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不登校の子供と関わることが多くなってきました。
それに応じて、「元不登校」という人とも関わる機会が増えてきています。

そんな中で、本当に感じるのは、学力や発達障害、親の家庭などのハンディキャップと不登校はほとんどと言っていいほど関係がないということです。

大抵の子供は家でずっといるよりも学校に行く方が楽なんです。
これを読んでいる皆さんも中学校のころを思い出してください。
どうですか?毎日の勉強や友達づきあい、嫌なことやつらいことなどたくさんありましたが、家でずっといるよりかは学校へ行った方が楽だったんじゃないでしょうか。

しかし、不登校の子供は「学校ではなく家の方がまだ楽なんだ」と家にいることを選択します。
しかも、これは学力や発達障害、体罰、いじめなどはあまり関係ありません。
もし、これらが関係するのであれば、低学力の子、発達に遅れのある子、体罰を受けた子、いじめられた子は全員もしくは半分以上が学校に行けなくなることになります。
また、ある失敗が引き金となるわけでもありません。失敗は「きっかけ」であって、「原因」ではないのです。
家庭環境が原因だとしても、じゃあ虐待やDVの家庭が全員不登校になるかというとそうではありません。

上記のことに拘っていると、間違いなく不登校支援は失敗します。
私自身も上記の失敗で痛い失敗を繰り返したことが何度もあります。本当に申し訳ない限りです。

ポイントは「なぜ、この子だけ?」と言う視点です。
そのためには、子どものことをしっかりと理解していく必要があります。

不登校の子供は非常に繊細さ、観察力、独特な世界観を持っています。繊細さや感受性は本当に他の子どもよりも鋭いです。だから、日常の多くのことに振り回されてしまいます。
また、中学生とは「好き嫌い」が表れる年齢でもあります。つまり、自我が出てくるのです。

自我を別の言葉で言い換えれば「自分らしさ」です。

しかし、不登校の子供は自分らしさにも非常に繊細に反応します。そして、周りがどう思っているか、自分がどう振る舞わないといけないかにも敏感です。すると、自分と周りにズレが出てきてしまって、それを修正するのに普通の子供よりも倍以上のエネルギーを使い切ってしまいます。

これが子どもの不登校の一番の原因です。
自分自身の繊細さにどうしても耐えられないというか、そういう弱さを持っているのが不登校の特徴だと思います。私は今まで何十人もの不登校の子どもとあってきましたが、彼らのそういう繊細さには非常に驚かされます。そして、それが彼らの魅力であって、だからこそ私は不登校の児童・生徒が好きなんだろうと思います。

不登校支援のポイントはそんな彼らを少しずつ強くしていくことです。そのためには、私たちは彼らを良く知っていく必要があるのです。決して力づくではダメです。それだけは覚えておいてほしいことだと思います。

以前は不登校はカウンセリングでは良くならないかなあと思っていましたが、最近は上記のポイントであればカウンセリングはかなり有効ではないかというのが私の個人的な感想です。



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2013.10.04 Fri l 不登校 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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