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カウンセリングでは人間関係に悩んでいる方が来られることが多いのですが、非常に不思議なことが起こります。

例えば、お母さんが子どもに良い大人になってほしいとガミガミ言えば言うほど、子供が自信を無くして引きこもりがちになってしまっているケース。

上司が叱咤激励のつもりで、部下を怒るのですが、結果部下がうつになり休職になってしまったケース。

妻が夫を愛するからこそ、してほしいことを言えば言うほど夫が妻から離れてしまい、妻が原因不明の頭痛になってしまったケース。

「相手のことを愛している、大切にしているからこそ、なぜか大切な人との人間関係が悪化していく」ケースというのは本当にカウンセリングでは多いです。
そして、来られた方は「なぜここまで言っても治らないんだ。わかってくれないんだ」と怒りを露わにしたり、
相手は「ここまで自分を痛めつける相手が憎い」「もうあの人のことは信じたくないし、仲良くしたくない」と落ち込みや憎しみを選択したりします。中には原因不明の頭痛や腹痛を呈している方もおられます。

このお母さんや上司、妻がしている行動は選択理論を学んでいる皆さんなら当然知っているものです。
これらの行動は「外的コントロール」と呼ばれます。

外的コントロールとは
①私が言えば相手は変わる!
②私の言うことは正しい!!
③相手は間違っているから正しくさせるのは私の義務だ!!!


という価値観・信条に基づく行動です。

ところで、私たちはなぜ相手を変えようとするのでしょうか?
間違っているから変えようとする心理はどこから来るのでしょう?

皮肉なことに外的コントロールは相手を愛しているからこそ生じるものだと私は考えています。
大抵、どうでも良い人になればなるほど、私たちは外敵コントロールを使わなくなる傾向にあります。
(例えば、わが子が信号無視をすれば怒るのに、知らない人が無視しても何も言わないのと同じです)
子どもに良くなってほしい、部下に仕事をしっかりと覚えてほしい、夫といい家庭を築きたい。
だからこそ、相手がそれができるように変えようとします。
この時、相手を変えようとしていることにはなかなか気づきません。

しかし、相手は「無理やり自分を変えようとしている」と敏感に感じます。
そしてそのコントロールに抵抗しようとします。
その抵抗の結果、お互いの距離が離れていきます。


これが外的コントロールを使った時の人間の心の動きなのですが、問題は「わかったところで、なかなか変えることができない」ということです。できるようになるためには、一生涯にわたって、訓練・練習・研鑽が必要となります。自分がどういうときに外的コントロールを使うのかを知っておく必要もあります。もちろん、外的コントロールを使わないやり方を身につければ身に着けるほど、相手との距離の縮め方、愛情の伝え方が上手になり、今よりも生きやすくなっていくでしょう。


明日8月1日から、日本選択理論心理学会が名古屋の金山で行われます。
どんな発見があるのか、学びがあるのか、今から非常に楽しみにしています。
また結果はまたブログでお話したいと思います。



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2013.07.31 Wed l 選択理論 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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