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スクールハラスメントという言葉をご存知でしょうか?

私は先日この記事を読んで初めて知りました。
そして内容の凄惨さに非常に衝撃を隠せませんでした。

「スクールセクハラ」教師が生徒にセクハラメール、愛撫、婦女暴行の仰天現実…なくならない理由は学校の「隠蔽体質」、不条理経験の元教師がNPOで追及

スクールカウンセラーを長年していて、教師から生徒へのセクハラというのはあまり経験はありませんでした。
その理由として一つは田舎町の学校にいたからというのが大きいと思います。
田舎の学校は子どもと先生の距離も近く(自分の子供が通っている学校に勤務している先生もいるぐらいです)、そのせいもあってそう言ったセクハラの相談を受けることはありませんでした(私が男性ということも大きいとは思いますが)。

ただ、学校の独特な雰囲気はその通りだと思います。
代表の亀井さんが仰っているように、学校というのは基本チームで動きます。
となると、チームの和を乱すような行為や発言は最低限抑えられる傾向が学校にはあるのです。

アメリカでは不正を起こした場合、それを暴こうとする傾向があります。
日本の場合、不正が起こると内側で処理をし、なるべく穏便に済まそうとする体質があります。

和が乱れると生徒指導や学校経営は難しくなりますから。
また、学校内で力のある先生ほど、ある程度の暴力や暴言はスルーされます。その理由として、その先生がいなければ学校経営が崩れてしまうという学校システムのバランスが悪いことが挙げられます。

だから、その先生が生徒を職員室で思いっきり殴ったり、セクハラや言葉の暴力が目立っていても、その先生のおかげで学校組織が成り立っているのであれば、目をつむってしまいがちなのです。これは若い先生だけでなく、ベテランの先生や管理職でも同じことが言えると思います。

先生に下手に意見を言った結果、その怒りが子どもに向かってしまったり、逆に孤立無援になってしまって子どもを支えることができなくなるリスクを考えると、言わない方が良いだろうという選択肢も出てきます。
それを天秤にかけると、「言わない方が良い」とスルーを決め込んでしまう先生もいるのです。

しかし、私個人としては、それが良い教育につながっていくのかどうか、甚だ疑問です。
教育とはただ科目を教えて規律を守らせて「ハイ、終わり」ではないはずです。
子どもが社会で生きていく力を養っていくことが教育の大きな目標ではないかと思うのです。そして、そのためには節度ある対応を大人が子どもに見せていくべきだと私は思います。

大人とは子どもよりも許されることが多いですが、その分だけ節度・常識・礼節をわきまえていなければいけません
それができるからこそ、多くのことが許されているのです。

教師は子どもの成長のためにいるべき存在だと私は考えています。
だとすれば、子どもに危害を与えるようなやり方はするべきではありません。
子どもの成長のためにでできること、するべきことを真剣に取り組むことが大切だと私は考えます。

そうした先生が増えていくこと、学校が増えていくことを願ってやみません。

教師からの暴力やセクハラに悩んでいる人は↓のサイトをご覧ください。
スクール・セクシュアル・ハラスメント

子供の成長のためにできることを増やしたいと考えておられる先生・保護者はこちらをご覧ください。



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2014.01.10 Fri l スクールカウンセリング l コメント (4) トラックバック (0) l top
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コメント

No title
ほいさん、コメントありがとうございます。
勝手に返事を書かせていただきます。

大変な状況ですね。
しかし、一つ言えることは、「相手を変えることはできない」ということです。
例え、どんなにつらい状況であろうとも「自分にできること」を考え続けることが今できる最善のことかもしれません。

「相手は変わらない」上で「自分にできることは何か」

ほいさんの中での最善のやり方、耐え方、乗り越え方が見つかることを心より祈っています。
2014.04.11 Fri l 田中勝悟. URL l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.04.11 Fri l . l 編集
No title
ごうちょさん、コメントありがとうございます。
学校の実態ですね。
実質、校長は退職まで問題がないことを望み、そして教頭は校長になるために事なかれに徹しようとする風潮があります。

SCとして勤務していますが、結局上が変わらないことには全く改善しない現状に愕然としたこともあります。学校組織の土台は公務員気質です。

中には、生徒のために全力を尽くす教師も確かにおられます。ごうちょさんのように改善しようと躍起になる先生もおられます。
しかし、そうした先生がつぶされることも多いのが事実。そうした学校現場の矛盾に悩んでいる方がいて、私自身心強い限りです。

どうもコメントありがとうございました。
私も強く励まされました。また子供たちのために頑張っていきたいと思います。

2014.03.02 Sun l 田中勝悟. URL l 編集
います
はじめまして。非常勤で中学で働いていますが、定年まであと2年の女性教諭はセクハラあり、厳しすぎる指導で生徒を不登校にする、バザー売上金の着服など問題アリアリです。

たぶんスルーされるだろうと思いつつも学校アンケートにごく控えめにそれらのことを書きましたが、セクハラについて簡単に注意されただけでも成果はあったと思います。

校長より年上で、同じ教科の先輩、女性教諭の夫も教員で知り合い、なにより自分の在任中に不祥事を出したくないなどがあり、非常勤のくせに余計なことを…ということでしょう。校長教頭の私への態度は冷たくなりました。

その教諭が退職するまで生徒は我慢しなければならないとは、学校はなんと脆弱な組織なのでしょう。
まわりの教諭も保身が第一です。
教員が生きのびるための学校でなく、生徒のための学校になってほしいものです。

教育委員会など身内なので役に立たず。
学校を監視する第三者委員会が必要だと思います。



2014.03.02 Sun l ごうちょ. URL l 編集

 

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