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ここ最近、箱庭療法の研究会に参加してから、描画療法や芸術療法について興味が出ています。
私自身、箱庭療法を受けてみて、「ここまで内面が出てくるんだ」とかなりびっくりしたことも大きな要因です。

特に風景構成法は箱庭療法をベースにした心理療法なのですが、ここ最近試してみて有用性に大変驚いています。

お会いしているクライエントの中でなかなか自分の思ったことを口にできず、表現できない方というのは少なからずおられます。
そうした方と言葉でのカウンセリングをすると、途中行き詰ってしまうことも多いのです。

「なんだろう、この感じ。なかなか言葉にできないんだけど」というモヤモヤがずっとあって、それを出すのが本当に難しいのです。そして、カウンセリング自体が進展せず、本当に「クライエントに対して申し訳ない」気持ちでいっぱいになります。私の場合はクリニックで自費でしていますからね。
お金まで払ってもらっていいんだろうか・・・と辛くなります。

もちろん、私自身の力不足ということもあるのでしょうが、そうしたクライエントに対して「何かできることはないか」とずっと頭を悩ませていました。

そんな中で箱庭療法研究会に参加したのですが、箱庭を学ぶうちに風景構成法にも興味があって、最近はそれをカウンセリングで行ってみることが増えてきました。クライエントに良くなってほしいという思いからです。

使ってみての印象ですが、クライエントのモヤモヤや課題が絵を通してくっきりと見えるので本当にびっくりしました。

小難しいことは書きませんが、全体的に今置かれている状態や今後の課題、どうすればいいかなどが本当にはっきりと見えてきます。
絵を通してクライエントとお話をしていると、クライエントも「あ、そうか」と何かつかんだような表情を見せることが増えました。

若干、「絵を書くだけで・・・」と思っていましたが、風景構成法はかなり使えると確信しています。
ちょっと、風景構成法の研究に没頭してみようかと思います。

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2014.06.23 Mon l 描画療法 l コメント (5) トラックバック (0) l top
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コメント

No title
ご返信有難うございます。

>私は臨床の世界では、「カウンセラーの勘(感)」というのがかなり大切な部分ではないかと思います。
第六感と言いますか、理論や知識や経験ではなく、こうした感覚がかなり大きく影響していると考えています。
かなり自身で悩んで、クライエントと話し合い、その上で自分の感覚を信じた結果、今回は風景構成法を取り入れただけなのです。

>カウンセラー側の「勘」というのは確かにそうだと思います。直観やセンス、一般的感覚、経験則、などさまざまなものに基づくものなのだと思います。カウンセラー自身が悩んだうえでそうした「勘」に基づく判断をするというプロセス自体が非常に大切なようにも思います。

私自身も今回ので考えの部分も改めて認識できました。どうも有難うございます。
またブログ楽しみにしております。
2014.06.25 Wed l . URL l 編集
Re: No title
匿名さん(都合上、匿名さんと呼称することをお許しください)コメントありがとうございます。
真摯に返事を下さり、大変感激しました。
また、匿名さんのお考えに大変共感する部分がかなりあり、「その通りだなあ」と思わずにはいられません。


匿名さんの誠意あるお返事にお応えしたいと思い、私なりの持論や考えを述べたいと思います。

ちなみに私の拠って立つ理論背景は選択理論心理学をベースとしたリアリティセラピー(現実療法)です。
ただ、クライエントによっては話をじっくり聞いた方が良いタイプや、行動療法のようなセラピー、また精神分析、認知行動療法、ゲシュタルト療法などを適宜取り入れています。またTFTのようなタッピング療法も取り入れています。
この辺りは、おそらく私の師匠の影響が濃いです。
師匠はロジャース派からリアリティセラピーに移った方で、精神分析など多様な心理療法もされている方です。
また私自身、病院の臨床として描画テストやロールシャッハテストなどの投映法を数百例経験しています。
カウンセリングの経験でいえば、1000回は超えている状態です。

