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今日は大学院の仲間たちと事例検討会をしてきました。

事例の発表は私です。
具体的な内容はここでは控えますが、今日の事例発表で私なりに学んだこと書いておきたいと思います。

一つは、臨床的に正しいかどうかではなく、クライエントにとって役立っているかどうかの視点で見ることです。
例えば、私の問題として時間や場所などの枠や決まりを平気で破ってしまうところがあります。

このことを突っ込まれたりしたのですが、これはカウンセリングの理論的にはあまり正しくないです。

基本は規定した枠(時間や料金、どこで会うかなど)をしっかりと守るということがカウンセラーの心得として学びます。

ただ、ここを勘違いしないでほしいのですが、
枠を守るというのはクライエントを援助する一つのツールだということで、枠を守るということがカウンセリングの目的ではないということです。

私の臨床では、枠を守ったかというよりも、クライエントに役立ったかどうかをカウンセリングの成否の物差しにしています。

より良いカウンセリングには、クライエントの益になると同時に、カウンセラー自身のメンタルヘルスがある程度守られていることが大切だと思います。そのためのツールが「カウンセリングの枠」だということです。

クライエントとカウンセラーを守るのが「枠」の目的です。
なので、カウンセラーが枠を超えすぎる、例えば時間外で会ったり、クライエントが困っているから料金を減らすとか枠を壊しだすと、カウンセラー自身が疲弊したり、クライエントに余計な甘えが出てしまい、良いカウンセリングができなくなる可能性が出てきます。

それを保護するのが「カウンセリングの枠」だといえます。

精神分析や来談者中心慮法ではこの「枠」の部分がかなり厳密に求められます。

ただ、リアリティセラピーではそれほど重視はされない傾向にあります。
まあこれも個人差なので、人によっては異なるところです。
私自身はこうした「枠」を守るかどうかではなく、クライエントの益になったかどうかで判断することが多いです。

クライエントの役に立つか、それとも枠を守るべきか、それらを天秤にかけたとき、役立つ方を選択するべきだと感じたとき(ほぼ直観ですが)、私は枠を破るという選択を良くします。この点は、おそらく師匠の里見先生の影響がかなり強いと思います。


ただ・・・私の場合、どうしても安易に枠を破り過ぎてしまう傾向もあるんですね。
ちょっと軽く見ているというか・・・。

今回の検討会では、ちょっと枠を守るという考えを積極的に取り入れていくべきだろうと改めて感じました。

こうした振り返りができたのは今回の事例検討会で得た一番の教訓です。
ただ、その一方でクライエントの役立つことをもっと効果的に取り入れていくよう、自分自身のカウンセリングを作り上げていきたいと思います。日々精進です!!

と、言うてもカウンセリングの神様の河合速雄先生も枠を外すようなカウンセリングをしているのですが・・・


※カウンセリングの枠について↓の本が参考になります。河合先生の事例も非常に面白く、カウンセラーとクライエントの間に起こる苦悩がわかりやすく書かれています。カウンセリングの現場を知りたい人にお勧めの一冊です。





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2014.04.20 Sun l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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