FC2ブログ

カウンセラーのつぶやき

いつも読んでいただいてありがとうございます。カウンセリングで私が学んだこと、感じたことを書いています。立ち寄られた方が少しでも幸せになっていただければ、とてもうれしく思います。

2011 11/12

症状に焦点あてないこと

今回はカウンセリングについてのお話をしたいと思います。

リアリティセラピーのカウンセリングは症状に焦点をあてないことを原則とします。
症状とは今のクライエントの心境や状態を表しています。
例えば、つらい、しんどい、悲しい、怖い、いやだ、頭痛や腹痛、体のだるさなどが含まれます。
カウンセリングではこうした症状に焦点を当てないように心がけます。

これだけ読むとカウンセリングとは冷たいものという印象を持たれるかもしれません。
また、「症状に焦点を当てないなんて、カウンセリングに意味があるのか」と思った方もおられると思います。

これにはちゃんとした意味があります。
クライエントはつらい状態を何とかしたいという思いがあってカウンセリングを受けたいと思います。
しかし、つらいという思いにこだわっていると私たちはこの状況を打破するエネルギーを得ることが難しくなります。
私たちは現状を乗り越えることで今の問題を解決することができます。そのためには、どうしても現状を乗り越えるためのエネルギーや意志が必要不可欠となります。

そのエネルギーを引き出すコツは「つらい」という思いに焦点を当てず、どうなれたらいいか、そのためには何ができるかを考えて実行に移すことです。
例えば、仕事で成功したいのに失敗してつらければ、「成功している自分」をしっかりとイメージし、そこに向かって努力を重ねることです。好きな人と別れてつらければ、「その人がいなくてもしっかりやれている自分」をイメージしていくことがカギです。

その時に、「私はつらくて何もできない」と思い、何もしなければ事態は長引くだけです。状況がどんどん悪化することもあります。
もちろん、現状維持が有効という場合もありますが、それは私たちにできることが「現状維持」しかない場合だけです。

クライエントが自分と向き合うことで、先へ進んでいくエネルギーをいかに作り上げていけるかが、カウンセリングの最も大事な部分ではないかと私は考えています。
そのためになるべく症状には焦点を当てず、「どうなりたいか」に焦点を当てることが大切であると思います。

関連記事
スポンサーサイト



この記事と関連する記事

症状に焦点あてないこと

(0)TB(0)

AFTER「私たちの性格は親の躾のせい?

BEFORE「ストレス「発散」と「解消」の違い

COMMENT

MESSAGE

非公開コメント

Top