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心理カウンセラーの田中勝悟です。

昨日、須山先生のリアリティセラピー基礎講座のオブザーバーに行ってきました。

同じシニアインストラクターでもリアリティセラピーの出し方、表現の仕方がこうも違うのかと毎回驚きます。

また、インストラクターによって相性の合う合わないも当然あり、そこが非常に面白いところでもあります。
もちろん、私に対しても「運命を感じたかのように合う」と言う人と、「生理的に合わない。受け付けない」と思ってしまう人は当然います。

この辺り、選択理論も万能ではないんだなと思うと、少しホッとしたような、残念なような複雑な心境です。しかし、人には「合うか合わないか選ぶ権利」というのは当然ありますし、「このやり方だと必ず万人受けするはず」という考え方は即外的コントロールに繋がってしまう危険があります。

やはり人間、多少嫌われるくらいがちょうどいいです。そして失敗を重ねて受け入れて、認めてと言うのがやはり人間らしいのではないかと思います。


さて、須山先生の話はすごいですね。引き込まれてしまいます。
特にすごいのは肝心なところをさりげなく話すところです。私たちは気づいたらいつのまにかその言葉をメモしていました。
「肝心なところは言うけれどそれを受け取るかどうかはあなたの選択だよ」というメッセージが込められているかのようです。まさに選択理論的な生き方だと感動しました。

さらに須山先生はリアリティセラピーを「ワザの世界」と言っています。
これは私は非常にわかります。カウンセリングやセラピーや知識や知恵だけの世界ではありません。
いかにして相手の願望を聴き出し、自分ができることを提示し、お互い協力して相手の困りごとを解決していくか。
これはまさしく「ワザ」の世界です。何度も練習し、研鑽を深め、そして見直しや工夫を重ねて身につけて行くものだと思います。

最初は知識の繰り返しから入り、何度も経験を重ねていく内に、身体が勝手にしみついているようになっている。つまり、生きるため「ワザ」として身に着くようになっている。

世の啓発本は大抵「読んだらすぐに○○できる」というようなタイトルが多いです。
しかし、実際はその本に書かれていることを一心不乱に取り組んでみて初めて身に着くものが多いのです。

武術にも詳しい須山先生は「いろんな流派があるが、リアリティセラピーと言う流派を学び、それを身につけていくよう研鑽を続けて、幸せな人生を歩んでほしい」と話されていました。

ロジャースや精神分析、認知行動療法など多くの流派があるが、リアリティセラピーという流派を学んでいるという例えは非常にユニークで腑に落ちました。非常に学びの濃かった一日でした。

またオブザーバー参加したいと思っています。



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2013.07.16 Tue l リアリティセラピー l コメント (0) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。

今日は神戸研究会でした。
参加者の方も一生懸命に研究会に参加していただき、とても密度の濃い学びの時間を持つことができたと思います。

今日の研究会ではロールプレイを2事例ほどしました。
選択理論を学ぶ上で理論を学んだり、実際の使い方について話し合うことはとても大切です。
しかし、それ以上にロールプレイを行うことを選択理論では大切にしています

ロールプレイを行う理由としては次の二つが挙げられます。
①選択理論的な関わり方、7つの身に着けたい習慣を練習するため。
②クライエントが抱えている問題について、選択理論的にどう対応できるかを話し合う練習として。

私はロールプレイを行う際は特に②の方を意識しています。
クライエント役はいろんな問題を抱えて相談に来られたという役を演じます。
そして、カウンセラー役はそのクライエントに対して、単にカウンセリングやセラピーを行うのではなく、選択理論からみてこの問題をどう解決していくかを話し合い、クライエントが解決できるよう援助していく役割を演じます。

もちろん、クライエント役の問題を整理するために、話はしっかりと聴きます。
具体的には上質世界に焦点を当てる、
つまり
「この人はどうなりたいのかな?」
「どの欲求を満たせると楽になるのかな?」
「そのためにどんな行動をして、その結果どうなっているのかな?」
といったことを知るための質問を投げかけながら聞いていきます。

そうしてクライエントの上質世界と状況をクリアにできた後で、
選択理論的に解決できる方法を話し合っていきます

「選択理論的」というのは
①他人と過去は変えれない
②変えれるのは自分の行動だけ
③どんなときでも自分の行動は選択することができる

という選択理論のエッセンスに基づいた解決の仕方です。

ロールプレイはリアリティセラピーを行うための練習というよりも、クライエントの問題を選択理論的にどう考えていくかという教材として理解して活用した方がいいのではないかと思います
そしてカウンセラー役が外的コントロールを使わないで、どうクライエント役とこの問題を話し合うことができるか。これができるようになれば、外的コントロールを使わずに関わるための練習にもつながっていくと思います。


