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選択理論の軸の一つは「批判からは何も生まれない」です。

しかし、私たちの周りには批判する人だらけです。

批判の言葉を全く聞かない日などほとんどないのではないかと思います。
カウンセリングに来る人は、大抵批判と非難をしているものです。

「あんな奴がいるから私はこうなった」
「いくら言っても変わらないから、もう無視している」
「本当にあの人のことを考えると頭が痛くなる」
「なんであんなことするの?頭がおかしいとしか思えない」
etc.

こういう話を聞くと、「相手を批判しても変えることができない」と知っている私たちはつい口を挟んでしまいます。

「そんなことを言っても変わらないよ」
「もっと相手を受け入れないと・・・」
「相手の気持ちをしっかりと聴かないと・・・」

当然ですが、私たちのこの提案が受け入れらることはほとんどありません。
相手はこの提案を「批判」と受け取ってしまうからです。

そのため、私たちが最初にしなければいけないことは、相手の批判したいという気持ちをしっかりと受け止めることです。これはカウンセラーであれば、できるようにならないといけません。

お母さんが「子供が学校に行かなくて、それでもうイライラして怒鳴ってしまうんです」という時に、「そんなことをしたらそりゃ行かなくなりますよ。もっと別の方法を考えてみませんか?」と伝えると、高い確率でこのお母さんは次からカウンセリングには来なくなります。

「批判する相手をまずは受け入れること」です。


そのためには、「何のためにこの人はこんなことを言っているのだろう?」と考えてみる視点が役立ちます。

お母さんが子どもに対してガミガミ言うのは、裏返せば子どもを愛しているからです。
まず、そういうことを言ってしまう、行動に移してしまわざるを得ない背景をしっかりと聴いていきましょう。
「そっか、そういう思いでそんなことを行ったんだ」とイメージができるように聴くことがコツです。

人は自分の気持ちを受け入れてくれたとわかると、心に隙間ができます。
そうすると自分の行動をしっかりと見直す余裕が生まれるのです。


この考え方を習慣にするのはなかなか根気がいりますが、できるようになると大分日常の人間関係のストレスが減ります。
ストレスが全くなくなるとは言えませんが、随分と心の余裕が持てる様になります。

選択理論を学んでいる人、
またカウンセラーや教師、看護師などの対人援助職の方、
このような考え方が身につけられるように学び続けていくことが大切だと思います。

ちなみにリアリティセラピー尼崎支部では、批判する人の受け入れ方・関わり方についてもお伝えしております。
興味のある方はぜひ一度お越しください。
お待ちしております。



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2014.05.14 Wed l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日ははリアリティセラピー神戸研究会でした。
テーマは「チャート・トーク」という選択理論に基づいた人の悩みや行動の理解の仕方についてでしたが、非常に濃い学びの一日だったと思います。私もいつもながら熱を振るってお話をしました。

それとは変わって、私は別のブログも立ち上げています。
ちょっと悩み相談の聴き方について特化したブログを作りたいと思っていて、7月くらいから作らせていただきました。よかったら、こちらも見ていただければと思います。

悩み相談の聴き方を現役カウンセラーがお教えします

相手の悩みを聞き出すのは結構テクニックとスキルと人間性がいるものだと思います。

特に相談に来た当の本人が「何で悩んでいるのかわからない場合」は尚更です。
(不思議に思われるかもしれませんが、悩んでいる本人が「何で悩んでいるのか」わかっていないことも多いのです)

こうした悩み相談において、一番のタブーは「決めつけ」でしょう。
もちろん、こちらである程度方向性を組んだ方が良い場合もありますが、「つまり、こういうことやろ!!」と決めつけるのは感心しません。相談をした方も「え・・・」と心を閉ざしてしまうからです。

できればこういう風に私は捉えたけど、大丈夫?これでいいかな?と確認を取るようにしたいものです。

こうした悩み相談の最大のコツは「わかったつもりにならないこと」に尽きます。
「そっか、そういうことか!!」とわかるまで忍耐強聴き続ける姿勢が大切だと思います。

特に話すのが苦手な人や、自分の気持ちがまだわからない子どもであればあるほど、そうした気遣い、配慮はいるだろうと思います。そして、それらを決して否定しないように尊重していく態度も必要です。

昨日は、そのこともロールプレイを見せながら実践に近い形で、お話ができたのではないかなあと思います。

また、上記のような情報をもっと知りたい方はこちらを。
そして選択理論をもっと学んでみたい方はこちらをどうぞご覧ください。

昨日参加された皆さん、どうもお疲れ様でした。



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2013.12.16 Mon l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
「ありがとう」

日本人なら誰もが使ったこと、聴いたことのある言葉ですね。

ところで、「ありがとう」とはどういう意味でしょうか?

