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こんにちは。

今回は全くカウンセラーらしくないことを書いていきたいと思います。
おそらく反論もあるかと思われますが、最後までお読みいただければと思います。

よく聞かれる質問の一つに「心の弱い人が心の病、うつ病とかになるんですか?」があります。

私の答えとしては、「はい、その通りだと思います」と述べるようにしています。
これについて私の考えを述べる必要があると思います。

私はストレスにさらされた際に心の病を引き起こす人間のパターンとして以下の公式を想定しています。

それは・・・

心の病=その人の素質 + 行動パターン + 環境

です。

素質とはその人の本来のストレス耐性です。感性や気質、知的能力などが含まれています。
また行動パターンとは今まで学んできたストレスへの対処の仕方や相手への関わり方などが含まれています。
環境とは実際に遭遇しているストレスフルな状況です。

この内、素質と行動パターンを合わせて、ストレス耐性となります。
これが低い人はおそらくストレスフルな状況に対して上手く対処できず、結果としてうつや適応障害など心の病に陥る可能性が高まります。

このストレス耐性が低い人を、「心の弱い人」であると私は考えています。
そのため「心の弱い人はうつなどの心の病になりやすい」という考え方は私としては「その通りである」と思わずにはいられません。

ただ、ストレス耐性は素質と今まで学んできた行動パターンから成っているということがポイントです。

つまり心の強さは学ぶことで強くすることが可能であるということです。

カウンセリングの理論や心理学の知識とは本来、その人がストレス社会で生きていくために、心を強くし、乗り越えていくためにあるのではないかと考えています。

カウンセリングもただ話を聴いてすっきりするだけでなく、最終的にはストレスに負けないような行動パターン(実際に行動の仕方の他に考え方、受け取り方も含まれます)を身に着けていけることが目標であるというのが私の思いでもあります。そのため、カウンセラーは心を強くする方法について、クライエントのペースにそって身に着けさせるスキルも必要ではないかと思われます。

選択理論の提唱者のグラッサー博士は、「精神疾患のほとんどは病理モデルではなく、公衆衛生モデル、すなわちより良い生き方やストレスへの対処を学ぶことで予防・改善していくことができる」と『メンタルヘルス』という本の中で書いています。

(なお、この本は柿谷カウンセリングセンターのHpの中でしか購入ができません。値段は500円とお手頃なので興味がある方はぜひ読んでみてください。)

以上、長々と書いてしまいましたが、心は適切な行動の仕方やより良いパターンを学ぶことで強くすることができ、その結果、心の病を予防し、改善していくことも可能であるということです。質問や意見等ありましたらどうぞお願いいたします。

選択理論ではそのポイントやコツについて、心を強くするヒントも提供してくれています。
尼崎支部の勉強会も定期的にしておりますので、よかったらお越しください。

リアリティセラピー尼崎勉強会

また今回の内容にぴったりのグラッサーの本を紹介しておきます。


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2012.05.15 Tue l 精神科臨床 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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