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スクールカウンセラーとは学校にいるカウンセラーです。

スクールカウンセラーとは何をする人でしょう?
大抵の人はカウンセリングをする人と捉えています。

「保護者や生徒のカウンセリングをする人」という見方をしています。

つまり、悩みを持った人に対してカウンセリングを行うための人というのが大半のスクールカウンセラーのイメージではないでしょうか?

この捉え方は一般人のみならず、教師や管理職、同じスクールカウンセラーも同様です。

そのため、多くの学校では「カウンセリングがたくさんが入っていれば、スクールカウンセラーが機能している」と考えていることも多いです。

私としては、その使い方も一理ありますが、本当にそれがベストな使い方と言えるのかどうか疑問が残ります。

考えたいのは、「スクールカウンせラーがなぜ学校にいるのか」です。
もしカウンセリングを受けたければ、教育センターや病院や民間のカウンセリングルームに行けばいい話です。
わざわざ学校に来てスクールカウンセラーに合う必要はありません。

無料でカウンセリングを受けさせるために、スクールカウンセラーはいるのではないと私は思います。

スクールカウンセラーが学校にいるのは、学校の一員として子供たちをサポートするためではないかというのが私の考えです。

つまり、学校の状態や子供たち・クラスの状況、地域特性も踏まえたうえで、教師と連携を取りながら、子どもたちを支援していくことがスクールカウンセラーの本来の仕事ではないかと思うのです。

地域支援こそがスクールカウンセラーの本来の使い方ではないかと思います。

だからこそ、私は子どもや保護者のカウンセリングをした後は、必ず密に担任や窓口の先生と話し合うようにしています。
それは、担任の先生が子どもたちをより良く支援していくためにが目的です。

先生と私たちの思いが一致すればするほど、子どもを包括的に支援することができると考えています。

それが本来の業務で、一日にカウンセリングがたくさん入れば「活用できている」とは言えないのではないかと思います。

私の理想の使い方というのは、基本カウンセリングは一日3ケースくらいまでで、あとは学校の先生とおしゃべりをする時間や授業の見学にいく時間に当てるべきです
その中で、「ちょっとこれはテコ入れが必要ではないか」と感じたら、それを先生に相談して会議や打ち合わせを開き、子どもたちの支援がされうやすい環境を整えていくことだと思います。

また子どもたちと関係を取りたければ、「心の授業」を行ってもいいでしょう。メンタルヘルスを良くするためには教育が一番効果的です。
授業をすればスクールカウンセラーがどんな人か子どもたちもわかります。私は過去にこうした授業を行った後に、生徒から相談を受けることがありました。子供たちは「授業でお話を聴いて『この人なら安心して話せる』と思った」と私に話してくれました。
こういうことを意識していると、何か問題があったときにすぐにスクールカウンセラーに相談が来るようになります。

スクールカウンセラーは「子供たちの頑張りの味方」であるべきです。
そうした姿勢で先生方を味方にし、より良い支援を模索していくことが必要ではないかと思います。

必ずしもカウンセリングがたくさん来ることが「良い使い方」ではないと私は思います。

といっても、私も新しく着任した学校では思うようにいかず、四苦八苦の最中です。
反省の意を込めて書かせていただきました。
自分なりのやり方で子どもたちを支えることができるよう尽力していきたいと思います。


↑私のスクールカウンセリングの原点にもなった本です。
私はスクールカウンセラーは密室カウンセリングではなく、もっと広く包括的な地域支援をするべきだと考えています。この本にそんなスクールカウンセラーのあり方が事例を交えてわかりやすく書かれています。



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2014.05.29 Thu l スクールカウンセリング l コメント (2) トラックバック (0) l top
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コメント

Re:はじめまして
みーなさん、初めまして。

息子さんが無事に学校に行ける様になって良かったですね。医師を通して学校側も協力ができるようになって、みーなさんがかなりの努力をされたんだろうなと思います。

でも、その一方でスクールカウンセラーの活動について疑問を感じる面もありますね。

実はそれがスクールカウンセラーの実態なんです。

不登校は本来は学校側が動かないとまず改善しません。
ただ、不登校は相当な子供の理解が必要ですが、担任の先生にはそこまでの知識と理解するためのスキルなどないのが普通です。

学校の先生は学校教育の専門家であって不登校支援の専門家ではないのです。
これは職場の管理職や経営者がマネージメントの専門家であって、うつ病の復職支援の専門家ではないのと同じことです。

だからこそ、スクールカウンセラーが間に入ることで、担任の先生が効率よく支援できるように調整をしていくことが必要です。

ただ、それを行うには時間的にとても足りないのが実態です。限られた時間内で、効率よく行うためには、かなり高度な専門的なスキルと知識が必要ですが、残念ながらそこまでできるスクールカウンセラーは少ないです。

そういう私もそれがなかなかできず、先生の理解がなかなか得られない中で四苦八苦しています。
みーなさんからのコメントで、保護者目線でスクールカウンセラーに期待していることを知れてホッとしましたし、勇気づけられました。ありがとうございます。




2014.05.29 Thu l 田中勝悟. URL l 編集
はじめまして
うちにもスクールカウンセラーの方がいらっしゃいまして、学校の先生に紹介されて3回ほど相談しました。

しかし、こちらで書かれている様な学校と連携した形ではありませんでした。完全分離です。

カウンセラーの先生は、ここで相談された内容は学校にも話しませんのでご安心下さいと…。私は⁇でした。

話を聞いてもらって、最初は私の気が少し楽になりましたが、学校が動く様子もありませんし、子どもと話し合う訳でもなく、何だか親のカウンセリングの様な気がし、子どもの登校につながらない気がしましたので、途中で行動療法をされている児童精神科のお医者様の所へ変わりました。

カウンセラーの方の話は非常に納得出来る部分も多く、今でも活用させて頂いてますが、システムに問題があるような気がします。

夏休みなどの長期の休みには、相談出来ません。しかも、毎回学校を通して予約しないといけません。学校に行けてないのに…

学校は何もしないので、結局頑張るのはこちらのみというか…何だか、カウンセラーに任せたので、そちらでお願いしますといった感じを受けました。

今は登校出来る様になり、お医者さんの指導の下学校側にも協力して頂いております。

こちらに書かれているような学校と連携出来る様な形であればまた違ったんだろうなと思います。
2014.05.29 Thu l みーな. URL l 編集

 

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