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心理カウンセラーの田中勝悟です。

カウンセリングではクライエントが泣く場面と言うのは結構多いです。
もしかするとカウンセラーが一番人が人が泣く場面に出会う仕事ではないかと思うくらい、クライエントの涙に出会うことは多いです。

クライエントが泣く理由はいろいろと考えられます。

今までの辛い出来事を思い出したから
考えたくない現実に直面せざるを得なくなったから
感極まったから
触れてほしい部分にカウンセラーが触れてくれたから
などなど


そしてクライエント自身は泣いていることに気づいている場合と気づかない場合があります。またなぜ泣いているのかクライエント自身が分かっていない場合もあります。また、カウンセラー自身が「なぜ泣いているのか」全くわからない場合も多々あります。

クライエントの「泣く」ことについて、カウンセリングではカタルシス効果(浄化作用)があると言われています。確かにクライエントが涙を流すとスッキリした表情になり、そこからカウンセリングの展開が非常にスムーズになることがあります。

そのためか、私自身、カウンセリングを始めた頃はクライエントが泣くのを見ると「お、泣いた」とカウンセリングが上手く進んでいるなと思ったものです。
心のどこかで「クライエントが涙を流すカウンセリングができるようになった」と考えていたのかもしれません。もちろん、この考え方は「共感的理解」から程遠いものです。

今は私はクライエントが泣くかどうかはあまり重視していません。
カウンセリングとは「クライエントがより良い人生を歩めるように一緒に歩いていくこと」です。泣くかどうかはクライエントの中での一つのステップであって、それはカウンセリングの目的でないと思います。

恐らくクライエントがカウンセラーの前で流す涙と言うのは、いろんな思いが含まれているのでしょう。それをカウンセラーの前で出せるということは必要なことです。しかし、思いを吐き出すだけでいいのでしょうか?もちろん、それだけで前に進めるという人もいます。
しかし、何よりも大切なことはこの「クライエントが前に進める」ということです。涙で障害物を溶かすのは重要です。ただその後で、クライエントが前に歩いて行けるように一緒に考えていくことがカウンセリングでは最も大切ではないかと思います。

私自身、このように考えるようになってから、クライエントの涙に振り回されなくなり、しっかりとクライエントと向き合い歩けるようになってきたと感じます。



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2013.03.10 Sun l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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