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最近、スクールカウンセラーとして非行少年と関わる機会が増えてきました。

特に教室に入れなかったり、机やいすを蹴ったり、物を壊すような非行少年と関わります。
実際に話を聴いたりすることもあるのですが、話を聴いて驚くのは非常に彼らが繊細なことです。

HSPのような繊細さを感じることもあります。
心が繊細過ぎる人(HSP)は生きにくい

例えば、よくあるのが先生の些細な一言で、カッとなって暴れてしまうことはよくあります。これはちゃんと原因と結果が明確です。

実はこれは知られていない事実ですが、単なる「わがまま」で非行を犯してしまうタイプの子供は中3くらいで自分の進路を考えるとおとなしくなります。また、先生に怒られれば素直に教室に入ります。

問題は中3になって進路を控えても暴れていたり、先生を殴ったり、授業を毎日ボイコットするような過激なタイプです。

まだ対応しやすいタイプと過激なタイプ、実は両者に家庭環境や知能は差はありません。家庭環境が荒れていても、対処しやすいタイプもいるし、知能が高くても過激なタイプもいます。

両者の違いは、私は周囲の状況や自分の思いに振り回されやすいほどの繊細さ」「感受性」だと思います。

ちなみに、学校で手を焼くようなタイプのほとんどが、学校に行くと腹痛や頭痛、身体のだるさなど心身の不調を訴えるケースが多いということをご存知でしょうか?実際にお腹を触ると冷たく、「本当に痛いんだ」と思わせるケースもあります。

ただ、残念ながら普段の私生活や素行が目立ってしまい、その不調を訴えてもなかなか信じてもらえませんが。

その信じてもらえないことに対して、彼らは「誰も俺のことを信じてもらえない」「もう見捨てられた」「わかってもらえない」と考えて、さらに荒れます。

ちなみに、不登校の子供と非行の子供が共通して言う言葉は「誰もわかってくれない!!」です。

不登校と非行少年の問題の根っこは同じ

一つの出来事に対して、非常に感情が揺れ動いてしまい、ネガティブにグルグルと考えてしまい、自暴自棄になってしまいます。

私たちは誰でも「わかってもらえない」状況に置かれると不快な感情や身体の不調を訴えます。
力と価値の欲求と愛と所属欲求が満たされなくなるためです。

非行少年の特徴として、「わかってもらえない」ということにかなり敏感で、私たちの数倍の感情の揺れ動きや不調が出やすいということになります。

非行少年の一番の心理的な原因はこの敏感さ、繊細さということになります。

彼らの繊細さをいかに理解できるか、「そっか、それで君はつらくてイライラしたんだ」ということをいかに知ることができるか、これが一番大切だと思います。わかってくれた時、彼らはとてもホッとしたような嬉しそうな表情をしてくれます。そして、私は思います。「そっか、わかってほしかったんだ」と。

そのためにも、私たちもある程度繊細であることが必要だと思います。

彼らの心の動きを知ろうと努力すること。その積み重ねで、より良い関係を作ること。これが非行少年の更生の仕方に必要なものではないかと思います。そのためには、子どもの言い分にもしっかりと「耳を傾けること」が必要なんじゃないかと思うのです。しっかり聴くと、ホッとした表情を見せます。

できれば、その中で彼らが自分自身の繊細さ、感受性と上手に使えっていく術を身に着けていけるように、支援、支えていく、励ましていくと良いでしょう。その際に、彼らの繊細さに敬意を払うことで、「自分の繊細さはいいところなんだ」と自信にもつながります。


↑繊細な感受性と付き合うために非常に良い本です。私はこの本を非行少年に早いうちから読ませてあげたいと常々思っています。



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2013.09.25 Wed l 不登校 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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