第にお互いの性格の不一致から離婚するケースは後を絶ちません。不幸なことです。

不幸な結婚の最たるものの一つがDVです。
DVは配偶者がもう一人の配偶者に暴言・暴力を振るう行為を指します。他にも心理的に束縛を強要したり、経済的に制限を加えたりすること(給料を渡さない)もDVに入ります。

また、DVは恐ろしいことに一度起こってしまうと、夫婦同士で改善することはほぼ不可能です。
夫が妻を殴ってしまい、それが続いてしまうと、残念ながら夫が殴らないように変わることは不可能になります。これは選択理論の全行動の概念を理解するとわかると思います。これは虐待を起こした両親が自分の力のみで虐待が起こらないようにすることができないのと似ています。

残念ながら、妻もしくは夫が配偶者の努力のみで変わることは不可能です。

私はDV加害者の更生プログラムとして、選択理論が大きな効果を上げるのではないかと思います。
選択理論では相手の上質世界を知ることでより良い関係の築き方を学ぶこと、自身の欲求のコントロールの仕方を学びます。つまり、良い結婚生活の歩み方のコツを知ることができます。
私はDVを防ぐために必要なものはより良い結婚生活の築き方のコツを知ることが絶対必要だと思います。

しかし、残念ながらDVを起こした方が自発的にDVの更生プログラムに参加することはなかなか難しいです。
先日DVの夫が妻を刺した事件がありました。こうした事件を見て、この夫がDV更生プログラムを受けていたとしたらどうだったのだろうかと考えてしまいます。

日本ではDV更生プログラムの制度がアメリカよりも劣っている部分があります。今までに何人かDV被害、加害者のカウンセリングの経験がありますが、なかなかカウンセリングではこのような問題を改善するのは難しいなと実感しています(ちなみに私は病院と学校でのカウンセリングの経験があります)。
やはり、何がいけないのか、どうすればいいのかを半ば強制的にしっかりと教えていくことが必要なんじゃないかと思うのです。アメリカでは実際にDVを起こしたと判断された場合は強制的にDV更生プラグラムを受けることが義務付けられています。

より良い夫婦生活を歩めるためにはそうした強制的な制度も必要ではないかと思うのですがいかがでしょうか?


↑結婚を考えているカップル向け。いかにして幸せな結婚生活を築けるか、ポイントを押さえて書いています。私も随分この本にお世話になりました。


↑こちらは熟年の夫婦向けです。なぜ愛し合った二人が徐々に気持ちがすれてしまうのか。二組のある夫婦を例に挙げ、彼らが幸せな結婚を歩むためにプロセスについて書かれています。皆さん、同じような悩みを抱えているんじゃないかな、という身近な例なので非常に親近感がわきます。



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2013.05.26 Sun l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。
今回は私が思ったことをそのまま書来たいと思います。
(まあ、いつもと同じですが)

アスぺルガー障害(自閉症スペクトラム)という名前が出るようになって久しくなりました。今でも患者さんが「私アスペルガーですか?」と相談しにきたり、学校でもそのような子どもの対応に苦慮している教師の姿が多々見られます。

日本ではアスペルガー障害と聞くと、どうも否定的なニュアンスを持たれがちです。空気が読めない、変なこだわりを持っている、社会性がない・・・まあ社会に適応しにくいというイメージが強いだろうと思います。

ちなみに、欧米ではかなり肯定的に見られています。
前ニュージーランドの方が「僕の弟はアスペルガーなんだ!!」と誇らしげに語っていたのを思い出します。欧米では「特別な才能を持った素晴らしい人」と見られることが多いようです。

そのため、欧米では彼らが生きやすい配慮がかなりされています。例えば、アメリカのマクドナルドはアスペルガー障害の方が働きやすい取り組みを会社全体でしています。具体的には、「ハンバーガーは15分後には必ず捨てる」とか視覚的な配慮がシステマティックにされています。

また欧米では個性を尊重する文化があります。「個性を尊重」というと聞こえはいいですが、それは自己主張ができないと受け入れてもらえない文化と言うことです。そして欧米では自分の意見を言う時には必ず理由も言わないといけません。嫌なら嫌な理由もしっかりと伝える必要があるのです。

逆に日本ではこうはいきません。日本は個よりも集団を尊重する文化です。その最たるものは「相手の空気や場の流れをしっかりと読む」「相手の気持ちを察する」というところでしょう。日本では集団の空気を読まないと生きてはいけません。

欧米では会社が不正をすると社員がかならず摘発をするのですが、日本ではなかなかそれができにくい面があります。「思ったことをすればいいのに」と思っても、集団を考えると自然にブレーキを踏んでしまうというのが日本人の特性だと言えます。


そうです。日本の文化というのはアスペルガーにはかなり過ごしにくいところがあります。上記のことはアスペルガーにとって苦手分野です。彼らと会っていると本当に日本は彼らにとって生きづらいんだなと思うことが多々あります。

しかし、だからといって
「アスペルガーだから日本は生きづらいのは仕方がないよね」という分けではありません
(ここすごく大事なところです)

生きづらいよりも、少しでも生きやすい方が良いに決まっています。
もちろん、それには周りの理解が必要です。
そして周りの理解だけではありません。
アスペルガー当事者も周りのことを理解していくことが必要なのです。

「いや、それができないのがアスペルガーじゃないの?」
という声も聞かれます。
しかし、「できないことをできるようにする」ことが障害者教育ではないかと思います。できないままであれば、より一層困難な状況に陥ります。
社会はできない人に対して寛容ではありません。
アスペルガーの人は日本がどういう文化の国かを知り、その中で生きていく術を身につけていく必要があります。具体的にどうすればいいかは、文章が長くなるのであえて書きませんが、日本で生きにくいのがわかっているからこそ、どうすれば生きやすくなるのかを考えていくことが大切だと思うのです。



