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人間の行動は上質世界に近づき、良い気分を得るために選択されます。

この「選択」という言葉はとても重要なもので、今の私の行動、不安やイライラなどの行動であっても、それは全て選択されたものです。

こう書くと、おそらくこんな疑問が出てくるのではないかと思われます。

「え?イライラや不安って、急に出てくるんだよ。自分で選んで出しているわけがないよ。」

この疑問を説明するために、選択理論では全行動という概念があります。

行動と「全」という字がつくのは、私たちの行動は4つの要素からなるためです。
すなわち、

行為・思考・感情・生理反応 です。

例えば、今この記事を読んでいる人は、文章を目で追っています(行為)。
また全行動とは何かについて考えていると思います(思考)。
もし、記事の内容が面白ければワクワクしているかもしれませんし、つまらなければ退屈を感じているでしょう(感情)。
当然面白ければ目は冴えており脳は覚醒しています。つまらなければ、眠気を感じているのではないでしょうか(生理反応)。

このように記事を読んでいるときでさえ、4つの行動が働いています。


このうち、

行為と思考は車の前輪に、

感情と生理反応は車の後輪にたとえられます。

なぜかというと、行為と思考はハンドルを切れば車の前輪の向きが変わるように、直接変えやすいからです。
逆に感情と生理反応は直接変えることはできません。


ここで大切なことは、私たちの行為と思考は直接選択することが可能だということです。
もし記事を読むのが疲れてきたら、読むのをやめて好きなことをするという選択ができます。つまり、行為を変えることができます。その時に、「また気が向いたら読もう」と思考を選択することもできます。

問題は感情と生理反応です。
これらは直接変えることができません。また、不安やイライラ、眠気や頭痛などは予期しないで起こるため、どうしても選択したとは思えません。

ただ、この感情と生理反応はとても重要な役割があります。

それは私たちが上質世界に近づいているか、遠のいているのか、欲求が満たせているか満たせていないのかを教えてくれるセンサーとしても役割です。

急にイライラや不安などが起こるときは、私たちが置かれている状況が上質世界とは違うということを教えてくれています。

例えば、
誰かと会いたくても会えない時(愛と所属の欲求が満たされない時)、さみしさを感じます。
いくら頑張っても成果が出ない時(力と価値の欲求が満たされない時)、落ち込みや無力感を感じます。
自分のペースを崩された時(自由の欲求が満たされない時)、イライラします。血圧が上がるかもしれません。
楽しくない時は、退屈や眠気を感じるでしょう。

このように感情や生理反応は私たちの上質世界から遠のき、欲求が満たされていないことを教えてくれるセンサーの役割を持っています

逆に言えば、上質世界を満たせるような変化があったり、自分から行動し欲求を満たすことができれば、感情や生理反応も変化していきます。

選択理論では上質世界をクリアにすることで、自分が何を望んでいるかが明確になり、そこに近づけるように行為と思考を選択することで、より良い気分(感情と生理反応)を得ることを推奨します。

ただし、自分の欲求を満たすことだけを目指していると、相手の欲求を満たさなくなることが良くあります。
理想は自分の欲求を満たしながら、相手の欲求も満たされているような状況を築くことです。そうすることでお互いが良い気分を得れるようになります。このことをグラッサーは「責任」と読んでいます。

あなたと周囲の人がより良い気分を得るために、あなたは今日どんな行動(行為と思考)を選択しますか?



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2011.09.21 Wed l 選択理論 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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