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最近の私のカウンセリングを振り返ってみると、技術や理論、経験だけでは上手くいかないとつくづく思います。

カウンセリングの基本は「人間関係」です。
人間関係の根底にあるのは、結びつきというか信頼関係です。

カウンセラーとクライエントが同じ部屋の中にいて、クライエントが話をして、カウンセラーがそれを聴く。
その時、必ずクライエント今まで経験したことで言葉にできない思いが出てくるはずです。
それをいかにして汲み取るのかが大切なのですが、この時にカウンセラーとして汲み取るのではなく、一人の人間として汲み取らないといけない局面が必ずあるように思うのです。

結局その時には、カウンセリングの理論はほとんど役に立ちません。
特に自殺したいほど深刻な状況に陥っている人の場合、受容や共感、傾聴はほとんど無意味です。
また自殺未遂の人をカウンセリングした経験があるといっても、今目の前のクライエントの前では無力かもしれません。

そこにはカウンセラーとしてではなく、一人の人間としていかにぶつかっていくのか、私は一人の人間としてどうその人に伝えたいのか、響きあえるのかが現状を打開するカギとなります。

本気でこの人のために何とかしてやりたいという思いがクライエントに伝わったときに、カウンセリングが大きく前進することもあります。まさしく体当たり療法です。ただし、ぶつかるタイミングは大切です。タイミングを間違えると取り返しのつかないことになりかねません。


結局、大切なのは何を勉強したのか、どんな技術を習得したのか、どれくらいの経験を積んだかではなく、どれだけ本気でクライエントの話を聴けるのかが大切ではないかと思います。

カウンセラーの人間性がカウンセリングでは一番問われるのです。

そう考えると、「私はもしかしてカウンセラーに向いていないでは」とつい考えてしまいます。


※誤解がないように言いますと、カウンセリングの知識や技術・経験は必須です。当然ですが、知識や技術や経験がなければ、クライエントにとって一番有効な支え方がわからず、結局クライエントを害することになります。

私が言いたいことは
知識や経験だけじゃなく人間性も大事。」ということです。
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2012.07.01 Sun l カウンセリング考察 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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