ここで、
「え?ありがとうって何かしてもらってお礼として使う言葉じゃないの?」
と思った人は結構多いと思います。

まず、「ありがとう」とは「有難う」
「有難う」とは古語でいう「有難し」という言葉です。

この「有難し」が「ありがとう」の語源です。

さて、この「有難し」本来ははどういう意味の言葉でしょうか。

「有難し」とは「有るのが難し(かたし)」
直訳すれば、「有るのが難しい」状態を指します。

しかし、本来の意味は「存在するのが難しい」という意味ではなく、「あり得ない」「存在しえない」「起こることはあり得ない」というのが本当の意味だそうです。

さらに言えば、「ありがとう」という言葉が人に対して使われるようになったのは、室町時代あたりからだそうです。それまでは神様や仏様に使われていた言葉だそうです。

つまり、もともとは「神様があり得ないものを自分に起こしてくださった。与えてくれた」ということに対して使われる言葉だったのです。

よくアニメ日本昔話(懐かしいですね)で、おばあさんやおじいさんが、ことあるごとに「ありがたや。ありがたや。」と言うシーンがあります。これは、「本来ありえないことが私の前に訪れた。神様ありがとうございます」という意味で使われているのです。

ちなみに、英語の「Thank you」は「あなた(you)」に「感謝する(thank)」という意味です。
それに比べて日本のありがとうは、「本来起こらないことを神様や仏様が与えてくださった。本当にありがとうございます。」という意味で使われます。
「ありがとう」の方が「Thank you」よりも、広く深いニュアンスを持っています。


目の前の人が私のために協力してくれること、これは本来は起こり得ないものだったかもしれません。

他人が私のために話を聴いてくれる、
手伝ってくれる、
私のためを思って何かをしてくれる、
プレゼントしてくれる、
一緒に笑ってくれる、
一緒に泣いてくれている、
おはようと声をかけてくれる・・・

こういったことは本来起こりえないものだったかもしれません。

だからこそ、「ありがとう」と私たちは起こったことに対して感謝するのです。
私を気遣ってくれた人に・・・
支えたくれた人に・・・
共感してくれる人に・・・

その人だけでなく、それを起こしてくれた神様や仏様に足して「ありがとう」というのです。

今度から「ありがとう」という場合、このことを思い返しながら使ってみてください。
同じ5文字でも感じるもの、流れるもの、出てくるものはきっと違っているだろうと思います。
その人と私がここで出会っただけでも本来はあり得ないことだったのですから・・・。



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2013.10.30 Wed l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。

私は自由の欲求が高いため、どうしても日頃の人間関係が希薄になりがちです。
特にカウンセラーとしてフリーで働いてからは、付き合いも限定的になってしまい、非常に友人との付き合いが減少してきました。ちなみに今週は家族以外との人付き合いはほとんどありませんでしたが、それでもあまり気にしません(愛と所属欲求が強い人から見れば信じられないかもしれません)。

私の場合は「人と長時間いると苦痛を感じてしまう」ところがあるため、自分の時間を優先するために人付き合いを極力しないようにしてしまうところがあるのです。

まあ、気質によるものだから仕方がないというところもあるのですが、やはりできるだけ人付き合いや人間関係に気を使うことは大切だろうと思います。

特に私のように人付き合いをさほど必要としない気質を持っている人ほど、意識して取り組まないといけないだろうと思います。自分のペースと他人のペースとのメリハリを持っておかないと、「自分がどうしたいのか」混乱してしまうのも自由の欲求が強い人の特徴です。なので、できるだけ意識して不自由な時間を持っておく必要もあるかと思います。また、人一倍、周囲の意見に耳を傾けるよう努力することも必要になります。マイペースにしたがるのが自由の欲求の強い人の特徴なので。

