FC2ブログ

カウンセラーのつぶやき

いつも読んでいただいてありがとうございます。カウンセリングで私が学んだこと、感じたことを書いています。立ち寄られた方が少しでも幸せになっていただければ、とてもうれしく思います。

2016 11/12

問題行動と適応行動

こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。

今回は問題行動と適応行動についてお話ししたいと思います。

私たちは相手が自分自身にとって不快な行動を取った場合、それを「問題行動」として捉える傾向があります。

例えば、親が子どもを起こった場合、子どもは黙りこくるか言い返す行動を選択することが多いです。
この黙りこくる行動を「拗ねる」、言い返す行動を「反抗的」と捉えてしまいがちで、そうした行動を親は「問題行動」として捉えます。

その問題行動を正そうと口うるさく注意・叱責しても改善されず、「あんだけ言ってもまだ同じことをするか」と余計に親としては腹立たしい気持ちになります。
そこで、子どもを改善するためにカウンセラーや専門家に相談したり、精神科で薬を処方してもらったりすることもあります。

しかし、子どもの行動を「問題行動」と捉えている以上、問題は改善することはほぼありません。

子どもに自身はその行動を問題とは思っていないからです。だから、親が問題だと思って変えようとしても、反発して変えようとしないものなのです。

私がカウンセリングをするとき、問題行動を起こしている人はいないと考えて接します。
代わりに、「適応行動を取っているのだ」と考えるようにします。

例えば、人は自分の常に頑張りたいという欲求を持って生きています。
その頑張りを否定されないように、人はいろんな行動パターンを持っています。

頑張りを否定されて黙りこくる子どもは、もしかすると何か言ったら、さらに言い返されるのがわかっているから言わない「選択」をしているのかもしれません。
自分の身を守るという視点でいえば、立派な適応行動の一つだと思います。

嘘をたくさんつく子がいますが、親に怒られそうなときに嘘をつくことが多いものです。
適応行動という点から見れば、自分を守るためにしていると考えることができます。

ただ、こうした適応行動が、社会で生きていくものに適したものとは限りません。

そのため、もっと適切な適応行動ができるように支援していくことが大切なのです。

こういう視点で子どもたちと関われば、もっと柔軟に子育てができるんじゃないかと思います。



関連記事
スポンサーサイト



この記事と関連する記事

問題行動と適応行動

(0)TB(0)

AFTER「選択理論の目的とは?

BEFORE「心が病みやすい人の特徴とは?

COMMENT

MESSAGE

非公開コメント

Top