以上が私自身の背景、臨床経験で、それをベースにして匿名さんの疑問について考えたいと思います。

> 実際やっていく中で活かしていくという考えは同感です。ただその時の姿勢というか、安易に何も考えずに用いるということになると正直疑問に感じます。それは管理人様が今回書かれているケースのような場合ではなく、あまり話すのが難しいクライエントだから箱庭、というような安易な用いられ方などです。

→耳が痛い話です。
ケースが行き詰るとどうしても「もっと良い方法がないか」と考えてしまい、学んだ心理療法を「よし試してみよう」と考えてしまう心性は否めません。
ただ、その場合はなるべく害を最小限度に抑えることを条件に使うようにはしています。益もなければ害もないというのが最低条件です。その上で益があればいいという感じです。匿名さんのように安易な使い方かもしれません。しかし、クライエントに少しでも役立ってほしいという思いが原点なのは変わりありません。


> 私が疑問に思うのは、いかにユング派が夢や箱庭、風景構成法というものを大事に扱うのか、といった点を知らない、わかっていないカウンセラーが多くいるという事実です。
箱庭や風景構成法は技法的な面がやりやすいため、安易に使われることが多いと思っています。

→その通りです。
ただ、これは箱庭や風景構成法だけでなく、認知行動療法、ゲシュタルト療法のエンプティチェア、フォーカシング、行動療法のフラッディングなど、多くのところで取沙汰される問題でもあると思います。近年でいえば、発達障害というのが安易に使われやすいのも同じ問題ですね。
私自身もユング心理学についてはそれほど専門的には学んでいません。ただ、そうした専門的な研修に参加し、ある程度使い方が見えてきた時点で、今回は箱庭や風景構成法を導入したというのが真相です。

ただ、本や事例で読んで「使える」と思って、たまたま効果があったから「よし。使おう」と言うのではありません。(それはプロ意識としてどうかと思います・・・)
詳しくは話せませんが、適用した方も何回もカウンセリングをして、進展が見られず、「役立つのでは」という感じがあったから使ったというだけです。

私は臨床の世界では、「カウンセラーの勘(感)」というのがかなり大切な部分ではないかと思います。
第六感と言いますか、理論や知識や経験ではなく、こうした感覚がかなり大きく影響していると考えています。

かなり自身で悩んで、クライエントと話し合い、その上で自分の感覚を信じた結果、今回は風景構成法を取り入れただけなのです。

ただ、ユングを専門的に学んではいないので、匿名さんの言うように「安易な使い過ぎ」かもしれません。

> 折衷といえば聞こえはいいですが、つまみ食いにしか思えません。自分がその立場に立って使うかどうかは別として、どういう臨床的背景を持つもので、どういう意味があるのか、という点を使う側が認識しておく(実際その通りにするのではなく)ことは大事なのではないかと思います。

→その通りだと思います。
その療法は基になった理論学派が「この理論や考えを突き詰めるとこのやり方が一番いい」と考えた結果、生まれたものです。それお知るということはかなり大切な部分だと思います。

> ユング派に拠って立つわけではなくても、ユング派の考え方を知ることは実際の箱庭や風景構成法を扱っていく上で非常に活きてくるところがあると思います。

→そうですね。そうした意味も込めて、今後、ユング派の考え方も勉強していきたいと考えております。

> 疑問に感じたことを思ったまま書かせて頂きましたが、様々な技法、立場がある中、箱庭や風景構成法ほど理論的背景をわからず使われているものはないだろうという考えがずっとありました(箱庭は使うけどユング派の考えはほとんど知らないなど)。そのためこうした稚拙な形で書かせて頂きました。
丁寧にご返信頂き有難うございました。

→こちらこそありがとうございます。こうした意見は私にとっても大きな刺激です。また匿名さんが誠意をもってお答えしてくれたおかげで、私の中でもかなり固まる部分がありました。

しかし、遊戯療法でもユング派とクライン、アクスライン、精神分析、行動療法と多くの学派によって、やり方や理解の仕方が異なっています。
それと同じように、箱庭療法や風景構成法も、ユング派がやる場合と他の学派がする場合では、かなり色合いが異なるはずです。それぞれの理論背景の持ち味と箱庭や風景構成法を統合していくということも大切なのではないかと私なりに考えております。
(これはどんな治療技法でも言えるかと思います)

