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今日はカウンセラー向けの文章です。

私はカウンセラーとして、日々臨床を行っております。
まあ現在の延べ回数は1000回ほどなので、まだまだですが。

最近、クライエントの気持ちというのを考えてみたりします。

クライエントは「カウンセリングを受けたい、話を聴きたい」と思ってカウンセリングには来ません。
クライエントは「良くわからないけれど、何とかなれば」と思ってカウンセリングに来られます。

だから「どうなりたいのですか?」と聞いても、「いや、わかりません」と答えます。

この状態で受容も共感も積極的関心もできません。
これらはクライエントの話を聴いているうちにできてくるものであって、最初からするものではありません。

共感というものを考察する

クライエントは本当に良くわからないままカウンセリングに来られます。
「どうなりたいか」がわかっている場合もありますが、もしカウンセリングで話して「あなたには無理」と言われたら…という怖さもあるため、なかなか言えない人もいます。逆に「こうなりたい。どうしたらいいか。」とカウンセラーにまくし立てるタイプもあります。

どれも共通しているのは、「今の状況を何とかしたい」です。決して「話を聴いてほしい」ではありません。


その中で徐々にカウンセリングで扱うものを話し合っていくのですが、最初はクライエントは「カウンセラーを信じて話していいのか、話さない方が良いのか」を考えながら話をします。誰だって良くわからない人に内情を話すのは抵抗があります。中には「カウンセラーだから・・・」と私の肩書を信じて話をしてくださる方もいます。クライエントはカウンセラーが信頼に足るかどうか見定めているものです。

その中で、徐々に「これを話しても大丈夫かな?」とクライエントの中で考えながら話します。
そしてある時を境にバーッと感情を抑えきれず話しだします。
この時、クライエントも「何で私こんなことまで話しているんだろう」と混乱しながら話すことも少なくないです。

そして、しばらく落ち着いて、クライエントは少しスッキリした表情を見せます。

この時に、カウンセラーは「こうしてみたらいいと思うよ」と伝えると、クライエントは「そっか、それでいいんだ」と思います。非常に納得した表情です。この時に「カウンセリングってすごいんだ」と思うかもしれません。

この時に私は必ず「今回初めてだったけど、どうだった?」と聴きます。
これについて2つの意図があります。
クライエントがカウンセリングで起こったことを振り返るため。
クライエントがこれからのカウンセリングの使い方を自己評価してもらうためです。

この頃になると、クライエントは「こういう時に使ってみたい」「ちょっと、続けてみたい」と思うようになります。逆に、カウンセラー側が「あなたはこういう問題がある」「カウンセリングとはこういうもの」「だから続けなさい」と伝えると、クライエントは「考えます」というか「わかりました」と言って次回から来なくなります。

カウンセリングは医療や整体、エステなどと比べて、続けるかどうかの選択がかなりクライエント任せになっているところがあります。カウンセリングを強制的に受け続けさせることはできません。

だからこそ、私は次どうするかはクライエントに任せるようにします。中には「先生、わかりません。来た方が良いって言ってほしい」と言うクライエントもいますが、初回カウンセリングに対しては「あなたは来た方が良い?それとももういい?」としっかりと話し合ってクライエントに決めさせます。

カウンセラーを信頼し始めると、カウンセラーにすべてを任せようとする人もいるのです。

私が普段関わっているクライエントの気持ちを考えてみたのですが、やはり大切なのはクライエントの気持ちをしっかりと汲んでいくことだなあと思います。クライエントが思っていることをしっかりと感じて、それをまずは大切にしていくことが大切なんじゃないかと思います。


↑カウンセラーを目指している人は必ず河合隼雄先生の本を読んでほしいと思います。
河合先生は日本のカウンセラーにとって神様みたいな存在です。上記の本はそんな河合先生がカウンセリングについて、クライエントについて実際の経験からわかりやすくお話しています。



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2013.09.16 Mon l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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