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心理カウンセラーの田中勝悟です。

昨日の特ダネで、DVの特集をしていたのを見ました。

最近は妻から夫へのDV(家庭内暴力)というのが出てきているんですね。

妻の主張がとても印象的でした。
「一度怒ってしまうと止まらなくなる」
「その後は後悔の念が押し寄せてくるのに、またやってしまう」

自身の怒り感情をコントロールできず、「本当はこんなことをしたくないのに」と思いながらやってしまう、そんな妻たちの苦悩を垣間見ました。
そして気づけば、愛していた夫が逃げ出してしまい、大切な人を失うという悲劇に合っています。

実はこの過程は夫が妻にする場合とほぼ一緒です。
しかし不思議なもので、社会的なイメージからか夫が妻にする場合とは大分印象が異なるように感じます。

最近、日本でもDVの治療プラグラムとして「アンガーマネジメント」が注目されるようになってきました。
これはアメリカでは大分浸透していますが、自分の怒り感情を上手にコントロールするスキルを学ぶことで、DVをしない関わり方を身に着けるというものです。

DVとは自分の怒りを上手くコントロールできないために起こってしまう行動の最たる例の一つです。
つまり、怒りのコントロールを身に着けることが解決策となります。

ここで大切なことは、「怒り」自体をなくすことは不可能だということです。
「怒り」は防衛反応であったり、意思表示の手段であったり、原動力になったりと、怒りそのものは私たちの生活になくてはならない感情です。怒りとは私たちが生きていくために備わっている感情であり、だからこそ自覚してコントロールするのが難しい感情であるといえるかもしれません。

しかし、怒りを上手にコントロールできなければ、大切な人との人間関係を壊してしまい、自分を傷つけてしまうなど不幸な人生を送る可能性が高くなってしまいます。そのため、怒りを上手にコントロール出来たほうがいいでしょう。

怒りを上手にコントロールできない人の共通点として、自分が何に対して怒っているのかをきちんと理解できていないということが挙げられます。ただ「相手が私を怒らした」というだけで、「なぜ、私が怒るという感情を選択したのか」にうまく気づけていない場合が多いです。
そして、怒りにつながる行為(暴言を言う、殴るなど)を一度でも選択してしまうと、感情は一層爆発してしまいます。一度怒り出したら止まらなくなったという経験は多くの方がしているのではないかと思います。

このブログを読んでいる方にぜひ覚えていただきたいことがあります。
まず、「怒り」というのはその人自らが選択した感情であるということです。
そもそも「怒りという感情」は、自分の願っている状態と全く違っているということを教えてくれるための選択されて生じた感情の一つです。

そして、その感情をどう使うかはあなた自身で選ぶことができます。
具体的には行為と思考を上手にコントロールすることです。

参考:全ての行動は選択されている(全行動)

例えば、怒りを感じたら、自分が願っていることと現実がどうずれているのかを振り返ってみることが有効でしょう。事実、「あ、これで私怒っていったんだ」と気づいたことで、怒りがすとんと落ちた人も多いのではないでしょうか?これは思考の例ですが、これができて怒りをコントロールできるようになった方もいます。
また、今後のことを考えて「今の関係を壊すために怒っていいのかどうか」と自問自答するのも効果的です。

また、怒りが止まらない時はその場を離れるという行為(タイムアウト)が有効なときがありますし、日記に書き記すというやり方もあります。他にも、怒るときは笑顔を作るといいかもしれません。実は笑顔を作るときに筋肉の動きは怒りを低下させる効果があります。スマイルトレーニングを実施することで怒ることが減ったという方は結構いるのです。

ただ、DVや虐待など深刻な怒りのケースになる場合は、上記のやり方だけでは難しいでしょう。その場合は専門家に相談した方が良いです。何度も言いますが、「怒り」とはもともと人が生きていくために備わっている感情です。そのため、料理の作り方を学ぶように、一人で処理するのが難しい場合は専門家から学ぶ必要があります

もし怒りの処理になお悩みの方は医師やカウンセラーなどにご相談ください。

ちなみに、「アンガーマネジメント」は選択理論の得意領域の一つです。
日本選択理論心理学会 尼崎支部では2月16日に「責任ある生き方」についての研究会をしております。
その中で怒り行動とその処理の仕方についての話もします。
「怒り感情」にお悩みの方はぜひお越しください。上手なセルフコントロールの仕方を身につけましょう。



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2013.02.06 Wed l メンタルヘルス l コメント (0) トラックバック (0) l top
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