できればいずれお会いしてお互いの臨床の考え方や思いを話し合えることを祈っております。
どうも有難うございました。
2014.06.24 Tue l 田中勝悟. URL l 編集
No title
ご返信有難うございます。
匿名でコメントをさせていただくことをご了承ください。
拠って立つ理論的背景は精神分析です。
管理人様への批判的コメントではありません。
安易にこうした療法を使うカウンセラーへの疑問という内容です。

>ただ、私の考えとして臨床の世界はトライ&エラーの連続です。
しっかりと訓練を受けた療法であっても行き詰まることは多々あります。
>だからこそ、トライ&エラーで学んできたものを活かすという視点がいると思うのですがいかがでしょうか?
>その通りだと思います。
実際やっていく中で活かしていくという考えは同感です。ただその時の姿勢というか、安易に何も考えずに用いるということになると正直疑問に感じます。それは管理人様が今回書かれているケースのような場合ではなく、あまり話すのが難しいクライエントだから箱庭、というような安易な用いられ方などです。

ユング派ではカウンセラーとクライエントとの二者関係の間に展開する第3のものとしてのイメージを心理療法の中で扱いますが、それが風景構成法であったり、箱庭、夢といったものになるかと思います。
私が疑問に思うのは、いかにユング派が夢や箱庭、風景構成法というものを大事に扱うのか、といった点を知らない、わかっていないカウンセラーが多くいるという事実です。
箱庭や風景構成法は技法的な面がやりやすいため、安易に使われることが多いと思っています。
折衷といえば聞こえはいいですが、つまみ食いにしか思えません。自分がその立場に立って使うかどうかは別として、どういう臨床的背景を持つもので、どういう意味があるのか、という点を使う側が認識しておく(実際その通りにするのではなく)ことは大事なのではないかと思います。
ユング派に拠って立つわけではなくても、ユング派の考え方を知ることは実際の箱庭や風景構成法を扱っていく上で非常に活きてくるところがあると思います。

疑問に感じたことを思ったまま書かせて頂きましたが、様々な技法、立場がある中、箱庭や風景構成法ほど理論的背景をわからず使われているものはないだろうという考えがずっとありました(箱庭は使うけどユング派の考えはほとんど知らないなど)。そのためこうした稚拙な形で書かせて頂きました。
丁寧にご返信頂き有難うございました。
2014.06.24 Tue l . URL l 編集
No title
コメントありがとうございます。
確かにご指摘の通りだと思います。
お名前が書かれていないので残念ですが、文面から非常に経験豊富な臨床家の方かと存じます。
できればお名前を教えて頂けたらと思います。その上でいろいろと教えて頂けると勉強になります。

ただ、私の考えとして臨床の世界はトライ&エラーの連続です。
しっかりと訓練を受けた療法であっても行き詰まることは多々あります。もちろん根気よく続けることで、効果がでることもありますがそれでは時間がかかってしまいクライエントに余計な負担を与えてしまうことになります。

だからこそ、トライ&エラーで学んできたものを活かすという視点がいると思うのですがいかがでしょうか?

お名前がわからないので、コメントされた方がどのような臨床背景を持っておられるかわからないのでこれ以上は差し控えます。

もし、何かありましたらお名前を教えていただいた上で投稿謝さまの理論背景や考え方を教えていただいた上でならない、お答えさせていただきたいと思います。匿名でのコメントであればこれ以上はお答えは差し控えたいと思います。

以上、私の回答です。
2014.06.24 Tue l 田中勝悟. URL l 編集
風景構成法ですが立派な心理療法です。カウンセラー側が使えると思ってやるものでもなければ、言葉での面接に行き詰まってやるものでもありません。カウンセラーであればその療法がどういう意味があり、何のために導入するかをきちんと把握しておくべきだと思います。箱庭もそうですがきちんとした理論的背景と訓練を経ずに安易に使われすぎていると思います。
2014.06.23 Mon l . URL l 編集

 

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