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人生、「怒り」の感情ほどコントロールが必要なものはないのではないかと思います。

「怒り」によって、大切な人間関係を失ったり、信頼を損なったり、大きなミスを犯したり、体調が悪化したりと、不利益を被ったケースは随所に見られます。
号泣議員のケースはまさに怒りを抑えきれなかった結果です。
私たちは「怒り」をコントロールできなかった結果、大きなツケを支払うことになります。

ちなみに「怒りのコントロールが難しい人」のほとんどが共通した考え方をお持ちだというのはご存知でしょうか?
特に子育てや夫婦、結婚生活で、つい怒り過ぎてしまう人の共通点というのがあります。

それは、
「あなたが私を怒らせた」という考え方です。

「私は本当は怒るつもりはなかったの。あなたがそんなことを言うから私は嫌だけど怒りの感情を抑えることができなかったの」

要約すれば、相手が悪かったから私は怒らざるを得なかった・・・という考え方です。

こう考えてしまう人、結構多くはないですか?
私の周りでもたくさんいますし、「あの人があんなことを言わなければ・・・」とグルグル苦しみ続けている人はたくさんおられます。

もちろん、背景には「私がしっかりしないといけない」という気負いや責任感、「今のうちに何とかしないといけない」という焦りや不安というのがあります。

しかし、私のカウンセリングの経験から言えば、こうした考え方は自分自身を苦しめてしまいます。


ところで、人はなぜ怒るのでしょう?

人には「こういう風になりたい」という願望をしっかりと持っています。

例えば、お母さんは朝ごはんを作っているときに、子どもが笑顔で「おはよう」と声をかけてほしいという思いがあるとします。せっかく早起きして作ったんだから、子どもは夫に食べてもらって、「おいしいよ。いつもありがとう」と言われたいものです。そう言われることで「私は家族に役立っている」と思えるし、「頑張ったかいがあった」と感じるれるものです。

しかし、朝起きたら子供がムスッとした顔で挨拶もせず洗面所に行き、お母さんが「ご飯は?」と聴くと、「いらない」とぶっきらぼうに言われたとします。

どうでしょう?
お母さんとして「イラッ」と怒りが出てきませんか?
もしくは落ち込んだり、寂しくなったりしませんか?

これを選択理論で説明するとこうなります。
お母さんの中に「家族に役立ちたい」という願望がありましたが、実際に起こった状況は願望とは異なります。
異なったことに対し、身体が「あなたが望んでいるものとは違うよ」と教えてくれるために、「怒り」という感情が出てくると、選択理論では説明しています。


つまり、怒りというのは願望と現実が異なっているサインであり、何か行動を起こさないといけないということで、自ら選んだ反応だということです。

となると、私たちがこの時の怒りをコントロールするためには次のことを考えないといけません。

それは、
「よし、願望と現実が異なるのは分かった。
となると、私が望んでいる方向に進むようになるために、できることは何だろうか」
、「できること」を考えることです。

このお母さんの場合、望んでいるのは子どもが笑顔でおはようと言って、ご飯をおいしく食べて学校に楽しく行くことです。
どうすればそこに近づくかを考えなければいけません。

となると、ムスッとした顔の時に、怒りにまかせて感情的になるのではなく、次のように話しかけることもできます。

「朝からなんか嫌なことあった?
すごくしんどそうな顔をしているよ。
何かお母さんに手伝えることある?」


これは一例ですが、怒りを上手にコントロールするためには、

○ まず自分が願っていることをしっかりと具体的にイメージすること
  (どうなりたいか?)
○ そこに近づくためにできること、良いやり方を考えること
○ もし無理だったら、他の方法を検討したり、願望を修正すること

です。

私のカウンセリングでは絶えずこのやり方を教えます。
この考え方・やり方ができると、怒りを上手にコントロールできるようになります。
このように怒りを上手にコントロールする手法を「アンガーマネジメント」といい、学校教育や犯罪者の矯正、親子関係や夫婦など多くの箇所にて使われています。日本でもDV加害者の更生プログラムに用いられて効果が発揮されていますね。

ちなみに選択理論とは関係ありませんが、
臨床心理士の小渕朝子先生は臨床心理士資格を持つカウンセラーとして、アンガーマネジメントを専門として活動されています。セミナーも積極的にされています。

イライラしない子育てへの道☆

今回の記事も小渕先生の記事を読んで、私なりに考えたことをまとめさせていただきました。
小渕先生のブログはアンガーマネジメントを学ぶ上でも大変勉強になります。

アンガーマネジメントはこれからの時代に必要なスキルだと思います。
特に感情のコントロールが難しいという方は、アンガーマネジメントを学ばれると良いのではないかと思います。

また、アンガーマネジメントは選択理論でも取り入れられています。
興味がある方は、どうぞ尼崎支部へお越しください。



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2014.07.11 Fri l メンタルヘルス l コメント (1) トラックバック (0) l top
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コメント

No title
お久しぶりです。
カウンセリングの件放置してましたが来月8月には余裕が出来受けられそうです。

怒り・・・最近はほとんど無いですが昔は
「なんでこんな嫌な事をするの・・」と
実際の相手の言動よりも「嫌な事をするアナタ」に怒りと悲しみがありましたね。

ですが更に記憶に残っている物としては
私は感情は後からついてくる事が多いのですが
そのため怒る機会を逃してしまい
「あのときぶん殴ってやればよかった」
と思うことです。

チョット文章が変になってしまいました。ストレス溜まってます(;´д`)
2014.07.27 Sun l 汐華. URL l 編集

 

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