↑選択理論のロールプレイの上達には欠かせない本です。ただ、絶版でAmazonの在庫にもない状態です。お買い得のタイミングが来ればまたお知らせしたいと思います。

↑もはや選択理論を学んでいる方には「釈迦に説法」かもしれない超有名な入門書です。読んだ感想としては今までの中で一番わかりやすい選択理論の解説本ではないかと思います。初心者や興味のある方にぜひ読んでほしい一冊です。

今日、参加された方が、ロールプレイを通して少しでも持ち帰っていただけるものがあったのなら、とてもうれしく思います。



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2013.02.03 Sun l リアリティセラピー l コメント (1) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。

今回は昨日の勉強会でもお話ししたのですが、上質世界を聴く質問について書いてみたいと思います。

参照:私たちは自分の理想に近づくように行動している(上質世界)

上質世界とはその人が願っている世界や、嬉しかったことや大切にしているもの、話したいことが入っている世界であると選択理論では言われています。カウンセリングで相手の情報を知るときもそうですが、直接情報を聞き出すよりも、相手の上質世界に焦点を当てて聴いていくことで、意味ある情報、つまりその人との関係において役立つ情報を手に入れやすくなります。

ここで相手の上質世界を聴くためのポイントがあります。
具体的には5W+1Hの質問をすることです。
5WとはWhat(何?)、Who(誰?)、When(いつ?)、Where(どこ?)、Which(どれ?)の5つの質問です。
また1HとはほHow(どのように?)とういう質問です。

ここで大切なことはWhy(なぜ?)が入っていないということです。
実は「なぜ?」と言う質問は相手の上質世界を聞くのを邪魔する質問です。

あなたが何か気まずい失敗やミスをした時に周りから「なぜ、そんなことをしたのか?」と聞かれた場合、どう感じるでしょうか?
大概の人は圧迫感みたいなものを感じるのではないかと思います。
他にも
「なぜ、そんなことを言ったのか?」
「なぜ、そう思っているのか?」
「なぜ、そう感じたのか?」
「なぜ、そうなったのか?」
など言われたとしたとしたらどう感じるでしょうか?

すぐにはっきりとわかりやすく答えるのは難しいのではないかと思います。

また、私が仕事のミスをした時に、「なぜ、あんなことを言ったのか?」と反省しても納得のいく答えはなかなか出てきません。「あんなことを言わなければ」「あの時にもっと準備をしておけば」「注意を払っていたら」と堂々巡りのことを考えてしまい、落ち込んでしまいます。

落ち込みの感情が出てしまうと、人は上手く振り返ることが難しくなります。そのため、グルグルと頭の中で考えてしまい、「なぜ?」の迷路から抜け出せなくなってしまいます。


そのため、なるべく5W+1Hの質問を使った方がコミュニケーションも円滑に進みやすくなります。
例えば、夫婦でお互いの意見がかみ合わない時に「なぜ、夫はわかってくれないのか?」「なぜ、妻はあんなに感情的になるのか?」と考えてみても納得いく結論は出てきません。

それよりも、夫婦の「何?」がかみ合わなかったのか、夫(妻)は「何?」を考えているのか、「いつ」、どこで」、「どのように」話し合えば納得いく答えが見つかるかを考えてみてください。
また、複数の意見を出し合い、「どれ」がお互いに一番納得のいく答えかを話し合ってみてください。
そして、「どのように」すれば満足いく結果が得られるかを一緒に考えてみてください。

このやり方をするだけでお互いの上質世界に触れながら話し合うことが可能となります。


また、先ほどの失敗の例で言えば、「何」がまずかったのかを考え、これから(いつ)、同じ状況(どこ)があった場合は「どのように」気を付ければいいかを考えてみましょう。また今私がしないといけないことは「何か」を考えていくことで失敗に対しての反省や振り返り、今後の課題や対処の仕方もポジティブに見ることが可能になると思います。

ポイントは5W+1Hです。
ただ、使いこなすには練習が必要です。
またリアリティセラピー勉強会でもこのやり方を練習していますし、コツについてもお話していますので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

リアリティセラピー尼崎支部勉強会

リアリティセラピー尼崎支部HP

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2012.08.19 Sun l リアリティセラピー l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんばんは。

選択理論をカウンセリングに応用した場合、これは「リアリティセラピー」と呼ばれます。
リアリティセラピーとは選択理論をベースとしたカウンセリング技法のことですが、よくロジャース派のカウンセリングや認知行動療法によく似ていると言われています。