また、日頃の人間関係に気を配っておくように意識することも大切ですね。
外的コントロール防ぐ一番の方法は、普段の人間関係をいかに良好にしておくかに限ります。相手が好きそうなものや嫌なもの、地雷となるものをあらかじめリサーチしておいたり、自分から相手の欲求を満たすお手伝いを積極的にしておくなどの配慮はとても大切です。

できれば、子供のころに「相手を思いやる」というのは教えておいた方が良いです。日本人は自然と「相手を思いやる」というのが育つ集団文化なのですが、近年の生活スタイルや遊びの変化によって、難しくなりつつあります。結果として、相手への思いやりが欠けた子供たちが増えるという結果になるのです。そういった子供たちへに「人間関係の配慮の仕方」をなるべく体験として教えておくのは大人としての責務だと思います。



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2013.08.16 Fri l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
心理カウンセラーの田中勝悟です。

昨日の休日は妻と一緒に舞子公園(明石海峡の下にある公園)に行ってきました。
フリスピーやバトミントンをしたり、舞子プロムナードに行って一緒にソフトクリームを食べたりとても楽しい休日を過ごしました。

しかし、夫婦関係はとても難しいです。
お互いの歩み寄りがなければとてもじゃないですがやっていけません。
その難しさは毎年離婚するカップルが多いことからも伺えます。最初は好き同士で付き合い、愛し合うからこそ結婚したのに、次第にお互いの性格の不一致から離婚するケースは後を絶ちません。不幸なことです。

不幸な結婚の最たるものの一つがDVです。
DVは配偶者がもう一人の配偶者に暴言・暴力を振るう行為を指します。他にも心理的に束縛を強要したり、経済的に制限を加えたりすること(給料を渡さない)もDVに入ります。

また、DVは恐ろしいことに一度起こってしまうと、夫婦同士で改善することはほぼ不可能です。
夫が妻を殴ってしまい、それが続いてしまうと、残念ながら夫が殴らないように変わることは不可能になります。これは選択理論の全行動の概念を理解するとわかると思います。これは虐待を起こした両親が自分の力のみで虐待が起こらないようにすることができないのと似ています。

残念ながら、妻もしくは夫が配偶者の努力のみで変わることは不可能です。

私はDV加害者の更生プログラムとして、選択理論が大きな効果を上げるのではないかと思います。
選択理論では相手の上質世界を知ることでより良い関係の築き方を学ぶこと、自身の欲求のコントロールの仕方を学びます。つまり、良い結婚生活の歩み方のコツを知ることができます。
私はDVを防ぐために必要なものはより良い結婚生活の築き方のコツを知ることが絶対必要だと思います。

しかし、残念ながらDVを起こした方が自発的にDVの更生プログラムに参加することはなかなか難しいです。
先日DVの夫が妻を刺した事件がありました。こうした事件を見て、この夫がDV更生プログラムを受けていたとしたらどうだったのだろうかと考えてしまいます。

日本ではDV更生プログラムの制度がアメリカよりも劣っている部分があります。今までに何人かDV被害、加害者のカウンセリングの経験がありますが、なかなかカウンセリングではこのような問題を改善するのは難しいなと実感しています(ちなみに私は病院と学校でのカウンセリングの経験があります)。
やはり、何がいけないのか、どうすればいいのかを半ば強制的にしっかりと教えていくことが必要なんじゃないかと思うのです。アメリカでは実際にDVを起こしたと判断された場合は強制的にDV更生プラグラムを受けることが義務付けられています。

より良い夫婦生活を歩めるためにはそうした強制的な制度も必要ではないかと思うのですがいかがでしょうか?


↑結婚を考えているカップル向け。いかにして幸せな結婚生活を築けるか、ポイントを押さえて書いています。私も随分この本にお世話になりました。


↑こちらは熟年の夫婦向けです。なぜ愛し合った二人が徐々に気持ちがすれてしまうのか。二組のある夫婦を例に挙げ、彼らが幸せな結婚を歩むためにプロセスについて書かれています。皆さん、同じような悩みを抱えているんじゃないかな、という身近な例なので非常に親近感がわきます。



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2013.05.26 Sun l 人間関係 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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アンチエイジングの意味