こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
今回は鈍感力の身につけ方についてお話ししたいと思います。
カウンセリングに来られる方のほとんどは繊細な方が多いです。
繊細ゆえに必要以上に傷ついてしまい、不安定になってカウンセリングを希望されます。
こういった人たちに対して、いかに鈍感力を身につけるかということもカウンセリングの目的の一つでもあります。
鈍感力を身につける一番の方法は「現実を客観的に理解すること」と「自分の立ち位置をしっかりと確立する」ということです。
例えば、朝挨拶をしたら無視された。
そしてよく見たら、自分以外にはしっかりと挨拶している。
これだけで傷ついてしまう人は結構います。
ええ、私も傷つきます。
嫌われたんじゃないだろうか、何かしてしまったんじゃないだろうか・・・と。
こういう時に無視した人のことを考えれば考えるほど、気持ちがぐるぐるとしてしまい、他のことは考えられなくなってしまいます。
最悪、情緒不安定になってしまい、頭痛や吐き気・胃痛など体になにかしら反応が出てしまうこともあるでしょう。
この時に最初にすることは、「まず耐える」ということです。
そして、よく周りを観察し、客観的な情報を集めるということ。
そうなると、その人がなぜ挨拶を無視するのかがわかってきます。
その人が嫌いな人に対して無視したり、嫌がらせをしてくる人なのかもしれません。
たまたま、その日一週間だけ虫の居所が悪く、あなたにそのはけ口をしていたのかもしれません。
もしかするとあなた以外にもそうした対応をしている人なのかもしれません。
人間的に問題にある人かもしれません。
客観的に現実がわかれば、だんだんとわかってきます。
逆に情報が少なければ、解釈は曖昧となり「わかったつもり」になってしまいます。
大事なのは客観的に情報をしっかりと集め、その人がなぜそうした行動を取っているかを解釈し、理解すること。
「ああ、そうだったのか」とわかってくれば、心に余裕が出てき、その人の嫌がらせもある程度スルーできるようになります。
つまり、鈍感力がアップします。
それから、自分が嫌な思いをしているからと言って、そのストレスを周りにぶつけないようにすることも大切です。
周りの人も大切にする姿勢が必要なのです。
そうすることで、あなたのその場での立ち位置が確立し、あなたに協力してくれる人も増えてきます。
そうするともっと余裕ができ、ある程度傷つくことがあっても、スルーできるようになるのです。
要約すると、
まずは客観的に情報を集め、適切に理解すること。
自分の立ち位置を確立し、仲の良い人を増やすこと。
この2点を作ることが鈍感力を身につけるためにとても必要なことだと思います。
以上、鈍感力の身につけ方でした。
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No.236 鈍感ですが
こんばんは。初めまして。
鈍感力を身につける方法を書いておられますが、私は逆に敏感力を身につける方法を教えて欲しいです。
初コメント失礼致しました。