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心理カウンセラーの田中勝悟です。

今回は話を聴くということについて書いてみたいと思います。

よくカウンセリングで「話を聴く」と言うと、「相手も気持ちを聴く」というイメージが強いのではないかと思います。

例えば、クライエントが「つらいんです」と言う場合、その「つらい」という気持ちをしっかり聴こうとするような感じでしょうか?他にも「上司とそりが合わなくてしんどい」と言われると、「それはしんどいね」と気持ちに焦点を当てる人は結構多いのではないかと思います。そもそも、大学院でもですが、話を聴くと言われれば、「できるだけ気持ちに焦点を当てましょう」と教わったカウンセラーは結構多いんじゃないかと思います。

しかし、現場のカウンセリングでは「気持ちに焦点を当てる」だけでは結構行き詰まりがあるような気がします。
本当にセンスがある人であれば、それでもカウンセリングを上手にこなすことができるのではと思うのですが、私の場合、「気持ちに焦点を当て続けること」は難しいのです。


具体的に言えば、上記の「上司とそりが合わなくてしんどい」と言われた場合、私であれば「そりが合わないとはどういう状況か」を必ず聞きます。もしクライエントが混乱して話せない場合は、「昨日はそりが合わなくてつらい状況はありましたか?」ともう少し状況を具体的に絞って聴くようにします。
そして、その時にクライエントがどう思って、どう上司が対応して、さらにどう感じたのか。そして、クライエントはどうなれば気持ちは楽だったかなどを詳細に聴くようにします。
具体的に聴くことによって、クライエントの置かれている境遇がさらにクリアにはっきりと見えるようになります。ここまで聴けて、クライエントにどうなってほしいか、どうすることができるかをカウンセラーと深いレベルで対話することが初めてできると私は考えています。

よく経験の浅い人(私もまだまだ浅いですが)のカウンセリングを見ると、まだ具体的な絵が見えていない状態でアドバイスをしてしまい、クライエントの反発にあっている人を良く見かけます。また、クライエントの置かれている状況がなかなか見えず、クライエントの支援の方向性が見えずに困っている人も見かけます。

私はクライエントの置かれている状況を絵や写真のように、はっきりと見えるように具体的に聴いていくことが必要ではないかと思うのです。その時にやっと「それはしんどいね」と伝えることでクライエントは「わかってもらえた」と感じ、先に進む希望を見いだせるのではないかと思います。カウンセラーが「わかる」のではなく、クライエントが「わかってもらえた」というのが大切なのです。このことはカウンセリングだけでなく、実際の人間関係でも当てはまると思います。

まとめ:人の話はしっかりと納得するまで聴きましょう。「わかったつもり」ほど人間関係やカウンセリングで怖いものはありません。
(はい、私も反省の念を込めて書きました)


↑選択理論の傾聴の仕方を学ぶ本として、これ以上の書籍はありません。ただ、出版社が倒産しているため、なかなか手に入らなのが難点です(ToT)


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2013.06.11 Tue l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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