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「ありがとう」

日本人なら誰もが使ったこと、聴いたことのある言葉ですね。

ところで、「ありがとう」とはどういう意味でしょうか?

ここで、
「え?ありがとうって何かしてもらってお礼として使う言葉じゃないの?」
と思った人は結構多いと思います。

まず、「ありがとう」とは「有難う」
「有難う」とは古語でいう「有難し」という言葉です。

この「有難し」が「ありがとう」の語源です。

さて、この「有難し」本来ははどういう意味の言葉でしょうか。

「有難し」とは「有るのが難し(かたし)」
直訳すれば、「有るのが難しい」状態を指します。

しかし、本来の意味は「存在するのが難しい」という意味ではなく、「あり得ない」「存在しえない」「起こることはあり得ない」というのが本当の意味だそうです。

さらに言えば、「ありがとう」という言葉が人に対して使われるようになったのは、室町時代あたりからだそうです。それまでは神様や仏様に使われていた言葉だそうです。

つまり、もともとは「神様があり得ないものを自分に起こしてくださった。与えてくれた」ということに対して使われる言葉だったのです。

よくアニメ日本昔話(懐かしいですね)で、おばあさんやおじいさんが、ことあるごとに「ありがたや。ありがたや。」と言うシーンがあります。これは、「本来ありえないことが私の前に訪れた。神様ありがとうございます」という意味で使われているのです。

ちなみに、英語の「Thank you」は「あなた(you)」に「感謝する(thank)」という意味です。
それに比べて日本のありがとうは、「本来起こらないことを神様や仏様が与えてくださった。本当にありがとうございます。」という意味で使われます。
「ありがとう」の方が「Thank you」よりも、広く深いニュアンスを持っています。


目の前の人が私のために協力してくれること、これは本来は起こり得ないものだったかもしれません。

他人が私のために話を聴いてくれる、
手伝ってくれる、
私のためを思って何かをしてくれる、
プレゼントしてくれる、
一緒に笑ってくれる、
一緒に泣いてくれている、
おはようと声をかけてくれる・・・

こういったことは本来起こりえないものだったかもしれません。

だからこそ、「ありがとう」と私たちは起こったことに対して感謝するのです。
私を気遣ってくれた人に・・・
支えたくれた人に・・・
共感してくれる人に・・・

その人だけでなく、それを起こしてくれた神様や仏様に足して「ありがとう」というのです。

今度から「ありがとう」という場合、このことを思い返しながら使ってみてください。
同じ5文字でも感じるもの、流れるもの、出てくるものはきっと違っているだろうと思います。
その人と私がここで出会っただけでも本来はあり得ないことだったのですから・・・。



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2013.10.30 Wed l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
Facebookで次の質問をしました。

「恐怖と不安の違いとは?」

カウンセリングで「恐怖」を訴える人が来られます。
例えば、人が怖い、集団が怖い、狭いところが怖い、、視線が怖いなどなど。それらに応じて「○○恐怖」という診断名があります。これらは何が「怖い」のかはっきりとわかっていることが特徴です。

※ちなみに対人恐怖症というのは、人に対して恐怖を感じている状態ではありません。人から嫌われる、迷惑をかけることに恐怖を抱いている状態です。


しかし、ときどき何が怖いのかわからないのに、ただ「怖い」とだけしか言わない人もいます。「何が怖いの?」と聞いても、ただ「怖い怖い」としか言わない場合です。

さて、ここで大切なことは私達が普段言っている「怖い」とはどのような状態かです。
この辺りをしっかりと知っておかないと、「怖い」と訴えるクライエントの心情を把握することは難しいでしょう。

「怖い」というのは実際に身に危険が迫っている、命の危険がある場合に生じる感情や生理反応のことです。

例えば、交通事故で命の危険にさらされると実際に車の運転が怖くなります。
殴られる、包丁で刺されるような状況では当然足がすくみ恐怖が出ます。

このように、恐怖と言うのは実際に身の危険を回避しようとして生じるための反応です。そのため、特定の状況や対象に対して生じるのが原則の感情なのです。


上記の「よくわからないけど怖い」というのは恐怖とは言えません。
まあ、「昨日、TVで地球崩壊の番組見て、地球がなくなったらと思うと怖い」と言うのであればまだ正常ですが、この場合も「なぜ怖いか」はわかります。

この「よくわからないけど怖い」という場合、それは恐怖とは呼ばず、「不安」と呼びます。
「不安」と言うのは未来に向けられたものであり、漠然としたものに対して生じるという特徴があります。例えば、「明日のテストが怖い」というのは「明日のテストが不安だ」ということです。将来できるかどうか、よくわからないからどう対処していいかわからないということに対して生じる感情が不安です。

「恐怖」のようにその対象がなくなれば、状況を避ければ、大丈夫というわけではありません。未来に対して「どうしようか・・・」と曖昧な状況に対して生じるのが不安です。

不安と恐怖というのはとても似た感情、生理反応を伴います。しかし、生じるメカニズムや中身は全く違います。

恐怖は、実際に身の危険が起こり得る時に生じる反応で、しっかりと恐怖の原因が特定されているのが特徴です
不安は、未来や将来起こり得るものに対して生じる反応で、まあどれが不安かが漠然としてわかりにくいという特徴があります

という特徴があります。

私はカウンセリングで「怖い」と訴える場合は、まずそれが「恐怖」か「不安」かを分けます。分けた後で、各々の対処の仕方を一緒に考えます。また、恐怖か不安かが特定されれば、イメージがしやすくなり、その分共感も肯定もしやすくなります。

恐怖と不安の違い、お分かりいただけましたでしょうか?

