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カウンセラーのつぶやき

いつも読んでいただいてありがとうございます。カウンセリングで私が学んだこと、感じたことを書いています。立ち寄られた方が少しでも幸せになっていただければ、とてもうれしく思います。

2017 02/09

「発達障害」という診断がつくことの問題点

こんばんは。
今日はかなり冷え込んでいますね。私は今から東京に行くのですが、無事に行けるかどうか、帰ってこれるかどうかかなり不安です。

さて、今日お話ししたいのは、「発達障害という言葉に惑わされない」ということです。

特に自閉症スペクトラムやADHDといった一昔前の軽度発達障害と呼ばれる発達障害は、かえって発達障害という診断がついたことで、悪影響を与えてしまったケースが多々あります。

例えば、アスペルガーの空気を読めないという部分ですが、これを「障害だから仕方がない」と放っておくと後々大変なことになります。
しかし、「障害だから直そう」と思うと逆に悪化してしまうところがあります。

この考え方がまずいのは、「障害だから」と障害という視点だけでしか子どもを見ていないところです。

子育て、教育というのは、子どもそのものをしっかりと見つめないとできません。
アスペルガーやADHDの子どもの支援というのは単なるノウハウでは難しいところがあります。
本の通りにやってもうまくいかない・・・なんてことはよくある話です。

それもそのはずで、これらは「本の通りにすれば子どもが上手くいくんだ」という考えと同じことで、本の通りに子育てができるはずがありません。

日々、子どもと接し、その中で子どもとの人間関係を育み、それらを土台にして子育てができるというもの。
発達障害という視点だけで子どもを捉えると、子どもの良いところや思い、頑張っているところなど、その子自身が見えなくなります。

そうなると、子どもとの関係が悪化し、より一層子どもは自分の殻の中に閉じこもるようになります。
これが「障害だから」という考えが非常にまずい理由なのです。

まずは、障害という視点をいったん脇に置いて、その子自身を見つめてみましょう。
その子が今何を頑張っているのか、良いところはどこか、何を思っているのか、それをしっかりと感じ取るようにしましょう。

有能な医師や教師ほど、この感覚が非常に優れています。
その上で発達障害という診断名をうまく使いこなしているのです。

発達障害という診断名は、その子自身の困り感や行き詰っているところを支えるために使うためのものです。
(例えば、診断名が出てお薬を貰うことで子どもが頑張りやすくなった、アスペルガーのところを見て視覚的に捉えるのが得意だから、視覚的な情報を使ってわかるようにしよう・・・など)

しかし、その子の困り感がわからないと、まず何もすることができません。
むしろその子にとって邪魔でしかないのです。

まずは、子どもの困り感を理解することから始めてみましょう。
それが子どものより良い支援につながり、社会性を養うことにもつながるのです。
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