2011
10/03
月
それは信念や人生観、価値観となって表れます。
それがあることで私たちはこれから人生をどう進みたいのか、どう変えたいのか、どうなれば幸せか、私とは何かを知ることができ、自分自身の土台を固めることができます。
例えば、子どもの幸せを願っている場合は、それが親の人生の方向性や土台を決めます。仕事に情熱を傾けている人はより良い仕事をすることが人生の中で大きな部分を占めています。プライベートな時間を必要とする人は、自分の時間をどうすればより良いものにするかを考えます。
この人生の方向性が具体的になればなるほど、私たちは自分の人生に自信を持つことができます。逆にこれらが曖昧であれば、「自分とは何だろう」と私というものが見えなくなり、不安定になります。
信念や人生観、価値観などの思いはできるだけクリアにすると、より良い人生を歩みやすくなると言えます。
しかし、問題は私たちの思いが具体的にクリアになればなるほど、人間関係にズレが生じてしまうことです。そして自分の思いのみにこだわってしまうと、「相手は何でわかってくれないのか」と不満を感じ、人間関係が悪化してしまいます。そうなると、私が強く抱いていた信念や人生観、価値観は大きくブレてしまいます。つまり、自分に自信が持てなくなります。
そうならないために、あなたの大切な人に対して、できるだけお互いの思いを分かち合う習慣を持つことが大切です。
相手はどうなりたいのか、どんな思いを大切にしているのか。
この時に重要なのは、相手の思いを批判、非難しないことです。
それよりも、「私はこう思っているんだけど、相手はこう思っているんだ」と自分と違う価値観を持っていることを受け入れることです。
そうすると、お互いの思いが具体的に、クリアになりやすくなります。
また、思いを受け入れることは相手との関係を強くさせます。
大切な人と一緒にいる時間、お互いの思いを分かち合ってみてください。
相手はどんな思いを持っているでしょうか?
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