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「嫌われる勇気」を読みました。

電車の中の広告で知って、隣にアドラー心理学の単語があり、いつか読んでみようと思っていました。
それで、先日ついに本屋で購入して3日かけて読みました。

ちなみに、本屋に行ってびっくりしたのは、アドラー心理学に関する本が何冊も出ていたことですね。
世間の中で、今アドラー心理学がブームになっているんだろうなと思います。

私自身として、カウンセリングは精神分析やユング心理学、ロジャース、ゲシュタルト療法から入ったのですが、どうもしっくり来ず、このまま臨床家としてやっていいのかどうか非常に悩んでいた時期がありました。
簡単に言えば、わかったようなわからないような、曖昧な中でカウンセリングを行っているという感じです。このままの状態でカウンセリングをすれば絶対病んでしまうだろうなあと思っていました。どうも核となるところが欠けていたのです。

その中で、ボランティア先の人からアドラー心理学を紹介してもらい、そのわかりやすさ、明確さ、「こういう風にすればいいんだ」と見通しの持ちやすさにかなり衝撃を受けたのを覚えています。

しばらくはアドラー心理学やフランクルに没頭していたのですが、当時はあまりアドラー心理学については知られておらず、周りの目は冷ややかなものでした。

中にはアドラー心理学と聞いただけで難色を示す人もいたくらいです。


それから10年近くたち、「やっと時代がアドラー心理学に追いついたのかなあ」と内心喜んでいます。
ただ、自己啓発の分野で盛り上がっているのがちょっと・・・と思います。
アドラー心理学はカウンセリングの中で生まれたもので、できればカウンセラーの方に知ってほしい心理学でもあります。



ちなみに、私は選択理論を学んでいるのですが、その理由はアドラー心理学にとても内容が似ていたからです。
選択理論を学んだ方が「嫌われる勇気」を読めばわかると思いますが、用語を変えると、書いていることがほとんど同じことに気づかされます。

特に、貢献感や共同体感覚というのは選択理論の「欲求充足の概念」ですし、目的論を重視しているるところや、過去と他人は変えられない、だから自分のできることを今ここでしっかりと取り組むこと。特に「誰の問題か」というのは選択理論でいう「責任の概念」そのものです。

あとは子育てや人間の成長の目標としているところも酷似しています。

私が選択理論を学んだのは、たまたま師匠として選んだ人が選択理論のカウンセラーであっただけで、もしアドラー心理学だったらアドラー派のカウンセラーになっていたことでしょう。

一つ違うところがあるとすれば、アドラー心理学は哲学に近いところがありますが、選択理論は脳の働きをベースに理論展開されているところです。
そのため、選択理論の方が理論的にわかりやすいという感じを受けます。

まあ、伝えたいところはアドラー心理学も選択理論もほぼ大差ありません。

私はカウンセリングにはある程度、答えを持っておくべきだと思います。
人には「こうなれば幸せだ」という価値観をカウンセラーは持っておくべきです。
ただ、その価値観・答えに縛られているとクライエントを傷つけてしまうことになるため、それに固執するのはよくありません。柔軟に、クライエントに合わせる形で「答え」を持っておくべきでしょう。

アドラー心理学や選択理論はその「答え」をしっかりと持っているので、その意味でもカウンセラーはぜひ知っておいた方が良いのではないかと思います。

「嫌われない勇気」ではそんな「答え」を学ぶことができます。
カウンセラーの方、必読だと思います。

あと、このような考え方に興味がある方は 日本選択理論心理学会 尼崎支部 の研究会まで一度お越し頂ければと思います。選択理論の考えがベースになりますが、より良い生き方のヒント・知恵を一緒に学びましょう。

    


↑上記はアドラー心理学の初学者にとってはうってつけの本です。
漫画の方はちょっと単純すぎるかな。
非常にわかりやすいので初心者にはかなりお勧めですが、さすがにここまで上手くはなかなか行きません。

アドラー心理学も選択理論もすぐに人生が変わるというよりも、人生が変わる一歩を踏み出すような理論です。
とうぜん、一歩下がって二歩進んでの繰り返しですし、その中で徐々に自分の人生を効果的にコントロール術を学んでいくような理論であると思います。
だからこそ、仲間と一緒に学び続けることが大切であると思うのです。



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2014.07.14 Mon l アドラー心理学 l コメント (3) トラックバック (0) l top
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コメント

『嫌われる勇気』講演会
はじめまして。
『嫌われる勇気』読書会&講演会にご参加されると
より深く理解されるかと思います。
よろしければぜひご参加ください。

11月09日(日)13:30~
新大阪丸ビル新館 609号室 

noblesseoblige.co@gmail.com

http://www2.ocn.ne.jp/~cerulean/301.html
2014.10.16 Thu l アドレリアン. URL l 編集
No title
原田さん、お久しぶりです。

アドラー心理学は体系的なものがなくて、「こういう風に生きたら幸せになれる」というのを抽象的にまとめているという感じですね。それをいろんな学派が探して、いいとこを自分の理論に組み込んだという感じです。認知行動療法とか、来談者中心療法はまんまアドラーの考えですものね。

選択理論は脳生理学がベースなので、その分理論がしっかりしている印象があります。主流になってくれるとうれしいですね。

また、研究会、体調が良いときで大丈夫ですのでお越しいただければと思います。神戸でも構いません。お会いできる日を楽しみにしています。
2014.07.17 Thu l 田中勝悟. URL l 編集
お久しぶりです。
こんにちは。
「嫌われる勇気」読まれたんですね。
僕はアドラーを母体に選択理論を主軸にしていきたいと思っています。
選択理論って色んな流派をハイブリッドしたような理論なので、この先主流になっていくような気がしています。

体調を崩し研究会になかなか顔を出せてませんが、また通いたいと思っています。
2014.07.16 Wed l 原田. URL l 編集

 

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