【スポンサードリンク】
  



心理カウンセラーの田中勝悟です。

昨日「ほんまでっか!?TV」でレンタルフレンドという商売があるのを知って非常に驚きました。そういえば昔、結婚式でレンタルで友人を借りるというのがあったのを見て、ショックを受けたことを思い出します。

正直な話、私にはかなりの抵抗がありました。
世代的な感覚なのかどうかわかりませんが、「友人をレンタルする感覚」が今一つつかめません。

ただ、レンタルという言葉にどこか良い響きも感じさせます。
まず、会うかどうかは自由に決めることができますし、人付き合い特有の厄介さは当然出てきません。そして、相手は私の理想の友人を演じてくれています。

お手軽に理想の友達と会えるという意味では良い方法かもしれません。

ただ、人間関係とは相互関係ではないかと思うのです。
つまり、お互いがお互いを成長させていくのが人間関係の本質ではないかと思います。理想の友人とは私の思い通りの友人であり、ビジネスライクの付き合いでもあります。そういうつながりに人間としての成長があるのかどうか・・・私は少し疑問に感じてしまいます。

そういえば、中学・高校生の間で「イツメン(いつもいるメンツ)」というのが流行っていると聞きました。普通の友達というのは「ずっといる」ということが前提で付き合うと思うのですが、若い子の中では「このまま付き合いつづけるとしがらみが増えるし」ということで、一年間だけという「契約」で友達関係を作るのだそうです。進学して別々になったらお互いにメルアドを削除したり、また同じクラスになったら「友達の契約」を再度作るそうです。
中には「お互いずっと一緒にいる友達」と思って過ごしたのに、急に「次で進学だからしがらみあると困るし友達解散」と言われ、人間不信になった人もいます。

私の感覚では人間不信になった人の方が正常に思うのですが、徐々に人間関係のイメージが変わりつつあるような予感を感じさせます。何か若いうちにビジネスライクの付き合い方を実践している子供を見ると、「これでいいのか?」とちょっと疑問に感じてしまうのは私だけでしょうか?

大切なのは本当の友達とは時間をかけていろいろとケンカしたり、ぶつかり合ったり、分かち合ったり、理解しあったり(この辺りは人の気質によって個人差がありますが)、時間をかけて熟成していくものだと思うんです。特に大人が作る友達というのは。気軽に手に入るものほど、簡単に手から離れてしまうものではないかと思います。

また、大人や社会が人間関係や友達の作り方をしっかりと教えていく必要があると思うのです。
友達というのは私は2通りあると思います。

①利害関係なく、ただ一緒にいて楽しいという関係。遊び仲間。
②一つの目標に向かってお互いに自己研鑽していく関係。学び仲間。

私たちは何か一つの目標があって、それに向かって一緒に歩んでいく友達を望んでいるのだと思います。
サークルや〇〇教室が流行っているのはそうしたニーズに沿っているためではないかと思います。
友達というのはただレンタルするのではなく、一つの目的に向かってお互いに高めあうことで作っていくものではないかと思います。

ちなみに来月からダイレクトコミュニケーションという会社のコミュニケーション講座の講師をします。
主にセルフカウンセリング(選択理論)のスキルと人間関係のコミュニケーションスキルを一年間かけて教えていきます。

選択理論尼崎支部研究会と違うのはコミュニケーションスキルの習得に重点を置いているところ。興味がある方は是非こちらからお申し込みください。



↓のボタンをクリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト
2013.02.21 Thu l その他 l コメント (2) トラックバック (0) l top
【スポンサードリンク】

コメント

Re: No title
1.2のサンタロウさん、ブログ読んでいただいて感謝です。
私の記事に同感していただいてあいがとうございます。

そうですよね。

私はレンタルフレンドやレンタル彼女と言うのは、どうなのかなあ・・・という気持ちがあります。
そこにお金を払うのであれば、コミュニケーション教室や居場所サポートや趣味のサークルがあるので、そちらに行った方が良いのではというのが私の気持ちです。

> 本来、人は切磋琢磨して恋人や親友を見つけるものでないでしょうか。
> 自分なりの結果、幸せの未来につながるとおもいます。大事なことには、時間がかかりますが利害関係ではない人との縁こそが、お金では買えない財産です。誠の恋人、親友関係によって
> 気づき・学びがあり、人は成長していくものだと思います。料金を払い、人をレンタルする事は、一時は満たされるかもしれませんが、後から、歪みが生じると思うのは私だけでしょうか?

→非常に鋭い指摘だと思いました。そして非常に良い気付きだと思います。
レンタルフレンドは基本お金の関係です。
お金の関係と言うのは非常に理性的な割り切りの関係だということです。

カウンセリングはその割り切の関係を活用して、深い部分に入り込んでいくことで効果を上げるのですが、レンタルフレンドの場合はどうなのかなあと思ってしまいます。

友達と言うのは、割り切れないところがあって、その部分で苦しむことで人間的な成長や大切な縁が得られる関係だと思います。それは恋人や家族も同様です。

だからこそ、お金だけの友達と言うのは、一時的な寂しさを紛らわせるものの、やはりどこかで歪みが出てしまうのではないか・・・そんな気がします。

非常に良いご指摘ありがとうございました。
おかげで私の中でも整理がつきました。






2015.03.21 Sat l 田中勝悟. URL l 編集
No title
初めまして、同感いたしました。実は、私はハンドセラピー受けた事がきっかけでレンタルフレンドを知りました。そのセラピーが始めは便利屋の一部とはしりませんでした。そのセラピー女性は、予約すれば、指定した場所に来て二人で会うことの説明をしました。ケータイ番号を聞かれ教えると翌日メールがきて何度かやり取りしましたが、いつも深夜にメールがきて、この様にメールをしあう事が仲良くなったと勘違いおこし二人で会いたくなる気持ちになりレンタルフレンドに繋がる人もいるのではないでしょうか。
本来、人は切磋琢磨して恋人や親友を見つけるものでないでしょうか。
自分なりの結果、幸せの未来につながるとおもいます。大事なことには、時間がかかりますが利害関係ではない人との縁こそが、お金では買えない財産です。誠の恋人、親友関係によって
気づき・学びがあり、人は成長していくものだと思います。料金を払い、人をレンタルする事は、一時は満たされるかもしれませんが、後から、歪みが生じると思うのは私だけでしょうか?
2015.03.20 Fri l 1.2のサンタロウ. URL l 編集

 

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://counselornotubuyaki.blog.fc2.com/tb.php/185-6f93b6ce
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
アンチエイジングの意味