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今回もカウンセリング考察です。


「わからないことを保持すること」

これは私が精神病院での実習で、指導教官に教わった言葉です。


その時はピンと来なかったのですが、最近になってこの言葉の大切さが身に染みてわかるようになってきました。

それと同時に、この言葉はカウンセリングだけではなく、私たちの生き方そのものに関わるものだと感じるようになってきました。


「わからないことを保持すること」


この言葉が意味することは、カウンセラーは「わかろう。理解しよう。」として関わってはいけないということです。


人と言うのはわからないこと、理解できることがあるのは当然のことです。

私たちカウンセラーは臨床心理学理論と言う枠組みの中で、クライエントを理解し、援助することを目指します。


しかし、すぐに結論を求めてしまうと、不十分な情報の中で、クライエントを早とちりしてしまい、間違った理解のもとでの支援につながってしまう危険性があります。


「わからない」はあって当然なのです。


その「わからない」を「わからないまま」置いておくことがとても大切なことなのです。


時間が経って初めてわかるものもあります。


わからなくても、クライエントの中ではゆっくりと芽が出ていて、時間をかけてやっと「そうだったのか」と思えることはたくさんあります。


それから情報が不十分であれば、情報が出そろうまで待たないといけません。


不十分なままで見切り発車してしまうと、思わぬ事故に陥ってしまうこともありうるのです。


だからこそ、「わからなければ置いておく」という姿勢を持つことが大切ということになります。


自信を持って「わからない」と思える余裕をもって、日々の臨床に臨みたいものです。


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2017.08.24 Thu l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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