2014
12/14
日
ここ最近、バタバタしているのですが、
そうなると不思議なものでいろんなことを考えてしまいます。
なので、ちょっとブログの連投が続いている状態です。
時間的な余裕があるのも一因です。
本当は毎日継続してブログをしたいのですが、
もともとムラがある性分なので、
書きたい時に書いて、書きたくない時は
書かないというのが自分には合っているようです。
さて、今回はカウンセリングについて思うところですが、
基本、カウンセリングはマイナスからゼロにするのが目的です。
簡単に言えば、夫婦関係が混乱していて、
その混乱している状態を何とかするのが
カウンセリングの役割です。
となると、混乱がなくなった後で、
もっと夫婦関係を良くするためにどうすればいいのか
ということが出てきます。
つまり、ゼロからプラスにかけてどうするかですが、
カウンセリングではこの辺りは非常に苦手です。
これは、気持ちが不安定になって勉強が
手につかない子供に対して、
カウンセリングをすることによって、
気持ちを安定させることはできます。
しかし、勉強をどうやって身につけさせていくかは、
カウンセリングではできないということと同じことです。
同じようにキャリアカウンセリングでは、
今の状況の整理と見通しを付けることで、
心身の安定を得ることはできます。
しかし、どうやって職を得るか、
その方法についてはカウンセリングでは
教えることはできません。
カウンセリングでは
ゼロからプラスにすることは非常に不得手なのです。
このようなゼロからプラスの支援は、
カウンセリングよりも
コーチングなど教育的なやり方の方が得意です。
この辺りのことをわきまえておくと、
カウンセリングを有効に活用できるのではないかと思います。
また、これは教育関係者が
スクールカウンセラーを活用する際の
大きな指針になるのではないかと思います。
ただ、カウンセラーも特定の分野に強い場合、
(私はうつ病や不登校、夫婦カウンセリングですが)
コーチングのようなやり方もできます。
この辺りはカウンセラーの個性ややり方で大きく
変わってくるところではありますね。
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