またFacebookでこうしたお題を出していきたいと思います。
興味がある方、ぜひ私とお友達になりましょう。
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Facebook(田中勝悟)

あと、こういったお話、選択理論に興味のある方はこちらもご覧ください。



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2013.10.27 Sun l 精神科臨床 l コメント (2) トラックバック (0) l top
児童虐待の報道が昨今増えていきます。

参照:帰宅2週間後に死亡…厚労省チェックリスト「参考程度」だった児童相談所
参照:3歳の息子を足で蹴り、顔の骨折る 父親を傷害容疑で逮捕

私自身、スクールカウンセラーとして勤務していると、虐待のケースというのは少なからずあります。また、過去に虐待を受けている方のカウンセリングの経験もあります。

虐待について、若い頃は「なんて親だ!!」と許せない気持ちもありました。
しかし、最近は「確かに殴りたくなる、怒鳴りたくなる気持ち、わからなくもないなあ」と思うようになりました。

※だからと言って、殴っていい、怒鳴っていい、虐待をしていいと思ってはいません。心境はわかるけど、実際にそれをしていいわけではありません。

子どもというのは言うことを聞かないものです。
さらに言葉の表現も足りないため、自分の意見を伝える手段も大人と比べて多くはありません。

そうした子どもを育てる上で、どうしても親としては「イラッ」としてしまう時があります。

早くしてほしいのに、ゆっくりする。
別のことをしてほしいのに、いつまでも遊んでばかりいる。
いくら言っても、泣いてばかりで言うことを聞いてくれない。

などなど。

ちなみに人間というのは自分のペースを崩されるとストレスを感じてしまいます。
子育てというのは、それだけでペースを崩されてしまいます。
それが一日や二日くらいならいいでしょう。
でも、それをずっとし続けるのは至難の業です。

そうした中でご両親が心身に不調をきたし、精神面でも疲れが出てしまい、何とか子供にいうことを聞かそうとして、叩く、殴るなどの体罰や暴言が出てしまいます。

これが虐待をしてしまう原因の一つです。

他にもいろんな原因もありますが、大抵「虐待をしてしまいそうで」と悩んでカウンセリングに来られるご両親は上記のタイプが一番多いです。皮肉にも親業をしっかりやろうと責任感があり、プレッシャーを感じやすいような親、「子供のために」と自分の全てを投げ出すような親ほど、上記の理由から虐待をしてしまうのです。

しかし、殴っても叱っても怒鳴っても、状況は全く変わりません。
そうした中で、どんどんやる気をなくし、子どもや子育てへの関心もなくし、うつ状態になり、より一層虐待の悪循環に陥ってしまう人も珍しくありません。

そのため、カウンセリングでは親としての頑張りをしっかりと聴いていくこと、「今までこの子のために一生懸命だったんだ」と聴くことが大切です。

こういうタイプの虐待は、お母さん、お父さんをしっかりと支えていく支援があると効果的です。

あと、もう一つ、子どもの性格や気質をしっかり理解することが大切です。
子どもの性格をしっかりと知ることで、対処の仕方、子育てのポイントが本当にわかりやすくなります。

例えば、所属欲求の強い子どもは、「これをしないといけないよ」「もうやめようか」という言い方よりも、「一緒に〇〇をしようか」という言い方の方が、素直に聴いてくれることも多いです。
逆に所属欲求の低い子供は、こうした言い方をしても逆効果です。

また、褒めた方が良い人もいれば、自由にさせた方が良い場合もあります。
大人側の意見を伝えた方が効果的な子供もいれば、自分で考えさせた方が良い場合もあります。

これらは生まれつきの性格でほぼ決まっています。
逆に言えば、これらの性格をしっかりと理解しておけば、無駄に叩いたり、怒鳴ったりする必要はなくなるのです。

どうするのかではなくで、どう理解するかが大切です。
それがわかれば、自ずとどうすればいいのかが見えてきます。

こうした知識が浸透すれば、多くの虐待は減るのではないかと考えています。

子育てで悩んでいるお母さん、お父さん、コチラのサイトをご覧ください。

※上記の理由はあくまでも児童虐待の一つです。親自身が虐待を受けているケースや性的虐待など、親自身に課題のある場合は、理由も解決法も別です。ただ、虐待の大半は上記の理由だろうと思います。



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2013.10.26 Sat l 夫婦・親子・家族 l コメント (0) トラックバック (0) l top
最近、子育て論にはまっています。
どうも昔から、一つのことに夢中になってしまうとそればかりしてしまうところがあるようです。

