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私は現在、心療内科や学校でカウンセリングをしています。
その中でよく感じることは「カウンセリングって単なる癒しではないな」ということです。

もちろんクライエントの方が安心して話ができる雰囲気は大切ですし、話すことで心が解れたり、スッキリしたりして「明日も頑張ろう」と思えるエネルギーを得られるという側面もあります。
何より、「カウンセリングを受けて気持ちが楽になった」と感じることはとても大切なことだと思います。

しかし、それだけなら周りの人に話を聴いてもらえば十分ですし、カウンセラーの資格など必要はないと思います。(もちろん、カウンセラーにしか話せないことを話せることはとても必要だと思います)

カウンセリングがカウンセリングたるものになるためには、「洞察」「気づき」が必要です。
つまり、自分が悩んでいることの意味や自分自身が本当はどう感じていてどうなりたかったのかがわかること、現状を適切に理解し把握できること、そして今の状況を打破するためにどうできるかが見えることです。

これらができて初めてカウンセリングになるのではないかと思います。
これらの過程はクライエントのペースに沿って進めるのですが、その中でどうしてもクライエントが向き合いたくない側面に向き合わざるを得ない時が来ます。

私たちはどうしても自分の嫌な側面や向き合いたくないことから逃げようとしてしまいがちです。
それは見るのが辛いからだということもありますが、もう一つはどう向き合えばいいのかわからないからです

そのため、カウンセリングではただ話を聴くだけではなく、クライエントがちゃんと逃げずに自分を見つめることができるように進めていくことが必要です。

当然そこには危険や困難が付きまといます。

できればクライエントのペースに沿って、安心して向き合うことができるようにしていくことが望ましいのですが、それでもクライエントに相当の負担となってしまうことも少なくありません。
(もしかすると、私の腕の未熟さからかもしれませんが)

しかし、真剣に話を聴くことで、クライエントはカウンセラーを信頼してくれるので、必死に自分から逃げないように踏ん張ってくれることも多いです。

しっかりと自分の嫌な面から逃げずに、成長されたクライエント見ると私は尊敬を念を感じずにはおれなくなります。

以上の話を要約すれば、カウンセリングとは単なる癒しや心が軽くなるのではなく、時にはかなり苦しい過程があり、それを通してクライエントが成長していくのを支えていくことが大切ということです。

でも、もちろんカウンセリングは楽しい、癒しの側面も大切です。
癒しと苦しみの両方があって人はより良く成長できるものではないかと思います。
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2012.06.20 Wed l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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