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こんばんは。

私はカウンセリングで以下の質問をよく言われます。

「今落ち込んでいる気分を何とかすることはできますか」
「あの人が私に対して嫌なことを言ってくる。言わせない方法はあるか。」
「私が言うことを素直に聴かせる方法を教えてください。」
「今の状況を改善するいい方法はないか。」

他にもいろんな質問を聞かれます。

その時、私は丁寧にゆっくりとクライエントの話を聴いた上でできるかどうかを考えます。

もし、その人ができそうなものであれば話を伺った上で助言をします。
しかし、いくら聞いてもその人がどうすればいいのかわからない場合、また私にはできないことを要求された場合は素直に「わかりません」「できません」とはっきり伝えることにしています。

例えば、私は落ち込みを改善する魔法のような方法を持ち合わせていません。
なぜなら身体反応と生理反応は意図的にコントロールすることが難しいからです。

また、他人を思い通りにコントロールする方法は私は知りません。
他人を変えることは不可能だからです。
変えることは自分の行動だけです。

さらに、状況が自分の力で改善できるものであればいいのですが、長い人生いくら頑張っても改善しない状況はいくらでもあります。

話を聴いていくうえで、どうすればいいのか見えた場合は「こういうこともできると思います」と意見を伝えることはありますが、それ以上に「私にはそれはわかりません」と伝えることの方が多いです。

するとクライエントは一瞬「そうですか」と残念そうな、しかしどこかほっとした表情を浮かべます。
その後、また話を聴いていると、クライエントの中でどうすればいいか答えが自ずと出てくることがあります。
しかも、それは一生懸命考え抜いたというような、クライエントらしい答えであることが多いです。

恐らく、「できない」「わからない」と伝えたことで、クライエントはカウンセラーに頼るのをやめて、自分で探そうと努力する選択をしたからではないかと思います。

この経験から、私はわからないことは「わからない」、できないことは「できません」と正直に答えるようになりました。
もちろん、その理由もわかりやすく説明しています。そうしないと不信感を持たれてしまいますから。

今回は私のカウンセリングについて書きました。
この話から皆さんが役に立てることが見つかれば幸いです。

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2012.04.11 Wed l 人間関係 l コメント (1) トラックバック (0) l top
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コメント

わからないことを正直に伝えることの有効性を勉強させていただきました。
私自身も会合や面接、立場が上の人との大事な話をするときにわからないことがあれば、わからないことを伝え、いつまでに調べてくると約束したり、それはこういうことですか?と質問してみたり、もし失敗すれば会う機会がないかもしれない人の場合はわからないことを伝えた上で「もしよろしければ教えていただけませんか」と頼み、教えてもらえれば勉強になったことを伝えてお礼を言うなどをしていますが、わからないことを正直に伝えることでそこから信頼を得るための糸口をつかんだ経験が何度もあり、今回拝見させていただいたことでなるほどと納得しました。

そして今後の参考にさせてほしいところがあるのですが、わからないと伝えるときにクライアントが不信感をもたないようにするため、納得できるように説明をするとありますが、先生はどのような説明をするのか差し支えがなければ教えて下さい。
2012.04.14 Sat l ウェアリングオフ. URL l 編集

 

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