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大分日差しも暑くなり、夏の訪れを日に日に実感する今日この頃です。

カウンセリングでは原則として原因探しはしません。
例として「なぜ?」という質問は極力しないようにしています。

結論を言えば、「なぜ?」と聞いたところで、またその理由がわかったところでどうすることもできないからです。

例えば、対人恐怖症の人がいるとします。
なぜ、人が怖いのか。
これがわかれば対処法も見えてきて、解決策が見えてくると考えがちです。

でも実際はそうではないことが多いです。
「なぜ?」と原因を探した結果、その人はどうやら過去にいじめられたことがあって、それで人が怖くなってしまい、外に出れない、仕事ができない、人としゃべれなくなったのだと分かったとします。

もしくは、過去に両親に自分の主張を受け入れてもらえない経験を常に体験し続けたため、人が怖くなったのだと原因が分かったとします。

どうでしょう?
どちらも過去にトラウマがあったために対人恐怖症になったのだと理解できますが、対処法や解決策はどうでしょうか?


対人恐怖症の解決法は、例外はありますが、原則としては怖いのを我慢して人と会い続けることで慣れていくしことです。
ただ、その恐怖は非常に強固であることが多く、そんな簡単にできるものではありません。
また原則的な解決法は同じですが、人によって柔軟にやり方を変えていく必要があります。
(そのため、カウンセラーや医師などの専門家と一緒に取り組んだ方がいいでしょう)

そして、「どんな」人と会えば怖さはマシなのか、怖い時に「どういう」対処法を取ればいいのか、「どのように」練習をすればいいのかを知ることが必要です。
また人と会うときに実際に自身の反応として「何」が起こっているのか(どんな感情や考え、そして何をしているのか)を知る必要があります。

つまり、「なぜ?」ではなく、「どのように?」「何を?」という質問がカウンセリングでは大切です。これは対人恐怖症だけでなく、様々な人のカウンセリングに共通することだと思います。

「なぜ?」は過去に戻る質問であり、見つかったところで未来につながらないことは多いです。
むしろ「これが原因でできなかったんだ」と知ることにより、できない言い訳につながってしまうこともあります。

このことは人間関係にも当てはまるのではないかと思います。

続き:「なぜ?」ではなく「何?」「どのように?」を
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2012.06.26 Tue l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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