さて、今回の表題は子どものみならず人を育てることに通じることじゃないかなと思います。


「叱って伸びるタイプ」というのはイメージしやすいと思います。
俗に言う批判されて「この野郎、言われないようになってやるぞ!!」と頑張っていくタイプですね。スポーツマンやガテン系の人というのはこういうタイプ多いと思います。

それから
「褒めて伸びるタイプ」というのもわかりやすいと思います。
例えば、「これすごく上手にできたね」と言われて、「そう?」と嬉しくなってどんどん夢中になって気づけば、その道のプロとして一線で活躍している人という感じです。

実は上記2つに全く当てはまらないタイプというのがいます。
逆に言えば、叱ると委縮してダメだし、褒めても落ち込んでしまってダメになってしまうタイプです。
つまり、「こらー」と怒ると泣き出し、「すごいね」と言っても困ったような表情をして固まってしまいます。

上記2つの指導の仕方しか知らないと、こういうタイプに対してどう教えていいかわからなくなります。

この3番目のタイプとは、
「理解されて伸びるタイプ」です。

「この子はそういう子どもなんだ」と理解する、もしくは理解しようという姿勢を大人が見せ続けることで、伸びるタイプです。
ちなみに、エジソンは「理解されて伸びるタイプ」だと思います。お母さんが彼のことをしっかりと理解してくれたことで、あそこまでの才能を発揮できたんだと思います。

子どもというのは理解されることで才能を発揮します。
私たち人間というのは鏡を見て自分の姿を知るように、相手が「こう思っている」ということを鏡のように知ることで「自分とはこういういいところがあるんだ」と初めて理解できることができます。

そのため、「褒めてもダメ」「叱ってもダメ」そういうときは「その人をまずは理解すること」にエネルギーを注いでみてください。子どもというのは理解してくれていると思うことで初めて自分の良さを見つけることができ、そして自分を好きになれます。

ちなみに、私が不登校や発達障害、いじめなど、そういったケースのカウンセリングをする場合、まず子どもを理解していくためのお話をします。お母さん、お父さんが子どものことをしっかりと理解することで、叱る・褒めるよりももっといいやり方が自然と見つかることも多いのです。

この続きはまたこちらの研究会でゆっくりとお話したいと思います。

子どもの良さを見つけるということは子どもを理解すること。
子どもは理解されるだけで、ぐんぐん伸びることができます。
そんな子育てが実践されるような日々を願って、私は今日も臨床を頑張っていきたいと思います。



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2013.10.24 Thu l 夫婦・親子・家族 l コメント (0) トラックバック (0) l top
子どもを育てていく上で、関わっていくうえで、私たちはともすると「何」を「どのように」伝えたのか、言ったのかに焦点を当てがちです。

例えば、子どもが学校に行かなくなった場合、親は子どもに対して「何を言えばいいのか」「どう対処すればいいのか」をまずは考えます。
問題を起こす子どもに対して教師は「どう叱れば言うことを聞くのか」と頭を抱えています。

いくら言っても聞かないし、「こうすれば言うことを聞かせられる」という文言を読んで試して見ても効果は出ません。いろいろ試してみたけど、試せば試すほど上手く行きません。

褒めてもダメ、叱ってもダメ。

言うことを聞かない人に対して、どう褒めればいいのだろうか、どう叱ればいいのだろうかと頭を抱えている人は実は結構いるものです。


大切なのは「何をどう伝えたのか」ではなく、「誰が言ったのか」です。

人間と言うのは残念なことですが、人を見て行動する生き物です。
私たちに危害を加える人に対して、近づきたいと思わないように予め脳はプログラミングされています。

子どもが大人や先生を嫌いだと思っている場合、間違いなく子どもはあなたの言うことに対して耳を傾けないでしょう。もしくは、形だけ従っている場合もあるかもしれません。

子ども達は、信頼できる人の言うことにはしっかりと耳を傾けます。
子どもにとって信頼できる人というのは「自分の味方」になってくれる人のことです。

・耳を傾けてくれる人。
・共感してくれる人。
・励ましてくれる人。
・信じてくれる人。
・尊敬してくれる人。
・受け入れてくれる人。
・それでも違うと思ったら、しっかりと意見を話してくれる人。それでいて自分の意見は尊重してくれる人。


そうした人を子どもは「自分の味方」と見てくれます。
信頼してくれます。

そういう人が話す言葉を子ども達はしっかりと受け入れてくれます。
「自分のことを理解してくれる人」だから、子ども達も「その人の言うことを理解しよう」と努力してくれるのです。

逆に子どものことを理解しようとしていないと、「わかってくれない」と子どもからの反発にあうと思います。

まずは子どもをしかりと理解していくことです。
むしろ、そうした関わりを子供たちは欲しています。求めています。
そうした大人にあなたがなっていくことが子ども達を幸せにしていくために、幸せな子どもを育てていくために大切なことだと私は信じています。

興味がある方は、こちらのサイトをご覧ください。



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2013.10.21 Mon l 夫婦・親子・家族 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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アンチエイジングの意味