【スポンサードリンク】
  



よくカウンセラーの方から「一日○ケース抱えている」という言葉を聴くことがあるのですが、私の感覚として「う~ん・・・」と違和感を感じてしまいます。

これは、そういう表現をするカウンセラーがおかしいというわけではなく、あくまで私の感覚です。
なので、今回はちょっと私の感覚を整理したいと思います。
多分カウンセラーの経験者しかわからないだろうなあと思いつつ筆を取ります。

私は基本的に「クライエントにお会いしている」という表現を使います。
「1日○ケース抱えている」というよりも、「1日○人のクライエントを会った」というのが私の感覚としてはしっくりくるのです。

さて、なぜこっちの方が良いと感じるのか。

一つは、私は人間としてあまり器ができていないので、何十人も「抱える」なんて、到底できないだろうと考えていることです。家族の悩みすら抱えることができない人間なので、クライエントの苦悩を抱えるわけがありません。

私ができるのは、クライエントにお会いして、クライエントが良い人生を歩めるように一緒に考えることだけです。
器の小さい私としてはそれくらいしかできません。

これは私の結婚観、人生観にもつながっているものです。
例え、家族が悩み苦しんでいたとしても、私は家族が前を向いて歩けるように支えることしかできません。
その悩みを自分のものとして抱えることはできません。それが家族としてできる精一杯のことだろうと思っています。

私はカウンセラーはクライエントを助けることなどできないと思っています。
カウンセラーの仕事は、クライエントが少しでも自分で前に進めるように支えることしかできないのです。

だからこそ、困難を乗り越えたクライエントを見ると、私は尊敬の念を感じずにはいられません。
私だったら絶対逃げているだろうなあ・・・と思うような状況を逃げないで向き合おうとされるクライエントに敬意を払わずにはいられないのです。

もちろん、流派によっては「抱える」技法や療法があるのも事実です。
そう言った方たちは「抱える」と使うべきでしょう。

しかし、私のやり方は「抱える」のではなく、一緒に考えること。
考えながら、クライエントが前に行くのを支えることです。
むしろ、それしかできません。

そういう私の思いから、どうしても「クライエントを抱える」という表現に抵抗があるのです。
だから「クライエントにお会いしている」という表現がしっくりきますし、これからもこの表現を使うと思います。

ただ、冒頭にも書かせていただいた通り、これは私の考えであり、思考です。
「抱える」といった表現がしっくり来るという人もいますし、私の考えを押し付けるつもりはありません。
そもそも上記の考え方は私がリアリティセラピーを主体とするカウンセラーだから、強く感じていることかもしれません。

今回は私の感覚を整理させていただきました。
読まれた方で、何か参考になれば幸いです。
しかし、整理して思ったのは、抵抗やズレと言った感覚の裏にはこうした考え方が必ずあるということですね。
自分が考えや理想とするものが基になって、感覚が表れるんだなあと改めて感じました。

最近、暇なので自分の考えを整理したり、深めたり、知識を得たり・・・と自己充電に勤しんでいる今日この頃です。
また溜まってきたらまとめてみたいと思います。



↓ワンポチしてくれると嬉しいです。
カウンセラーブログランキングにほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ

関連記事
スポンサーサイト
2014.08.11 Mon l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
【スポンサードリンク】

コメント


 

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://counselornotubuyaki.blog.fc2.com/tb.php/375-25ed19cc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
アンチエイジングの意味