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私はスクールカウンセラーとして不登校の子供や発達障害と診断された子供に多く関わってきました。
また、その親のカウンセリングも経験してきました。

よく不登校の親御さんとお話をしていると、結構出てくるキーワードが「うちの子は発達障害でしょうか?」という質問です。これは教師からも言われることが多いです。

特別支援教育というのが施行されて、「特別新教育を行えば不登校は減少する」とその権威の竹田契一先生が仰っていたのを思い出します。それは本当だろうと思います。

しかし、そこから拡大解釈をして「特別支援教育はクラスにいる発達障害のための教育」という考え方をしてしまう人がいます(これ自体、実は正しくない解釈です)。

そして、「特別支援教育に不登校が有効なのだから、不登校の原因は発達障害ではないか」と考えてしまうと、これは全く間違いだと思います。

確かに、発達障害でクラスになかなかなじめず不登校になってしまう子供は確かにいますが、もし発達障害が不登校の原因であればほとんどの発達障害の子は不登校になっていないといけないという話になります。

発達障害は生きていくために何らかのハンディキャップを持っていること。
不登校は学校生活になじめず、学校に行かない選択をした状態であること。

両者はしっかりと分けておくことが大切です。

そして、発達障害の子の一部が学校でなじめず不登校になることは確かにあります。
しかし、不登校になったから発達障害だという理屈は間違いです

本来の特別支援教育とは、
「いろんな個性を持った子供が、学校で自分を発揮できるよう、子どもの個性に合わせた教育をしていきましょう」
というものです。
発達障害を何とかするために作られた教育法ではありません。

そして、子どもが学校に行けないのは、子どもの個性と学校がなじめないからです。
そんな子どもが学校に行けるように、子どもの個性を理解し、そこに合わせていく教育を展開するから、特別支援教育が不登校にも効果があるというだけなのです

発達障害の支援をしたから不登校が解消するわけではありません。

私はお母さんとのカウンセリングで、不登校の子供が発達障害かどうかを鑑別するなんてことはしません。
その子がどんな子で、なぜ学校と合わないのかをまずお母さんと話し合い、「この子は何者か」を理解するためのカウンセリングを行います。
理解がなければ支援などできません。その代わり、しっかりと理解ができれば、おのずと支援の仕方も見えてきます。

最初は、「うちの子はおかしいから絶対発達障害だ」と躍起になっていたお母さんも、「そう見れば、こういう風に支えればいいんだ」ということがわかってくると、「発達障害」のことは口を出さなくなります。
大切なのは「子供の理解の仕方が見えてくること」です。

それができれば不登校の親カウンセリングの目標はほぼ達成したといえます。そのため、大抵は2~3回でしょうか。その上で、もうしばらく子供の頑張りを一緒に支えてほしいというのであれば、最後までカウンセリングという形でお付き合いさせていただくこともあります。

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2014.02.19 Wed l 不登校 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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