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心理カウンセラーの田中勝悟です。

選択理論では、私の言うとおりに相手を変えようとする考え方・関わり方を外的コントロールと読んでいます。
外的コントロールは「人は外側から変えることができる」という価値観・信条に従って展開されるというのが特徴です。もちろん、この考え方は選択理論から遠いものです。

そして、私たちが一番困る状況は「相手の外的コントロールにさらされている状況」ではないかと思います。
周りから「右を向いてはダメ。左を向いてもダメ。正面しか見るな」という状態でしょうか。
そして、右か左を向くと、「どこ向いてるんだ!!」と叱られる、怒られる、脅されるような状況です。

こんな状態に長く置かれていると、人は心が病気になってしまいます。
「心が病気」という表現は良くないですね・・・。
正確には「この状況は自分には合わない」と身体が拒絶反応を起こしてしまうといった感じでしょうか?
具体的にはイライラや落ち込み、頭痛、胃痛、不眠、体のだるさ、などです。
なぜかというと自分の欲求が満たされないということを身体が教えようとするためです。

ちなみに、外的コントロールの極端な形はパワハラやDV、虐待、体罰です。

外的コントロールは軽いものであれば、その人の心身の状態にもよりますが、受け流すことは可能です。
周りにも相手の外的コントロールを上手にかわしてより良い関係を持っている人は多々います。

しかし、相手や周りの外的コントロールが過度にわたり、もうこれ以上耐えられないということがわかってくる時があります。「これ以上いたら殺される」という状況です。

グラッサーはこうした状況からは「逃げること」を強く進めています。そして、体制を立て直して、自身の欲求を満たすためのプランを作ることが大切だと話しています。

しかし、単純に「逃げること」が良いとは考えていません。
できれば、今の状況が自分にとってどうかをしっかりと見極めておくことが必要です。
この「見極める」ということが本当に大切だと思います。もしかすると、逃げないで耐えることで自身の成長につながる場合もあるからです。
耐えるという表現はちょっと適切ではありませんね。正確には、その環境の中で上手な相手との関わりのポイントを見出し、自分を活かすためのより良いやり方を見つけることが可能かもしれないということです。
ただ、それを願って固執してしまうと、心身が先に疲弊してしまい、立てなくなるまでになってしまうこともあります。これでは本末転倒です。

パワハラやDVなど過度の外的コントロールを伴う状況の場合、上記のことをしっかりと整理してから、この状況から逃げるか立ち向かうか話し合います。
でも本当に難しいです。私の方で無理だろうと思っていたら自分なりのやり方を見つけて良くなった人もいる一方で、大丈夫だと思っていたら倒れて休職してしまった人もいます。

過度の外的コントロールからは逃げるということが第一選択肢です。特に命がかかわっている場合はなおさらです。
あなたの命をしっかりと大切にする生き方も選択理論で目指す生き方だと思います。



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2013.05.20 Mon l メンタルヘルス l コメント (0) トラックバック (0) l top
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