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私はスクールカウンセラーをしているためか、「子育て」に関するカウンセリングを行う機会が多いです。
大抵お母さんが来られる場合が多いですね。

もちろん、子育てカウンセリングといってもいろんなタイプがありますし、状況に応じて支援するポイントも変わり得ます。

例えば、
お母さん自体が精神的に病んでいる場合。
夫婦関係が悪化している場合。
嫁姑関係で一杯一杯になっている場合。
経済的に子育てが難しい状況になっている場合。

こういう場合は、まずお母さんの心理的安定が第一です。
それができないと子育ての支援などまずできません。

心理的に不安定だと、虐待などにつながることも多いのです。

カウンセラーはまずお母さんが「どうすれば心理的に安定するのか」をしっかりとポイントを押さえて支援していくことが大切です。

「そんなんで子どもを育てられると思っているの?」と批判や非難をしないよう注意したいものです。
お母さんもちゃんと子どもを育てたいはずですし、それができないから一層悩んでいるのです。
それを理解せずに、いきなり説教から始めるのはご法度です。

私たちカウンセラーは「まずはできるところから」でスタートするしかありません。

その上で子育てのポイントについて話し合ったり、アドバイスや助言を与えたりしましょう。

私の場合は、子どもの気質や基本的欲求に沿ったアドバイスをすることが多いです。
その見立てのポイントも私の中ではありますし、的中率もあります。
選択理論では欲求を満たすことを重視していますので、自ずと良い満たし方に焦点が置かれるので、子育ての方向性や支援するポイントも自ずと見えます。

そうした見立てをお母さんやお父さんに伝えることで、ご両親が子どもの育て方・支え方を理解することができます。

そして、理解できれば、自然と「どう育ててればいいか」が見えてくるのです。

よく「〇〇についてどうしたらいいですか?」と相談を受けますが、
初心者のカウンセラーに多いミスの一つは「じゃあ、こうしましょう」と安易に提案して、結果として前よりも悪くなったり、効果がなく、「どうしたらいいんだろう」と悩んでしまうケースです。

逆なんです。

「どうしたらいい?」の前に「何のためにこの子はそれをやるんだろう?」と子どもを理解することが先なんです。
答えは簡単です。
それをしたいからするんです。
問題は何のために「それをしたいか」なんです。

子どもが友達をいじめているとき、その背後に「テストや勉強も上手く行かない、もう自分はどうでもいいや」というのがあれば、その子は「自分はできるんだ。上なんだ」と思いたいからこそ、いじめるという選択をするんです。
となると、その子が「他にも取り得がある」「僕はやればできるんだ」と思うようになれば、自然といじめは治まります。
(もちろん、ケースバイケースです)

それなのに、「ああ、発達障害が絡んでいるのかな?」と安易に障害を結び付けようとする人が何と多いことか。
そして「ADHDだから、こう支援すれば収まるだろう」と安易に考えて、より一層悪化させているケースは多々あります。
子どもは本当は「もっと頑張る手だてが欲しい」だけなのに、病院に連れて行かれてコンサータやストラテラ、リスパダールと言ったお薬を飲まされ、あとは放ったらかしにされてしまうことも多々あります。

他にも「不登校になったらまずは医療機関へ」とすぐに言う専門家も多く、私としては閉口してしまいます。
不登校は単に学校が合わず、学校に行くのにエネルギーを使い切った結果、行くことができなくなった状態です。
問題は「なぜ学校が合わないのか」「どう頑張って来たのか」をしっかりと理解することです。
その上で医療機関につなげた方がより良い支援ができると明らかになった場合に、医療機関を利用することが望ましいです。

まずは理解することです。
子育てカウンセリングのポイントは、まずは子どもをしっかりとご両親が理解できるように促していくことです。
わかってくれば自ずと支援のポイントも見えてくるようになります。

逆にそれなしで支援をすれば多くの場合、失敗するでしょう。
それだけ理解することが大切ですし、子どもの理解を円滑にすることが子育てカウンセラーに望まれているものではないかと思います。



↑ベテランカウンセラーが書いた子育ての本です。子どもの気質(一生変わらない性格)という視点から、子どもを理解し、どう関わって育てればいいか、わかりやすく書かれています。0歳~6歳までが対象ですが、思春期の子どもを持つ親にも十分役立つ内容です。
あと、カウンセラーの方、特に子育てのカウンセリングをされる方はぜひとも呼んでほしい本です。



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2014.06.19 Thu l 夫婦・親子・家族 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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