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カウンセラーのつぶやき

いつも読んでいただいてありがとうございます。カウンセリングで私が学んだこと、感じたことを書いています。立ち寄られた方が少しでも幸せになっていただければ、とてもうれしく思います。

2017 10/18

公認心理師ができたからといって臨床心理士は不要になるのか?

平成29年9月16日についに公認心理師法が施行されましたね。


参考:公認心理師(厚労省)


昨年は、臨床心理士など公認心理師の要件を満たす資格や実務経験があれば、講習を受けるだけで取得できるのではと言われていましたが、結局のところ試験を受ける必要があるようです。


参考:公認心理師になるにはどうすればいいの?

↑非常にわかりやすいです。


基本、公認心理師を取得するには、既定の心理系の大学を卒業する必要があります。


しかし、臨床心理士は指定大学院の終了が条件であり、心理系の大学の卒業は条件に入っていません。

そのため、今臨床心理士1年目で心理系の大学を卒業していない人のために、「5年以上の経験があって講習を受ければ受験資格が得られる」という経過措置を取っていると思われます。


さてさて、この公認心理師ですが、この資格ができたから臨床心理士が不要になるわけではないようです。


これは私の意見ですが、基本は公認心理師と臨床心理士のダブルライセンスは必須となるのかなと思います。


もちろん、厚労省から出ている資格なので、この先カウンセリングに保険点数がつく可能性もありますし、そうなると公認心理師が病院等で重宝されるようになってくるかもしれません。


また、学校現場や福祉現場でも活躍できる可能性があるでしょう。

スクールカウンセラーの常勤化なんてこともありうるかもしれません。

(上記は私の妄想です!!なれたらいいですね)


しかし、国家資格と言うのはそれくらい強いものです。


資格がなくても生きていけるという人もいますが、やはり資格があれば随分と生きやすくなるのも事実です。


例えば、普通にバイトや無資格で契約社員するよりも、教員資格を持って嘱託の講師や教職員をした方が収入は大幅にアップします。


看護師や薬剤師であれば、仕事に困ることはまずないです。


それくらい資格、国家資格と言うのは強い資格なのです。


ただ、公認心理師ができたとして、それだけで仕事に就きやすくなるかと言えば疑問かなと思います。


その理由としては、現在臨床心理士の方がはるかに知名度やスキルが高いからです。

また、公認心理師が国家資格となったからといって、公認心理師の資格をどう法的に整備するかという課題も残っています。


例えば、薬局では管理薬剤師をかならず置くことが法的に決められていたり、点滴や注射などは医師か看護師がしないといけないなど法的に決められています。鍼治療は鍼灸師しかできませんし、介護は介護士の資格があって初めて国からお金を貰えます。教員免許がなければ学校現場に入ることはできません。


というように、国家資格でないとできない仕事というのが必ずあります。


となると、公認心理師でないとできない業務や役割が法的に決められない限り、名ばかりの資格になってしまいます。

(この辺りは、上層部の方が日夜必死に考えてくださっていることだと思います)


それが見えてくるまでは当面の間は、臨床心理士と公認心理師のダブルライセンスが必要な資格だと言えます。


むしろ、公認心理師を取得した上で、上級民間資格の臨床心理士を取得するというのが賢い選択肢になってくるのかなと思います。






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