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心理カウンセラーの田中勝悟です。

昨日は中学生に「心の授業」をしてきました。

「心の授業」と言っても、選択理論のエッセンスである「私たちは行動を変えることができる」ということを例を交えながら、ワークを用いながら話をしただけですが。
それでも子供たちは真剣に聴いてくれ、アンケートにも「受験勉強に役立ちそう」「嫌なことがあった時に乗り越えられるヒントになった」とうれしいコメントを書いてくれました。

選択理論のエッセンスは「私たちの行動はすべて選択されたもの」ということです。そして一部を除いて、ほとんどの精神病は患者自ら選択した行動であるとグラッサーは説明しています。

私たちの行動は行為・思考・感情・生理反応に分かれます。

例えば、うつ病というのは落ち込みなどの感情行動が顕著に選択された状態であると選択理論では説明されています。
(この「選択された状態」がポイントです)
そして落ち込みやだるさが日常生活に支障が出てしまったために、多くの人は心療内科の門を叩きます。

この時、多くの人は「落ち込み」を何とか解消したいと考えています。
しかし、それでは上手くいかないでしょう。
なぜなら落ち込みは感情行動だからです。
感情と生理反応は直接コントロールすることができない行動です。

そのため、感情を何とか変えようとしても、多くの場合、それは無駄になってしまいます。

そこで、選択理論では直接コントロールしやすい行為と思考に焦点を当てます
よく言われる例が「落ち込んだときは早歩きをすればいい」というものがあります。

私たちは何か楽しいことをしているとき、体を動かしているときは落ち込んだ気分を選択することは難しくなります。

また、考え方を切り替えるということも有効です。
例えば、アドラーという精神科医は嫌なことをしないといけないときにはこう考えたそうです。
「やったー!まだやることが残っている!人生は私を必要としているんだ」

「なぜできないか」に焦点を当てるよりも、「どうすればできるか」を考えていくと落ち込みを選択しにくくなるでしょう。

授業を受けた中学生たちが学んだことをヒントにして、これらからの人生を上手く乗り越えてくれることを心から望んでいます。


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2012.12.06 Thu l 精神科臨床 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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