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心理カウンセラーの田中勝悟です。

最近、心屋仁之助さんの話題をあちこちで聞きますね。
ナイナイアンサーにTV出演してから、かなり有名になりました。
本もかなり売れています。

 


しかし、心屋さんの話術はすごいですね。
相談されている方が涙をボロボロ流し、そこに心屋さんの温かい言葉がすっとその人の心に入ってくる。そして、相談者はその言葉を受け取ってこれからどう生きていくのかを見直し、活力を得て相談が終わる。
(ただ、涙を流すのが女性ばかりというのは非常に興味深いです。実際のカウンセリングでも涙を流すのは圧倒的に女性です。)

最初見たときはかなりびっくりしました。
こんなすごい人がいるのかと正直に思いました。

私は元来力の欲求が強いため、「できたらいいなあ」と思い、心屋さんのやり方を研究したことがあります。
心屋さんはゲシュタルト療法を使っているのと、私もゲシュタルトは使うことがあるので、思ったより簡単に心屋さんのやり方はできるようになりました。

少し難しい表現をすると、本人の言葉と言葉の裏にある感情や思いや歴史(非言語的なもの)のズレを一気に表に引き出すように導いていくことです。本人が気づいていない部分があっても、割と引き出すことができます。

そのため、ある程度の経験と知識とセンスがあれば、心屋さんみたいなカウンセリングはできると思います。
(もちろん、クライエントの言葉と言葉じゃないものを感じ取るセンスは絶対必要です)
一時期は私が話をするだけで、クライエントが涙を流し、スッキリした表情で終わることも多々ありました。

さて、そのやり方を今でも使っているのかと言われると、
最近は全く使っていません。

理由は簡単です。
健康な人以外には使えないからです。
薬を大量に飲んでいる人、気持ちが全く整理できずぐちゃぐちゃな人、大きな孤独感を持っている人に使うと、メチャクチャになります。
また、このやり方は非常にセンスと集中力が必要なので、体調によって大きくぶれてしまうこともあります。
(だからこそ、心屋さんはすごいと思います。あのプレッシャーの中でよくできるなと思います。才能がないとあんなカウンセリングを毎回こなすことは到底不可能だと思います。)

カウンセリングとはTVで見るように、あそこまで派手で劇的で即効性があるものではありません。むしろ、あんなに劇的なカウンセリングを実際の現場ですれば、後の反動がかなり怖いです。
基本は地味で、カウンセラーが成功したという感覚はなかなか持てず、「何をやっているのか」と無力感に襲われることも多い仕事です。
まあ、だからこそ、心屋さんのやり方を真似しようとしたのですが、やるうちにだんだんと「何か違う」と私の中でモヤモヤが出てしまったのです。しばらくモヤモヤと格闘しているうちに、「これは現場のカウンセリングには向かない」と思い、使わなくなりました。

現場でのモットーはやはり「クライエントが安全にカウンセリングをできるように配慮すること」だと思います。クライエントが無理なく自分と向き合い、ゆっくりと良い方を探し、見つけだし、歩いていくことが必要だというのが私の考えです。

もちろん、心屋さんのカウンセリングは効果はあると思います。
ただ、ある程度健康な人の方が良いと思います。TVでやるようなカウンセリングは、ある程度の揺さぶりに耐えられる心の強さ(健康さ)があることが前提で行われるべきだと思うからです。

今回の話はこちらのブログにかなり影響を受けました。これを見てモヤモヤが一気につながりました。
やはりクライエントが悪化しないことを第一に考えることが臨床家の責務だと感じます。

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2013.06.03 Mon l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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