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カウンセラーのつぶやき

いつも読んでいただいてありがとうございます。カウンセリングで私が学んだこと、感じたことを書いています。立ち寄られた方が少しでも幸せになっていただければ、とてもうれしく思います。

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2018 06/04

カウンセラーがすごいのではない。クライエントがすごいのだ。

今回は自戒の念を込めて。


カウンセリングでは時折、ものすごい展開を見せるケースがあります。

また、カウンセラーが働きかけて、それでクライエントが良くなったというケースというのもあります。


その時に、カウンセラー自身が「俺はすごいカウンセラーだ。だって、こんな風にクライエントを解決に導いてやったんだから」と思ってしまうと、それは大きな誤りです。


カウンセラーの働きかけによって、クライエントが動いたから、ケースが進展しただけです。


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もしくは、カウンセラーにそういう働きかけをする力をクライエントが持っていたというだけです。


河合隼雄は「カウンセラーにそういう働きかけをさせる力をクライエントが持っていただけだ」と説いています。

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河合先生の言葉はこの本の中に書かれています。

まさにカウンセラーの名言の一つだと思います。


思えば、カウンセリングというのは不思議な行為です。

カウンセラーは基本は何もしないスペシャリストです。

(誤解のないように言わせていただくと、カウンセラーは全く何もしないわけではありません。クライエントを見て、アドバイスをしたり、心理療法を働きかけたりすることもたくさんあります)


カウンセラーと話をしていくうちに、どんどんとクライエントが自分の中でいろんなことを気づいていき、それによって進展が生まれます。


それはクライエントの中に悩みを解決できる力があるからこそできることなのです。


カウンセラーの仕事は簡単に言えば、その力を上手に引き出すことだけです。


結局のところ、クライエントが頑張ったからこそ、良くなるという結果が生まれます。


カウンセラーはすごくありません。

結局はクライエントがすごいから、カウンセリングがうまくいったんだということです。


そこに謙虚になれることが、本物の心理臨床家だろうと思います。


このことを胸に込めて、明日も仕事を頑張りたいと思います。


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