相手の上質世界に焦点を当てていき、基本的欲求を満たせるような行為と思考(全行動)を選択できるように援助しながら進めていきます。

具体的な例を挙げましょう。
仕事をしたいが自分にはスキルがないのでいい仕事が見つからないし、だから毎日憂鬱であるという人がカウンセリングに訪れたとします。
この時にリアリティセラピーではその人にって「どんな仕事が良い仕事なのか(上質世界にある仕事のイメージ)」を丁寧に聴きます。
その上で、現実にそれが可能かを吟味し、もし適当なものがあり、さらにその仕事をぜひしてみたい(力の欲求と楽しみの欲求が満たされる)というのであれば、面接を受けるように促します(行為と思考に焦点を当てる)。また難しいのであれば、その理由や対処法についても話し合います(欲求を満たしやすくするため)。

非常に簡単な例ですが、この一連の流れがリアリティセラピーの例です。
「リアリティ」セラピーと名付けられただけあって、現実的な問題に焦点を当てているのが特徴です。
この流れが非常に短期間の面接でできる場合もあれば、長い時間かかることもあります。

また、リアリティセラピーが他の心理療法と大きく異なる点はクライエントが「今何を選択するのか」と選択を重視していることです。
上記の例でいえば、
「仕事を今の状態でブラブラする選択もあれば、仕事を決めて働くという選択もある。どちらを選びたいか」
「仕事をしたいのであれば、今何を選択しないといけないのか」
「何を求めてカウンセリングに来るという選択したのか」
と繰り返しクライエントに聞いていきます。

この質問の中でクライエントは絶えず、自分の上質世界を自己評価し、自分の行為と思考を選択していくための土台を作り上げていきます。
言い換えれば、自分の行動の目的がクリアになっていくということです。

このようにリアリティセラピーは特に「選択」に重きを置いた心理療法であるといえます。
2012.05.04 Fri l リアリティセラピー l コメント (0) トラックバック (0) l top
こんばんは
以前、褒めることの二面性について書きました。
記事はこちら

その時に「自己評価」について簡単に触れましたが、今日はこのことについて書いてみたいと思います。

選択理論では「自己評価」を重視しますが、これは自分で今の状況を振り返り、どうすればいいかを自分で決めていくというスタンスを意味します。

選択理論では人の行動は自分で選択した結果であると説明してます。

例えば、失敗したと思ってしまう人がいますが、これは「失敗したと思う」選択をしたと選択理論では捉えます。私たちの周りで失敗してひどく落ち込んでいる人はよく見かけます。
そうした人に対して「別に失敗してなんかいないよ」「頑張ったからいいんじゃない?」と慰めの言葉をかけたとします。しかし、どんな言葉をかけてその人は「いや、もう自分は終わりだ」と失敗したことに対して拘ってしまい、同じ愚痴を続けようとします。
こういう人は結構多いものです。

こうした人をカウンセリングするときのポイントはまずどこが失敗だったのかを状況整理してい行く必要があります。自分がどういう経緯で失敗したのか、その時に何を考えて、感じて、その結果どういう行動をとったために失敗につながったのかを丹念に整理していきます。

それを繰り返していくうちに、その人は「そっか、こういう風にしたから失敗したから、次はこうすればいいのか」と気づくようになるかもしれません。

この過程が自己評価です。

つまり、自己評価とは自分のどこに落ち度があったのかを冷静に整理して見つめなおすことで、その上で次はどうすればいいのか、どういう考え方をすれば次はもっと気楽に行けるのか、より良い結果を生み出すことができるのかを自分で導き出す過程なのです。

私たちは子どもや相手を叱る際に、つい自分からどこが悪いのか何を改善するべきかをすぐに言ってしまいがちです。しかし、当の本人は何を叱られているのかがわからず、とりあえず謝ればいいかと考えてしまう結果になりがちなのが実情です。

私たちの多くは「なぜ、これだけ言ってもわからないのか」と考えたことがあると思います。

その時に、「この人は何でこんなことをしたのだろうか」ともう一度考え直してみることが大切です。
まずはその人が本当はどうしたくてこんな行動をとったのかを聞いてみることが必要になると思います。

それをじっくり聴くことができれば、その人は自分の行動を振り返りながら話そうとするかもしれません。
その時にすでに自己評価が始まっています。
ポイントは相手の状況がビデオカメラで写しているかのように、具体的に見えてくるように聴くことです。
そうすると、お互いにどこが悪いのか、改善するべき点はどこかが次第に見えてくるようになります。

この時に重要なのは「こいつは間違っている」と思いながら聞かないようにすることです。もしそうした目で話を聴いていくと、相手は正直に話すのを止め、自己評価がスムーズに進まなくなります。

このやり方は本や話を聴いただけで簡単に身につくものではありません。
選択理論の勉強会や集中講座に参加したり、常にこのやり方を意識しながら相手と関わるなど、日々の研鑽の努力を必要とします。

興味があればリアリティセラピー尼崎支部の勉強会に是非ご参加ください。
2012.02.10 Fri l リアリティセラピー l コメント (0) トラックバック (0) l top
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