↑日本の文化の特徴と言う面について参考にさせて頂きました。メールの特徴に書かれている本ですが、後半は日本人の対人関係のあり方の変化について書いています。10年前の本ですが、非常にうなずくことばかりです。世代間のコミュニケーション、今の若者や年配の上司との会話に悩んでいる人はぜひ読んでみることお勧めします。



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2013.05.25 Sat l 発達障害 l コメント (0) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。

今日は専門家向きに書いてみようと思います。

テーマはずばり「共感」です。
これはカウンセラーであれば、必要必須だといえるものです。
(もちろん他の職業でも必死です)

共感とは「共に感じること」です。
文字通りですね。

つまり、共感とは共に感じている「状態」のことを指します。よく経験の浅いカウンセラーで「クライエントの気持ちに共感できない」という人がいますが(私にもそのような時期がありました)、そもそも共感とは「できるもの」ではありません。

共感とは「そこにいる」ことです。
そこに一緒にいるという雰囲気を共に感じている状態が共感です。

例えば、相手が嬉しいとつい自分もうれしくなることはありませんか?
泣いている人を見て気づいたら自分も泣いているということはありませんか?
相手が怒っていてその理由を聞いているうちに、どんどん自分も腹が立ってきたという経験はありませんか?

上記の状況で何でかわからないけど、相手と同じように感じている状態。
これが共感です。
共感とは自然とわき起こってくる感情なのです。

カウンセラーはそれをいつでも感じれるように感性を訓練しないといけません。
ただ、一緒にいるだけでは共感ではありません。
相手のことをしっかりと理解しようという姿勢は実は共感ではありません。
相手の気持ちを「感じよう」とする姿勢も共感ではありません。

ただ、そこにいて話を聴いているうちに、自然と同じように感じてきた・・・
これが共感だと思います。

そして、カウンセラーは共感して得たものを言葉にして、クライエントを支えるための材料にします。
これが「共感的理解」と呼ばれるものです。

フッと感じたものをいかにクライエントの利益になるように掬いだしていけるか、使っていけるか。
そのセンスがカウンセラーの専門性の一つだと思います。

↑カウンセリングを学ぶのであれば、かならず手元に置いておきたい名著です。臨床の大家、河合先生が共感とカウンセリングについても実践例から書いておられます。


↑古宮先生の共感についての記述は納得することばかりです。共感について体験的に理解できるように書かれています。



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2013.05.22 Wed l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。

選択理論では、私の言うとおりに相手を変えようとする考え方・関わり方を外的コントロールと読んでいます。
外的コントロールは「人は外側から変えることができる」という価値観・信条に従って展開されるというのが特徴です。もちろん、この考え方は選択理論から遠いものです。

そして、私たちが一番困る状況は「相手の外的コントロールにさらされている状況」ではないかと思います。
周りから「右を向いてはダメ。左を向いてもダメ。正面しか見るな」という状態でしょうか。
そして、右か左を向くと、「どこ向いてるんだ!!」と叱られる、怒られる、脅されるような状況です。

こんな状態に長く置かれていると、人は心が病気になってしまいます。
「心が病気」という表現は良くないですね・・・。
正確には「この状況は自分には合わない」と身体が拒絶反応を起こしてしまうといった感じでしょうか?
具体的にはイライラや落ち込み、頭痛、胃痛、不眠、体のだるさ、などです。
なぜかというと自分の欲求が満たされないということを身体が教えようとするためです。

ちなみに、外的コントロールの極端な形はパワハラやDV、虐待、体罰です。

外的コントロールは軽いものであれば、その人の心身の状態にもよりますが、受け流すことは可能です。
周りにも相手の外的コントロールを上手にかわしてより良い関係を持っている人は多々います。

しかし、相手や周りの外的コントロールが過度にわたり、もうこれ以上耐えられないということがわかってくる時があります。「これ以上いたら殺される」という状況です。

グラッサーはこうした状況からは「逃げること」を強く進めています。そして、体制を立て直して、自身の欲求を満たすためのプランを作ることが大切だと話しています。

しかし、単純に「逃げること」が良いとは考えていません。
できれば、今の状況が自分にとってどうかをしっかりと見極めておくことが必要です。
この「見極める」ということが本当に大切だと思います。もしかすると、逃げないで耐えることで自身の成長につながる場合もあるからです。
耐えるという表現はちょっと適切ではありませんね。正確には、その環境の中で上手な相手との関わりのポイントを見出し、自分を活かすためのより良いやり方を見つけることが可能かもしれないということです。
ただ、それを願って固執してしまうと、心身が先に疲弊してしまい、立てなくなるまでになってしまうこともあります。これでは本末転倒です。

パワハラやDVなど過度の外的コントロールを伴う状況の場合、上記のことをしっかりと整理してから、この状況から逃げるか立ち向かうか話し合います。
でも本当に難しいです。私の方で無理だろうと思っていたら自分なりのやり方を見つけて良くなった人もいる一方で、大丈夫だと思っていたら倒れて休職してしまった人もいます。

過度の外的コントロールからは逃げるということが第一選択肢です。特に命がかかわっている場合はなおさらです。
あなたの命をしっかりと大切にする生き方も選択理論で目指す生き方だと思います。



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2013.05.20 Mon l メンタルヘルス l コメント (0) トラックバック (0) l top
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アンチエイジングの意味